<目からウロコ特集>
はたして、どちらが強いのか?
【値引き交渉対決】ベテラン営業マンのセールストークVSプロから学んだ心理交渉術
車を買う時にそのまま販売店に車を売ると100%カモられます。
私の場合、車販売店ディーラーでは30万円の下取りが、
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ミニバンじゃ物足りない。力強くなければSUVじゃない。充分な広さに走りと加速も追求してたどり着いたマツダのCX-5には、ガソリンとディーゼルがあります。
マツダが追求したこだわりの二つのエンジン。ガソリン車とディーゼル車って、見た目でわかる違いはあるんでしょうか。
見分け方や違い、どっちがいいのかについても徹底解説していきます。
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CX-5のガソリン車とディーゼル車の見分け方
引用マツダ公式HP
まずCX-5のガソリン車とディーゼル車、同じグレードのものを並べてみました。
同じ画像の使い回しじゃありません。マツダ公式HPの車種比較コーナーで二つを比べることができたので、ガソリン・ディーゼルどちらも同じグレードをチョイス。
並べて穴が空くほどじっくり見比べても、違うのは諭吉の吹っ飛び方ってことくらいしかわかりません。
車体のサイズも寸分違わず同じなんです。こう、実は数センチ単位くらいの差とか、あったりするんじゃない?なんて思ったんですが、全く同じ大きさでした。
引用マツダ公式HP
車の重さはけっこう違いますね。ガソリン車よりもディーゼル車のほうが90キロ重いです。お笑い芸人コンビのサンドウィッチマンの金髪のほう、伊達さんを乗せたガソリン車と、無人のディーゼル車が同じ重さってことです。
うん、サンドウィッチマンの伊達さん、体重90キロらしいです。ダイエットとかしてたら知りませんけど(笑)とにかく車の重さなんて見てもわかりません。
CX-5のガソリンとディーゼルじゃ、クローンか!ってくらい大きさに違いがありません。新型と旧型だと変わってくるのかな。ライバルSUVとの大きさなんかもちょっと比較してみました。
なんかステッカーが貼ってある
重さ以外に違いはないんかーってさらに調べてみたら、後ろの窓に貼ってあるステッカーに秘密がありました。
環境に配慮したエコカー減税対象車として、国から認定された車にはステッカーが貼ってあるんです。
環境に優しい車に対して、自動車取得税や重量税が免税だったり減税されたりっていう優遇処置がエコカー減税
ただ、車の種類とかグレード、重量によって減税額は変わる
CX-5ガソリン車は、自動車取得税は20%減税・自動車重量税は25%減税
CX-5ディーゼル車は、自動車取得税・自動車重量税ともに免税
でもどちらも共通の条件がある
- 平成31年3月31日までに新車登録なら、自動車取得税減額
- 平成31年4月30日までに新車登録なら、重量税の軽減処遇
で、CX-5はこのエコカー対象車種なので、こんな感じの環境省認定ステッカーのうちのどれか一つが貼られてます。
引用環境省
ただしこの環境省のステッカー、ガソリン車にもディーゼル車にも貼られてる場合があります。なので、このステッカーだけじゃCX-5がどっちのタイプなのか見分ける手段になりません。
と思ったら、ディーゼル車の場合、もう一枚ステッカーが貼られてるんです。今度は国土交通省のお墨付きの証のステッカーがくっついてます↓
引用国土交通省
ディーゼルって聞くと昔の機関車っぽいイメージがありませんか。あとは黒煙噴きまくってる昔の大型トレーラーとか。
環境に悪そうなひと昔前のディーゼルと違って、いまは排出ガスも抑えたクリーンディーゼルっていうのを採用。
だからCX-5のディーゼル車も環境に優しい低排出ガス車ってことで、ハイブリッド車みたいに国の認定を受けて、重量税なんかも免税になったりします。
さらにクリーンディーゼル補助金制度っていうのも適用されたり、税金だけじゃなく購入資金もちょっぴりお得になることもあります。
ガソリン車よりもディーゼル車の方が車体価格が高いので、その差を補うための援助システム
CX-5ディーゼル車は、クリーンディーゼル補助金対象車種
同じグレードのCX-5ガソリン車との車両購入価格の差額の1/12が支給される
ただし申請手続きなど条件あり
- 補助金用の予算が足りないと援助システム発動しないかも
- 去年の対象車種が今年も対象になるとは限らない
- 申請しないと補助金もらえず
- 申請期間は平成30年4月20日〜平成31年3月4日必着分まで
- 補助金支給を受けたら、3年間〜4年間は買い替えできない
- やんごとなき理由で買い替えた場合、支給額の一部返納もある
こんな感じでチョイチョイお得さアピールしてるディーゼル車は、環境省と国土交通省、ダブルでステッカーが貼ってあります。これを見れば見分けがつきますね。
よしよし、一件落着。
ってことにはなりませんでした。ディーゼル車にだけ貼られてる国土交通省のステッカー、貼っても貼らなくてもいいんです。
ついでに言うと環境省のステッカーも貼っても貼らなくてもお好きなように、というオチが付いてます。
ありゃ、見分け方、見つけたのにふりだしに戻っちゃいました。
ディーゼル車のみチョイスできるオプション
絶対これはディーゼル車だ!って断言できるオプションを見つけました。それが電動ガラスサンルーフ。
ディーゼル車のXD PROACTIVEとXD L PACKAGEっていうグレードのみに対応した、オプション価格86,400円の天窓です。
電動ガラスサンルーフ
引用マツダ公式HP
ガソリン車には、グレード云々関係なく電動ガラスサンルーフ設定がありません。でもディーゼル車のXDっていう若干お安いグレードもサンルーフ設定がありません。
なのでグレード限定ですが、サンルーフありのCX-5は間違いなくディーゼル車です。リッチメンが購入した車体ってことでもありますけどね。
ガソリンかディーゼルか区別するオプションも
引用マツダ公式HP
電動ガラスサンルーフほどのお高いオプションじゃなく、チープなオプションつければ給油の際の混乱は免れます。
ガソリンかディーゼルかの違いが分かりにくいと、燃料入れるとき困りますからね。買った本人なら分かるんでしょうけど。
でも例えば私が買って、たまに奥さんが乗って、奥さんがガソリンスタンドに給油に行ったら多分レギュラーガソリン入れちゃいそうです。
っていうか私自身ディーゼル=軽油すら知りませんでした(笑)ちゃんとエンジンに見合った燃料入れないと、動かないどころか故障や事故の原因にもなっちゃいます。
CX-5には、お手頃価格で装着完了まできっちりやって1,728円、という給油口アクセサリーがあります。
このアクセサリー付いてれば、確実にガソリン車とディーゼル車の見分けが付きます。そう、このチープなオプション付いてれば、の話です。
ココを見ればどっちか一目瞭然!
環境省や国土交通省のステッカーは任意だし、サンルーフだって諭吉が吹っ飛ぶオプションです。給油口のデザインだってタダじゃありません。
ってことは、ステッカーとかオプション付いていない場合は、ガソリン車なのかディーゼル車なのかわかりませんね。
じゃぁ見分け方ないんかい!と、ちょっぴりムキになって調べたら、見つかりました。というか執念で見つけました。外観で見分けられるポイント。
ただし「ココ!?」っていうくらいちっさい違いです。
見つからなくてムキになったのと、見つけた画像がちっさすぎて、眉間にシワが寄っちゃいました。
これはCX-5が好きで、どっちなんだろうって知りたいとか、よく車を観察する人じゃないとまず気づきません。
私みたいな初心者丸出し、ど素人からしたら確実に見落とします。それ以前にここなんか見ません。どこかというと、場所はココ↓
引用マツダ公式HP
このお尻についた小さな小さなマーク。リアエンブレムと呼ばれる部分ですが、この図柄が微妙に違うんです。
ちっさすぎてよくわからん!ってことで色々探してみたら、色違いを発見したので、拡大して並べてみました。
本来はクロームメッキ、つまり銀色仕様ですけどね。
引用Amazon
こんな感じで、ディーゼルだと赤文字で「D」の頭文字がくっついてます。なんか車漫画の名作「頭文字D」っぽいですね(笑)
私は「頭文字D」の漫画が好きで、アニメも好き。おまけにサウンドトラックも持ってます。だからと言って車が大好きとか詳しいわけでは全くありません。ただの漫画好きです。
で、漫画好きとしては、是非ともディーゼル車のCX-5乗って「頭文字D」のサントラかけて、ノリノリで運転したくなっちゃいました。
ちなみにこのブラッキーなリアエンブレム、Amazonで売ってます。Kemperというマツダの純正パーツを製造販売してるメーカーさんの正規品。
ガソリン車タイプ用
ディーゼル車タイプ用
カッコよくツヤ消しブラックに変えることができるんですね。変えることできるってことは、外したままの人もいたりするんでしょうか。
そうなってくると、確実に見分ける方法がないですね(笑)まぁわざわざリアエンブレムをいじくる方が多いとは思いませんけど。
だからCX-5がガソリン車なのかディーゼル車なのかを見分けたいときは、お尻のちっさい飾りで判断しましょう。
見分けは付きにくいけどやっぱり違う
リアエンブレムをいじらないことが前提で、一応見た目でガソリンなのかディーゼルなのかの区別がつくと判明しました。
もちろん見た目で区別できなくても、中のエンジンはしっかり仕様が異なります。
見えない心臓部はもちろん違う
引用マツダ公式HP
車の心臓部といえばエンジンです。マツダがこだわり続けるガソリンエンジンとディーゼルエンジンは、形や大きさなんかが違うって素人目でもわかります。
まぁエンジンむき出しなら、って条件ですから、やっぱり一般人には知る由もないでしょう。車のエキスパートの整備士さんならエンジン取り出して見る機会とかもあるのかもしれませんね。
静寂の中にある凛とした加速
ガソリン車のエンジンは、静かな走りと加速を可能にするマツダ独自のSKYACTIV-G 。私の友人が何台かマツダの車を乗り継いでいて、アテンザのワゴンやセダン、アクセラなんかを所有してました。
いずれもガソリンタイプで、アテンザのセダンに乗せてもらったことがありますが、とにかく走りがスムーズ。
信号待ちとかで一度エンジンが止まるアイドリングストップがついてました。エンジン再始動の音もほとんど気にならないほど静かだったし、何より加速がギュイーンってすごい。
あの走りがSUVのCX-5なら、もっと迫力ありながらも静寂で力強い走行するんだろうなぁって妄想して、勝手に盛り上がってました(笑)
エンジン音も走る楽しみのひとつ
一方でディーゼル車のエンジンは、パワー溢れる重厚な走り(だそうです)
こちらはマツダ独自のディーゼルエンジンSKYACTIV-D 2.2というものを搭載。私のイメージではバッファローが雄大な荒野を砂煙をあげながら荒々しく駆け巡る、って感じですかね。
ディーゼル車は乗った経験がないので、それこそ勝手な妄想と人から聞いた情報しかありませんけど。
ガソリン車に比べると、ディーゼル独特のエンジン音が少し気になるという話です。でも、ディーゼルのエンジンサウンドはあえて楽しむもの。
力強い加速と走行に追随する車の鼓動は、人の心拍みたいで躍動感溢れてる感じがします。なんか面白いと思いませんか。
まるで車が生きてるみたいな、エンジンサウンドは車からの声?みたいな。ディーゼル車は、アクセルの踏み込み加速に応じて音が変化するらしいです。
音が変化って、車と会話してる気分になりそうですね。人馬一体って言葉がありますが、現代では人を乗せるのは馬ではなく車がメインだから、さしづめ人車一体ってところでしょうか。
エンジン音をうるさいと感じる方にはディーゼルは向いてないかもしれません。でも走りも加速も、音さえも体感しながらドライビングっていうのもなかなか乙です。
なんだかいろいろ妄想してたら、本気でディーゼル車のCX-5が欲しくなっちゃいました(笑)
ちょっぴり欲しくなっちゃったCX-5。ディーゼルエンジンになんかデメリットとかあるんでしょうか。その辺りはこちらにまとめてみました。
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実際の走りはどっちが優秀?
引用マツダ公式HP
妄想は無条件で楽しいですね。現実に諭吉が吹っ飛ぶわけでもなく、いいとこ取りで一人ムフムフ夢が広がります。
でも、本気で欲しくなっちゃたら、現実世界に戻らねばなりません。ギュイーンと加速する走りっぷり、どこまで続くのか燃費という壁が立ちはだかります。
車体が大きいから、そんなに燃費も良くはないんだろうなーというのが私の予想。
気になる燃費は
燃費って、カタログなんかで「JC08モード」っていう日本独自の基準で計測した数値が載ってますよね。気にはなるけど、数字を見ても実際走った場合はどうなのか、いまいち把握しきれません。
ガソリン1Lで何キロ走れるかの目安になりますが、ほんと目安にしかなりません。
よく言われてるのが、JC08モードの約3割引きがおおよその実燃費。数字を鵜呑みにできないこのめんどくささは厄介です。
しかもJC08モードは数値がワンパターンしかないので、市街地と高速道路ではさらに実燃費が違います。だいたい市街地で信号につかまった時と、高速道路でスイスイ走ってる時とじゃ、エンジンの活躍加減が違うので、使う燃料も同じはずがありません。
で、マツダでは日本独自の燃費基準ではなく、世界基準の表示方WLTCモードを用いてます。平均値とともに、手を替え品を替えて、さらに3つのパターンで燃費を計測。
総合的なWLTCモード、市街地モード、郊外モード、高速道路モードと4種類の数値で比較できます。
おぉ。これは親切。計算ニガテな私には、比較しやすいWLTCモードはありがたいです。一応他メーカーさんの車とも比較しやすいよう、JC08モードとWLTCモードの両方の計測値を表にまとめてみました。
引用マツダ公式HP
実燃費はJC08モードの約3割引きが街で走行する場合の数値なので、WLTCモードの計測値の方が数字はより実燃費に近いですね。
で、ガソリン車とディーゼル車だと、ディーゼル車の方が燃費が良いことがわかります。1Lあたりで走れる距離が2〜3キロも変わるんですね。
ガソリン車もディーゼル車も燃料タンクには56L〜58Lほど燃料入れらます。満タンにしたら、走行できる距離が150kmくらい違ってくる計算です。
150kmって言ったら、大阪梅田あたりから出発して京都の天橋立までの片道分。結構な差が出ます。
燃費の良さをみると、断然ディーゼル車の方が優秀です。
この燃費の優秀さ、他メーカーさんの車と比較したらどんなもんなのかはこちらでご確認下さい。
燃費が良くてもディーゼルは車両価格が高い
CX-5の良いところは、駆動形式で選べないグレードがないところ。ガソリン車・ディーゼル車どちらにも同じグレードの2WD・4WDがご用意されてます。
だからがっつりアウトドア向きの4WDも、ガソリン・ディーゼルどっちも選べます。グレードと価格の違いはこの通り↓
参照マツダ公式HP
燃費の良さは断然ディーゼル車にありますが、車両価格がね…どのグレードもだいたい30万円高いです。
まぁこの車両価格も、少しはエコカー減税とかで縮まりますけどね。ただし平成30年度の税制改正で、エコカー減税の内容が若干変わりました。
これから購入を検討するならちょっぴり注意が必要かも。
以前はガソリン車も20%とか25%の減税額があったんですが、いつの間にかガソリン車の減税の項目が変わってました。
引用マツダ公式HP
一応、平成30年度5月現在のエコカー減税を比較するとこんな感じになります。ディーゼル車のほうだけ10万円ほど減税されてます。
ってことは、ガソリンVSディーゼルのお値段の違いは約20万円まで縮まりますね。
でもエコカー減税の利率は、またいつ変更になるか分かりません。年々引き上げられていく可能性もあるそうなので、この差額は参考程度にご覧ください。
新車登録日によって変わる場合があるということなので、詳しくはディーラーさんに聞いてみるのが確実です。
ガソリン車とディーゼル車、どっちがお得?
ディーゼル車とガソリン車、どっちがお得になるんでしょう。燃料の安さと燃費の良さで、お値段の違いはどこまでカバーできるのか、気になりませんか?
今ってレギュラーガソリン150円/L、軽油130円/Lくらいですかね。1Lあたり20円くらい違います。
ガソリン車とディーゼル車両では、エコカー減税を考慮すると車両価格差が20万円。元を取るのに何年かかるか、ザックリ試算してみました。
【ガソリン車】
WTLCモードの市街地での燃費 およそ12km/L
年間10,000キロ走ったとして、レギュラーガソリン833L消費
ガソリン価格150円/Lとすると、年間の燃料代が約125,000円
【ディーゼル車】
WTLCモードの市街地での燃費 およそ14km/L
年間10,000キロ走ったとして、軽油714L消費
軽油価格130円/Lとすると、年間の燃料代が約93,000円
ちなみに毎日30キロくらい走ると年間10,000キロ達成です。
で、ガソリン車に比べてディーゼル車だと、年間走行距離10,000キロで32,000円ほど燃料費が節約できます。ってことは、車両価格の差額20万円は6〜7年で元が取れます。
あれ。案外短期間で元が取れちゃいますね。新車で買って、2回目の車検過ぎたあたりでディーゼル車の方がお得になってきます。
私の友人は、一回車検通すか通さないかくらいで買い替えちゃう方がいます。彼みたいにちょくちょく乗り換えるタイプなら、ガソリン車の方がお得です。
毎日30キロも走らないとか、頻繁に買い換えるとか、いやいや長く愛車にするよとか、ライフスタイルによってガソリン車とディーゼル車のお得感も変わるってことですね。
あぁ、そういえば車体の色もプラスのお値段がかかるオプションカラーがあったりします。人気のカラーと併せて確認もお忘れなく。
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そもそもガソリンとディーゼル、何が違う?
引用マツダ公式HP
ガソリン車VSディーゼル車の見分け方とか違いはわかったけど、そういや何故マツダは電気とガソリンの両刀使いのハイブリッド車じゃなくて、ディーゼルなんでしょうね。
他メーカーさんって、ガソリン車かハイブリッド車じゃないですか。わざわざ軽油使うディーゼルなんかあるから、燃料間違えたら大変だし見分け方も知っておく必要が出てきちゃいます。
っていうか、ガソリンと軽油の違いってなに。
最後にちょぴり燃料トリビアご紹介します。
ガソリンの特徴
ガソリンエンジンでは燃料がガソリンですよね。ガソリンはそのままじゃ燃えません。気化してガスが発生して、そこに火種があると引火して燃えます。
ガソリンが気化してガスになる温度って、−40℃以下なんです。−40℃以下って言われても「むっちゃ寒そうっ」って思うくらいで、ピンときません。
ロシアの、眉毛も凍るほどの真冬の寒さくらいでしょうか。そう言われてもますますピンときませんけどね(笑)
とにかく「むっちゃ寒そう」な低い温度で、すでにガソリンからは揮発性のガスが発生してます。燃やせるスタンバイOK状態のことを引火点って言います。ガソリン常温だったら、もうバシバシ気化しまくって引火OKってことです。
だからガソリンスタンドってガソリン臭いんです。いつでも燃える準備万端のガスが広がってるから、ガソリンスタンドは火気厳禁なんですね。
そんないつでも燃える準備万端なガソリンガス、火が出る温度もだいたい決まってます。発火点は250℃くらい。250℃以上のものを近づけると火がつく=燃えるってことです。
ちなみにガソリンの自然発火温度は500℃くらい。地球温暖化で人が住めないくらいの気温になったら、そこらじゅうで火の手が上がるプチ太陽になるんでしょうね。
ガソリンの特徴
- 気化して引火可能になる温度は−40℃
- ガス化したガソリンに250℃以上の熱が加わると燃焼
- 勝手に燃えるとしたら、500℃以上の高温になった場合
ガソリンエンジンのガソリン
ガスが発生したり燃えたりっていうのも、勝手にボーボー燃えたらただの大惨事。
極寒でも引火スタンバイOK、でも勝手に発火しないガソリンが必要ですね。
その辺りは、賢い方たちの優秀な頭脳で扱いやすいガソリン作ってくれてます。どうやって安全な燃料にして、ガソリンエンジン内で燃える状態にしてるのかは…化学すぎてわかりません(笑)
ただ、ガソリンから揮発したガスを圧縮やら安全に扱える混合気体に変身させて、そこにチョロっと火種となる何かをぶち込んで、エネルギーに変換してます。
火種となる何かはスパークプラグというもの。ほんのちょっとの火花ですね。で、引火させるシステム発動でガソリンを燃料させて生まれたエネルギーで車が動く、ということです。
軽油の特徴
ガソリンと軽油、どちらも石油精製から生まれてます。同じ石油製品なのに何が違うかというと、軽油は引火ガスが発生する温度や火がつく温度がガソリンと違うんです。
軽油からガスが発生する温度は60℃弱。ガソリンはガス発生温度が−40℃でしたから、いつでも引火スタンバイOKはガソリンよりも温度が高くないといけません。
だから常温だとガソリンは揮発性のガスになっちゃいますが、軽油は常温ではガス化しません。ガス臭いとか燃料臭さがあまりしないっていうことです。
で、いつでも引火OKになった軽油が燃える発火点は210℃くらい。ガソリンよりも火がつく温度が低いんです。
ちなみに軽油の自然発火点は300℃。ガソリンよりも低い温度ですね。
火がつく温度がガソリンより低いので、ガソリンより早く燃焼が開始されます。ガソリンより早く車を動かすエネルギーを発生させることができるのが軽油なんです。
軽油の特徴
- 気化して引火可能になる温度は60℃
- ガス化した軽油に210℃以上の熱が加わると燃焼
- 勝手に燃えるとしたら300℃以上の高温になった場合
ディーゼルエンジンの軽油
ガソリンより揮発性が低いので、取り扱いが安全ですが軽油も燃料であることには変わりありません。
ストーブに使う灯油とディーゼルエンジンに使う軽油はほぼ同じ
さらに安全に車の燃料に活用できる状態に精製してあるのが軽油
この辺も、ど素人の私の頭では理解できません。が、なにやら難しい高度なエネルギーの原理を用いて、軽油がディーゼルエンジンに活用されてます。
で、ディーゼルエンジンは、火花じゃなくて圧縮した高温の熱を蓄えた空気の中に軽油を吹き込んで着火します。というかそういう風にできてるそうです。
圧縮熱エネルギーとか、化学のほかに物理学も混じってきちゃうので難しくて頭パニクりますけど。
難しい…のでガソリンは火種がいるけど軽油は空気熱で燃えるんだと漠然と把握して下さい(笑)
ガソリン・軽油同じように活用できないのはなぜ?
火をつける方法や燃え始める発火点の温度がガソリンと軽油では違います。
だからガソリンエンジンには軽油が使えないしディーゼルエンジンにはガソリンが使えないんです。
それぞれの燃料の特性が異なるのは分かるとして、なんで火の付け方、統一しないんでしょうね。
これは仮に軽油をストーブみたいに火花着火にしちゃうと、燃えすぎる・ススが発生しやすくなるという安全性の低下と環境に与える悪影響があるからです。
より安全に、より環境保護を目的に改良したら、空気熱エネルギーでの着火が最も効率いいという技術の進歩が生み出した賜物ですね。
さらにその進歩した優秀な技術でガソリンも火花着火をやめて、高圧熱エネルギーにすればいいのでは?って思います。
が、ここにはガソリンと軽油の発火点の違いが大きく関係してきます。ガソリン発火点は250℃、軽油は210℃でした。ってことは軽油に活用される空気の圧縮熱より高温じゃないとガソリンは着火しません。
軽油と同じ発火技術を組み込むと、コストが大幅に上がっちゃうんです。優秀な技術を組み込んで作っても、お値段高すぎたら誰も買いません。っていうか簡単に買えない代物は需要がありません。
だからそれぞれの燃料に合ったエンジンシステムを導入して、需要ある車に仕上げてるので、エンジンごとに車の特徴も変わってくるんです。
ガソリンと軽油の違いがどう走りに影響?
ディーゼルって、エンジン内部で軽油を一気に高温にして、爆発燃焼させています。そのとき発生するエネルギー、ガソリンを燃やしてできるエネルギーよりも軽油を燃やしてできるエネルギーのほうが大きいんです。
エネルギーが大きいと、タイヤの回転数が多くなります。
分かりやすく自転車に例えてみましょう。自転車って足でペダル漕ぎますよね。あんまり力まなくても自転車タイヤは回るけど、スピード出ないし進みは遅い。
でもえっちらおっちら一生懸命漕ぐと、ビュンビュン走れて坂道も登れますよね。自転車の場合は人力です。人力エネルギーが足からペダル、そしてタイヤへと伝わって前進します。
この人力エネルギーの代わりが、車の場合ガソリンだったり軽油です。タイヤに伝わる力が強ければ、自転車同様どんどんタイヤが回転して前進します。
で、軽油にはガソリンよりも多くのエネルギーを生み出す特徴があるので、より少ない燃料でもエネルギー充分=燃費が良いってことなんです。
さらにガソリンよりも発火点が低いから、素早くエネルギーになる=加速が良いということにもなってます。
だからガソリン車よりもディーゼル車のほうが、より逞しい走りと加速の良さ、さらには燃費の良さも加わってます。CX-5は、ガソリン車よりディーゼル車の方が人気があるんですよ。
オマケ・マツダ好きの友人談話
引用マツダ公式HP
電気はエネルギーが充分溜まるまで時間がかかりますよね。オール電化システムキッチンのコンロより、ガスコンロのほうが熱の伝わりが早い。
車にも同じことが言えて、電気でタイヤを動かすエネルギーを作るとモタつきます。でも電気だとCO2の発生を抑えることができます。
電気のパワー不足の欠点と、ガソリンやディーゼルのCO2発生の欠点を補うようにできたのがハイブリッド車。
普通に街を走る分には電気エネルギーでも充分ですけどね。CX-5みたいなアウトドア向きで、パワーも加速も求める走りには、いっぱいエネルギー生み出す石油系燃料の車の方が向いてるんです。
で、力強い走りとスムーズな加速を生み出すディーゼルエンジンに使う軽油は、日本ではあまり需要がありません。
やっぱりディーゼルって言ったら、ススは出るわ燃やしてCO2は出るわで、さらにガソリン車よりも欠点があります。
でも限られた燃料資源を無駄なく使うために、軽油をうまく活用できるエンジンを探求し続けてるのがマツダ。
こんなウンチク垂れてますけど、全部友人の受け売りです(笑)
マツダ車ばっかり乗り換えてる友人曰く、こういう資源を大事に、環境も考え、さらにすごい走りで運転が楽しくなる車が多いからマツダの車はいいよーって語ってました。
まとめ
車って奥が深いですよね。ちょっとエンジンのタイプが違うってことが、いろんな違いに繋がってます。
- ガソリンとディーゼルの外観はほぼ同じ(重さ以外、大きさはクローン状態)
- エコカー・クリーンディーゼルである証のステッカー(by環境省・国土交通省)
- ガソリン車にはないオプション(選ばれしディーゼルには天窓あり)
- プチオプションさえ付ければ絶対見分けられる(給油口にアクセント)
- お尻に見分けポイント発見(ちっさいエンブレムに”イニシャルD”)
- 見えないところで見分けはつく(まず見る機会のないエンジンの全貌)
- どっちが優秀かモロモロ比較
- 見分けて安心・燃料の特徴
パッと見ただけじゃ、ガソリンなのかディーゼルなのか見分けるのも大変ですね。
でも、どっちも力強い加速とドッシリとした走りを実現してくれること間違いなしです。アウトドアに適していながら、環境も考え、走りに特化してるとか、乗る楽しみが増しますね。
CX-5は、簡単に見た目じゃガソリンなのかディーゼルなのか見分けがつきにくいですが、人車一体の走る喜びはどちらも優れています。
どっち買おうか悩んだら、どっちも一度試乗して、走りの違いを体感してみて下さいね。
お得に車を買い換えたい方は試す価値あり(買取額60万UP)
車を買い換える時って、そのまま車を購入するお店、つまり販売店ディーラーに下取りで渡していませんか?それ、かなり損してます。
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