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デミオに惹かれてデミオが欲しくてたまらない。だけど、そもそも車を持つとどれくらい維持費がかさむのかな。そこのところをちゃんと知っとかないと、我が家の経済がザル勘定になっては困ってしまいます。
今まで向き合わなかった部分ではあるけれど、この際だからちゃんとデミオの維持費について調べてみましょう。
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デミオの維持費はいくらかかるの?
大体の年間維持費は35万円〜40万円と計算が出ました。
というわけで内訳を見ていきましょう。
自動車税
デミオはガソリン車、ディーゼル車全ての車が1500cc以下なので、自動車税は34500円の必要経費になります。自動車税は、4月から翌年3月までの1年分の税金を先払いすることなのです。
自動車任意保険
表の自動車の任意保険の20000円〜80000円の幅は保険会社の違いであったり、保険の内容や、運転者の年齢、運転経験など多くの違いで金額が変わってきます。
自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。その違いをざっと説明してみましょう。
自賠責保険というのは、国が設けたいわゆる強制保険のことで、車を購入したら誰しもが支払わなければいけない保険です。この保険に入らずに車を運転すると違反者として厳しい罰則が下されるようです。
自賠責保険の目的は、交通事故の被害者の身体に関する損害のみを対象としている保険です。その上、死亡事故3000万円、後遺症が出ても4000万円と上限が決まっているので上限を超えた支払いがあるときは自己負担で支払わなければなりません。
そうなんです。「何かあったとき」に自賠責保険で補えない分を補うのが任意保険になります。
【任意保険】
任意保険の補償範囲は、相手方の身体だけでなく、自分や搭乗者の身体・車・物など多岐にわたります。主な補償内容は以下のとおりです。
対人賠償保険
自動車事故で、他人を死傷させてしまった場合の補償です。
自賠責保険などの支払額を超える部分について、保険金をお支払いします。対物賠償保険
自動車事故で、他人の車や家屋、物を壊してしまった場合の補償です。
ガードレール、信号機、電柱、店舗なども補償の対象です。人身傷害保険
搭乗中や歩行中に、自動車事故で死傷したときの補償です。
過失割合にかかわらず、保険金額を限度に搭乗者傷害保険とは別にお支払いします。搭乗者傷害保険
ご契約のお車に搭乗中の方が、自動車事故によって死傷したときの補償です。対人賠償保険、人身傷害保険とは別にお支払いします。
車両保険
自動車事故で、ご契約されているお車に損害が発生した場合の補償です。
無保険車傷害保険
引用:チューリッヒ保険会社
実は私が若くてお金があまりなかった頃、自賠責保険と任意保険の意味がわからず、2つの保険に入らなくてもいいのではないかと思った時がありました。
ある日友達とそんな話をしていた時に、自賠責保険しか払っていない人が事故を起こし、その後自己破産したと聞いて任意保険の大切さを知りました。何か起こってからでは遅いと。
なのでそれ以来、任意保険は必ず入るように私はみんなに言っています。そんな自動車保険の内容についてとてもわかりやすい記事を見つけたので、ぜひともご覧ください。
車検費用
新車を購入したら、3年後に車検があり、以後2年おきに車検が必須となります。この時に最低限かかる料金は2種類。法定費用と非法定費用です。
法定費用は先ほど、保険でも出てきた「自賠責保険料、重量税、印紙代」
非法定費用とは「検査料や代行手数料」のことで、その金額はディーラーで車検を通した費用とガソリンスタンドや店舗での車検とでは若干変わってきます。デミオの場合は大体25000円くらいとなっています。そんなわけで内訳をざっと見てみると
- 自賠責保険料:25830円
- 重量税24600円
- 印紙代:1100円
- 非法定費用:25000円
合計:76530円となります。新車購入時はこれを3年で割り、以降は2年で割ると、1年間あたりの車検費用が算出できます。
駐車場代
全国平均の駐車場料金は月10000円。大きな都市ほど駐車料金は高く、倍以上の料金もあります。ただ持ち家に駐車場があれば駐車場代はかからないので、人それぞれ違った料金になるというわけです。
ガソリン代
実燃費がカタログ燃費の7割とすると、次のように計算されます。
○ガソリン車1300CC 2DW24.6キロ(燃費)→17.22キロ 4WD 20.6キロ(燃費)→14.42キロ
- ガソリン代1L146円×年間1万キロ÷17.22km/L(燃費)=84785円
- ガソリン代1L146円×年間1万キロ÷14,42km/L(燃費)=101248円
○ガソリン車1500 2WD 19.2キロ(燃費)→13.44キロ
- ガソリン代1L146円×年間1万キロ÷13.44km/L(燃費)=108630円
○ディーゼル2DW 26.4キロ(燃費)→17.48キロ 4WD 22.8キロ(燃費)→15.96キロ
- 2WD 1L124円×年間1万キロ÷17.48km/L(燃費)=70938円
- 4WD 1L124円×年間1万キロ÷15.96km/L(燃費)=77694円
ちなみに年間1万キロで算出しましたが、この数字を出すには本州の端から端を5往復すると越える計算になります。
引用:グーグルマップ
この距離をむやみに増やさないことが維持費削減にもつながることを一つ覚えてくださいね。
メンテナンス費用
以前車検に出した時に、整備士さんがそんなことを言っていました。
主な点検は以下の通りです。
メンテナンス費用 約26000円
- 1年点検
- エンジンオイル
- オイルフィルター
- ワイパー(1年に1回交換)
一方車検時のメンテナンスは以下の通りです。
1年点検に加え、ラジエター液、バッテリー、ブレーキパッドなど必要に応じて交換します。その費用が約58000円デミオにはかかるというわけです。
日常生活で1番気になる燃費について、さらに詳しい調査をしてみました。参考にしてくださいね。
デミオの維持費はどのくらい家計に影響が出る?
上記の結果、デミオにかかる経費は月にいくらか計算をしてみました。
- ガソリン車 月平均約33000円〜約35000円
- ディーゼル 月平均約32000円
この計算は以下の条件とします。
- メンテナンスは毎年行う
- 年1万キロ走る事と推定する
- 自動車保険は60000円換算
- 駐車場月10000円換算
月々の出費を抑えたいのは誰しもが願うところです。本当にこれ以上安くならないのでしょうか。維持費を節約する方法を考えてみましょう。
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維持費を節約する方法は?
もっと維持費が少なくて済む方法があるの?こうなるとさくらさん。意外な力を発揮するようで、ウォォォーと吠えながらパソコンでリサーチを始めました。
自動車任意保険
①保険会社を再検討してみましょう。
- 昔から実家がお世話になっている保険会社だから今も
- 免許を取得してから、何年も同じ保険会社。だって面倒くさいじゃん!
同じ保険会社をずーっと使い続けている場合、ちょっと待った!!確かに昔は人を介して保険に入っていました。しかし時代は変わり、今ではインターネットで保険に入れる時代です。そして、内容も対応も劣らず手厚い補償がついています。
インターネットからの申し込みには、ネット割引や早割などの恩恵にあずかることもありますので、一度保険会社を見直してみましょう。人気保険会社にランキングを参考にしてみてはいかがでしょうか?
【見直す時期?】自動車保険の比較おすすめ人気ランキング2018
②インターネットで保険会社を比較して選ぶ
保険会社を見直そうと思ったら、1社だけではなく、数社の見積もりを取ってみましょう。同じ保障内容でも保険料が違うことがわかると思います。年齢別に自動車保険一括見積もりを比較したリアルなインタビュ記事もよかったら参考にしてくださいね。
自動車保険一括見積もり比較の【年齢別】リアル体験談インタビュー
③いつのタイミングで保険会社を変えるとベストなの?
保険会社を変えることで節約できるタイミングとしては更新時がベストとなります。「等級」というのがあるのをご存知でしょうか?1年間無事故無違反であれば等級は上がり、最高が20等級となります。数字が大きいほど割引率が高くなる仕組みなのです。
④内容を見直す
「運転年齢条件を変える」「運転者を制限する」「車両保険の金額を減らす」などでも保険料は変わります。また、ゴールド免許か否か、前年度走行距離などからも割引はありますので、積極的に見積もりを出してみましょう。
車検費用
ディーラーで車検を通すと民間より高いと言われています。お金だけを見たら民間をお勧めしますが、メリットデメリットはそれぞれありそう。ちょっと見てみましょう。
見積もりをもらおう
車検では法定費用の部分はどうしても省くことはできません。ということは、法定費用はどこで車検を受けても同じということ。どこが節約できるかというと、検査料金や交換工賃や部品などになります。
車を長い間安心して乗るために、車検を申し込む先は重大な選択となります。安くったって、適当では困っちゃいますものね。できれば、良心的でしっかり見てくれるところに申し込みたいものです。車検を行っている車屋さん数カ所から見積もりをもらって、料金の違いを見たり、口コミなどもみてみましょう。
ディーラー車検のメリットデメリット
メリット
- 信頼感
- コンピューター制御の専用テスターにも備えているため、コンピューター系整備にも全て対応可能
- メーカーが正規ディーラーにしか渡さないマニュアルがあるため、自社の車に絶対的な自信がある
- 車検の定期点検項目以外の箇所の点検してくれ、先を見たアドバイスがもらえる
- 車検後の不具合は無料で対応
- 整備点検以外のサービスも充実
- 土日祝日営業
- 代車の無料貸し出し
デメリット
- 費用が割高である(がサービスの質を見るとコスパは悪くない)
- 自社メーカー以外の車の知識が薄い
民間車検のメリットデメリット
メリット
- 正規ディーラー工場に負けず劣らずの設備を保有する工場もある
- キャリアの長いベテラン整備士が在籍していることが期待出来る
- 幅広い車種を対応
- 民間整備工場がメーカー指定工場となっている場合もあるため、特定車種に強い場合もある
- 修理が必要となった時に、リサイクル品など活用してくれて経費が抑えられることもある
デメリット
- 車検後の保障がないため、不具合が出てもベット修理費用がかかる場合が多い
- 選ぶ工場によってクオリティの高低差がある
- コンピューター系整備に弱い
- 平日営業のみの会社が多い
- 配送サービスはほとんどないか、有料
- 代車サービスもないか有料
何においてもメリットデメリットはつきものです。よく考えて、何を一番大切にしたいかで決めると後悔しない選択ができると思います。
自分でできるところは自分で行う
自分でできる箇所で節約できるところは、ウォッシャー液やワイパーゴムなど簡単な箇所の補充や交換です。自分で行うことで工賃を節約することが可能になります。
タイヤを自分で用意する
インターネットなどでタイヤはリアル店舗よりも安く購入することが可能となります。自分でタイヤ交換ができる人は、自分で交換すれば、さらにかなりの節約になりますよ。また、自分でできなくても、持ち込み可能な民間を探すことでも違ってくると思います。
駐車場代
駐車場はリサーチ力がものを言いますね。家から駐車場まで同じ距離で少しでも安いところを見つけると良いでしょう。また、アスファルトで舗装された駐車場と、舗装されていない駐車場でも差があるかもしれません。
高速代を節約する
ETCをつけていますか?ETCを利用することで、深夜割引や休日割引、平日の朝夕割引など、高速料金の割引を受けることができます。高速道路を利用する月が多いほどその差はすごいことになりますよ。
ガソリン代
燃費をよくする走りを心がけてみましょう。
- 急発進、急停車を避ける
- ダラダラ運転せず、目的の速度まで上げたら一定速度を保つ
- クーラーを控える
- 運転速度を一定にする
- 不要な荷物を降ろし、車を軽くしておく
- ガソリンの安いスタンドを利用する
- ガソリンスタンドで現金会員になったり、カード会員になることでリッター割引が受けれる。しかもカードによってはポイントもつく
- アイドリングストップをつかう
- 高速道路で最も節約できる速度は80~90キロ
- 低燃費タイヤにする
- 駐車場ではエンジンを止める
- タイヤの空気圧を月に1度は点検し、減っているなら補充をする。
- 道が混んでいる時間帯の走行はできるだけ避ける
- 進行方向先の信号が赤ならば、アクセルから足を離し、マニュアルにして惰走する
- エアコンを使うと燃費が下がります。送風だけでも大丈夫ならオフにする。
日常での運転の仕方を気にするだけで、燃費がだいぶ節約できるはずです。今までの運転の仕方をちょっと見直してみましょう。また、歩いていけるところへは歩いたり自転車を使うなどをすれば、健康にもつながります。
メンテナンス費用
安心安全に乗るためには、ここはケチらず、1年に一度はしっかりと見てもらうことをお勧めします。節約のつもりで小さなことをケチった後、事故につながってなんてことになったら本末転倒ですよね。むしろ、毎年きちんとメンテナンスをしていた方が後々維持費が安かったなんてこともあるそうです。
その他
セカンドカーをお持ちなら、車から原付自転車に変えるという手もあります。今どのくらい車に乗っているか?本当に必要か?を考えると、節約にもつながりますよね。
乗るのが月8日以下だったら保険料は1日保険の方が安くなるケースも。あとは車を維持費の安い車に乗り換えることも良いアイデアですね。例えばコンパクトカーから軽自動車へ乗り換えれば、税金や保険料もグッと抑えることができますよ。
まとめ
- デミオの年間維持費はグレードの違いで約30万円〜約40万円
- 乗り方次第で増えることもあれば、若干減らすこともできる
- 任意保険の見直しや車の乗り方を見直してみることで維持費軽減につながる
- メンテナンスはちゃんと行うことが先見の明で見た時に安くすむ時もある
以上がデミオの年間維持費についてでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。マツダデミオについての面白記事はこちらにもありますので是非読んでみてくださいね。
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