新型ハリアー’20年6月フルモデルチェンジ注意点と新旧比較

<目からウロコ特集>
はたして、どちらが強いのか?
【値引き交渉対決】ベテラン営業マンのセールストークVSプロから学んだ心理交渉術

車を買う時にそのまま販売店に車を売ると100%カモられます。

私の場合、車販売店ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では88万円になりました。約60万GETしました。

複数社からの買取査定の比較は必ず行わないと損します。
なぜなら、市場の競争の原理として
買取業者同士で勝負してもらうことで買取額が吊り上がるからです。

一社だけに買取査定を依頼すると、比較する業者がいないので
必ず最安値の買取額を提示されます。必ずです。

そうならないために一括査定を使います。
大手買取業者10社以上が勝手に競ってくれます。

無料でその場で(スマホで)32秒で一括査定依頼が完了!

新型ハリアーの2020年6月17日フルモデルチェンジがトヨタから公式発表されました。予約開始日もキャッチ。今回はその最新情報と新旧比較をお届けします。

フルモデルチェンジに隠れた注意点もピックアップしましたので、ご検討の際にお役立てください。

スポンサードリンク

【新型ハリアー】速報! 価格は299万円から。さらに予約もスタート!

2020年5月10日追記

ハリアーの先行予約が始まったようです! それぞれのグレードの価格を一覧表にまとめました。 

すでに先行予約で契約した人もいるようです。

納期を遅らせたくないなら、早めの発注は必至です!

新型ハリアーの価格表

明らかになった新型ハリアーの価格は次のとおり。

 

新型ハリアー、発売前の値引きは5〜8万円

新型ハリアーの値引きは、車両本体価格から5万円から8万円です。

ハイブリット4WDのZグレード(474万円)が、契約ベースで値引き8万円というレポートも。

見積もり段階では5〜7万円の値引きが目立つので、契約時に少し上乗せしてくれるといったイメージでしょうか。

友人
フルモデルチェンジのニューモデル、しかも販売前の先行予約でも値引きあるんだね。

販売店にもよりけりですが、ご祝儀の値引きがあるところも見られるようです。

ただ、車両本体価格からの値引きは厳しく、オプション値引きや下取り額の上乗せでの値引きアップになるでしょう。

中には、値引き34万円という驚きの報告も。ただし、長く付き合いのある販売店での見積もりでした。ちなみに、グレードはガソリン2WDのZ(車両本体価格393万円)とのこと。 

でも、もちろんこれはすごくレアなケース。参考にするには厳しいでしょう。

すでに見積もりをとった人のレポートによると、現時点での値引き額は車両本体価格から5万円から8万円もあれば成功といったケースが多いようです。

新型ハリアーの納期は8月ころ?

すでに契約した人の話によると、新型ハリアーの納期は8月ごろの見込みとのこと。

今年は特別な事情で生産ラインにも影響が出てると思われ、受注ペースによっては納期が長期化する可能性も大きいかと思われます。

↓ 5月10日の見積もり時点で納期が7月下旬との情報も

かなり注目されてる新型ハリアー。ジムニーのように、納車まで1年以上待ち。なんてことにならないように祈るばかりです。

 

【ダイジェスト】新型ハリアー2020年フルモデルチェンジでの変更点と注意点

引用:トヨタ公式HP

フルモデルチェンジの特徴を個別に見る前に、変更点と注意点をダイジェストでご覧ください。全体像がつかめて、より理解が深まること間違いなし!

フルモデルチェンジの変更点
  • 洗練された都会的なクーペスタイルの外観
  • 内装の質感が更なる高級化
  • 高いレベルの燃費性能を実現
  • 2.0ガソリンと2.5ハイブリッドのパワートレイン
  • 安全性能の飛躍的な向上
  • 次世代基準TNGAプラットフォーム採用
  • ハイクラス充実装備の数々

あと、フルモデルチェンジしたモデルの「ここに注意! 」的なポイントもまとめました。特に「実物を見る前に予約するぜ」って方に見て欲しい内容です。

フルモデルチェンジの注意点
  • グレード限定装備がけっこうあって悩む
  • 欲しい装備がレザーパッケージ限定の場合も
  • CD/DVDレスのオーディオ
  • ステアリングホイールがカローラと共通デザイン
  • 立体駐車場に入らないかも? な1,855mmの全幅
  • ガソリン、ハイブリッドとも2WDが選択可能に!
友人
ひとことで言うと、新型ハリアーをフルスペックで堪能するなら最上級グレードがおすすめって感じです。 

ただ、それも含めて、好みのグレードやオプションを組み合わせることであなただけの1台が出来上がるのも新型ハリアーの楽しみのひとつと言えそうですね。

それではさっそく、今回のフルモデルチェンジの内容を見ていきましょう。

 

スポンサードリンク

ここが変わった! 新型ハリアー2020年フルモデルチェンジの変更点

引用:トヨタ公式HP

今回の新型ハリアーのフルモデルチェンジは内容てんこ盛り。じっくりご堪能ください。 

洗練された都会的なクーペスタイルのエクステリアデザイン

1997年に初代モデルがデビューしたハリアーは、誕生時から「都市型SUV」として新しいジャンルを切り拓いて先頭を走り続けてきたモデルです。

2020年のフルモデルチェンジではそのスタイリングに更に磨きをかけて、「他のSUVと一線を画す、シンプルながらもエレガントさと逞しさが融合した流麗なクーペフォルム」を実現しました。

↓ 全高を旧モデルより低くしてエレガントかつたくましい雰囲気に

引用:トヨタ公式HP

奇をてらわない正当進化したイメージですが、切れ長のヘッドライトとテールランプ、そしてサイドウインドによって、流れるようなデザインの強調が見て取れます。

さくら(妻)
かっこいい! SUV独特のモッサリ感が全然ないわ!!

そして、サイドボディーの隆起がダイナミズムを感じさせ、躍動感が嫌が上にも高まりますね。

源十郎
この立体感とシャープさの対比がたまらなくカッコいいよ!

↓ よりスタイリッシュに生まれ変わったフロントマスク

引用:トヨタ公式HP

フロントマスクはシャープなヘッドライトとハの字に開いた大型グリルが特徴的。安定感と敏捷さを兼ね備えた、スポーティーさに満ち溢れたフロントマスクです。

また、今回のフルモデルチェンジでエンブレムが変更となり、先代まで続いたハリアーオリジナルの「チュウヒ(タカの一種)」からトヨタエンブレムになっています。

↓ 先代ハリアーまで採用されてたチュウヒ(タカの一種)のエンブレム

引用:トヨタ公式HP

さらに、新型ハリアーに架装されたLEDヘッドライトには2筋に輝くL字型ラインがあしらわれ、翼を広げて羽ばたく鳥がイメージされる気がします。

↓ ダブルL字が存在感を高めるLEDヘッドライト

引用:YouTube

源十郎
エンブレムからは居なくなっても、チュウヒにつながるイメージは健在だね。

↓ 上: 消灯時 下:点灯時

引用:トヨタ公式HP

さくら(妻)
前をクールに見据えてる感じがイイわね。

↓ エレガントさと逞しさが融合した流麗なクーペフォルムの外観

引用:YouTube

フロントのオーバーハングがかなり長い印象。SUVとしてはオーバーハングが長めの先代ハリアーより長く見えます。

営業マン
ロングノーズが特徴の、レクサスのコンセプトモデル「LF-1 Limitless」を彷彿とさせるってよく言われます。

↓レクサスコンセプトモデル LF-1 Limitless

また、上級グレードのZに装備される19インチアルミホイールには高輝度シルバー塗装が施されてて、ウインドウまわりのメッキモールとの相乗効果でメリハリがついて引き締まったボディラインに。

↓ 高輝度シルバー塗装アルミホイールとウィンドウメッキモールがボディを引き締める

引用:トヨタ公式HP

リアのデザインもレクサスの系譜を受け継いだかのような、左右をつなげた直線状のLEDリアコンビネーションランプを採用。

↓ 先代ハリアーのリアビュー

引用:トヨタ公式HP

↓ 新型ハリアーのリアビュー

引用:トヨタ公式HP

↓ レクサスUXのリアビュー

 

引用:LEXUS公式HP

新型ハリアー 、巷でも「かっこいい!」「欲しい!」という声が続々と届いてます。

内装の質感が更なる高級化

ハリアーの進化は外観だけに留まりません。内装の質感もレクサス顔負けのハイクオリティ化を実現。

引用:トヨタ公式HP

馬の鞍をイメージしたというセンターコンソールが、厚革の「曲げ」や「縫製」の緻巧な意匠まで再現されてて、そのさりげない上質感に驚かされます。

↓ センターコンソールは馬の鞍をイメージ

引用:トヨタ公式HP

T-CONNECTに対応した12.3インチの大型ナビは上位グレードのZに標準装備、中間グレードのGにオプション設定となっていて、レクサスRXと同等のサイズです。

↓ T-CONNECT対応12.3インチ大型ナビ

引用:トヨタ公式HP

↓ レクサスRXのナビ

引用:LEXUS公式HP

友人
レクサスRXシリーズって最低でも500万以上だよね。それと同等サイズのナビつけちゃったって。

そして、ソフトパッドやメッキ加飾、さらにはピアノブラックのパネルを駆使してインパネのほとんどの部分がデコレートされてるので、プラスチック素材そのまま剥き出しの部分がほぼありません。

↓ プラ素材剥き出しのチープさを微塵も感じさせないインパネ周り

引用:トヨタ公式HP

もう高級志向へのこだわりがハンパなくて、レクサスUNやUXを超えたかもしれません。

↓レクサスUXのインパネまわり

引用:LEXUS公式HP

上の写真はレクサスUXですが、ほとんどが素材そのままで塗装やメッキなどの加飾は見られません。

また、ナビ画面も10.3インチと新型ハリアー採用の12.3インチの方がサイズ的にも上回り、今回のフルモデルチェンジで機能によってはレクサスブランドを凌ぐスペックを身に付けた結果となりました。

この12.3インチワイドディスプレイは、T-CONNECTナビとJBLプレミアムサウンドシステムとセットで、上位グレードのZに標準装備となります。

そして、中間グレードのGはオプション設定、ベースグレードのSだと装着不可となるので要注意。

12.3インチワイドディスプレイ
  • Z(上級グレード):標準装備
  • G(中間グレード):オプション設定
  • S(ベースグレード):装着不可

さらに、車載通信器(DCM)も、新型ハリアーはコネクテッドの機能として標準装備。

T-CONNECTナビを装着すれば、地図の自動更新「マップオンデマンド」にも対応だし、さらにオプション設定でレクサスと同じくオペレーターサービスも使えます。

  • 車載通信機器(DCM)標準装備
  • マップオンデマンド対応
  • オペレーターサービス使用可

高いレベルの燃費性能を実現

新型ハリアーには2種類のエンジンと駆動方式が用意されていますが、それぞれの燃費を

  • ハイブリッド2WD  :19.0km/L
  • ハイブリッドe-four:18.6km/L
  • ガソリン2WD :15.0km/L
  • ガソリン4WD :14.4km/L

を目標に開発されてるとのこと。

いずれもWLTCモードでの燃費なので、実燃費に近いと思われます。

同じエンジンを積むRAV4と比べてやや低い数値となっているのはやはり車重の差でしょうか。

友人
それでも、このクラスのSUVとしては申し分ない優秀さだよね。

2.0ガソリンと2.5ハイブリッドのパワートレイン

先ほどチラッと触れたとおり、新型ハリアーのパワートレインはRAV4と同じになりました。

↓ RAV4の2.0ℓダイナミックフォースエンジン

引用:トヨタ公式HP

新型ハリアーのパワートレイン
  • 2.5ℓ直4+ハイブリッド
  • 2.0ℓ直4+CVT(ガソリン)
  • ターボモデルなし
  • ハイブリッドにFF仕様が追加

ハイブリッドは2.5ℓダイナミックフォースエンジンを採用。しかも、リチウムイオンバッテリー仕様となり従来のニッケル水素バッテリーに比べて小型軽量化が可能となりました。

営業マン
モーター立ち上がりのパワフル化にも役立ってるんですよ。

また、新型ハリアーはバッテリー小型軽量化の成功で、ハイブリッドモデルのラゲッジ(トランク)容量がガソリンモデルと同等になっているということです。

ちなみに、レクサスのSUVシリーズは、UX以外では新型ハリアーが搭載するダイナミックフォースエンジンはまだ採用に至っていません。

源十郎
進化レベルで言うと、新型ハリアーはレクサスRXやNXを追い越しちゃったね。

安全性能の飛躍的な向上

新型ハリアーには、より進化した第2世代型トヨタセーフティーセンスが採用されました。具体的には、次のような機能です。

  • プリクラッシュセーフティーシステム
  • レーントレーシングアシスト
  • レーダークルーズコントロール
  • アダプティブハイビームシステム(AHS)
  • ロードサインアシスト・先行車発進告知機能
  • インテリジェントクリアランスソナー
  • ブラインドスポットモニター
  • リアクロストラフィックアラートブレーキ
さくら(妻)
安全装備が盛り沢山ってうれしいわよね!

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

プリクラッシュセーフティーシステム

昼夜の歩行者だけじゃなく、昼間の自転車にも対応した最新型のプリクラッシュセーフティシステムを採用。

引用:トヨタ公式HP

営業マン
その効果をぜひ動画でご覧ください。

↓ 35秒で分かる動画はこちら

 

レーントレーシングアシスト

車線の中央をキープして走行する機能。新型ハリアーでは更に、車線変更しようとしたときに後ろからクルマが近づいて来てると車線変更せずに今の車線をキープして走ろうとする制御が働くようになったとのことです。

引用:トヨタ公式HP

↓ カーブも自動で曲がる映像は圧巻です(全編1分28秒)

レーダークルーズコントロール

引用:トヨタ公式HP

車間距離を一定に保って前のクルマについて行きます。前車の加速や減速にも対応可能で、完全停止までサポートする全車速追従タイプのクルーズコントロール採用

↓51秒間の映像をご堪能ください

アダプティブハイビームシステム(AHS)

ハイビームのままでも、対向車や先行車の部分だけ遮光して相手に眩しい思いをさせないハイテクシステムを搭載。夜間での視認範囲がグッと広がりました

引用:トヨタ公式HP

営業マン
見えない部分が少なくなるので、交通事故の防止にすごく役立つと思います。

↓ この映像のキモ部分(1分30秒)から始まります

ロードサインアシスト・先行車発進告知機能

マルチインフォメーションディスプレイなどに、カメラで読み取った交通標識を表示してくれます。また、停止時に前のクルマが発進すると知らせてくれる機能もあります。

引用:トヨタ公式HP

さくら(妻)
うっかりものの源十郎さんにはありがたい機能ね(笑)。

インテリジェントクリアランスソナー

ペダルの踏み間違いなどによる、壁や電柱への衝突を防止してくれる機能です。

引用:トヨタ公式HP

友人
踏み間違いって大事故になりやすいらしいね。ブレーキだと思ってアクセル思いっきり踏んじゃってるから。

↓ バック駐車時の壁への衝突防止映像です(45秒)

ブラインドスポットモニター

斜め後ろに走行車両がいる場合に、ミラーに警告ランプがついて教えてくれる機能です。

引用:トヨタ公式HP

営業マン
あくまで目視が原則ですが、ミラーの死角に相手のクルマがいる時などに威力を発揮します。

↓実際の映像をどうぞ(26秒)

リアクロストラフィックアラートブレーキ

バックするときに、左右の後方から近くクルマがいたらアラートで注意してくれる機能です。衝突の危険がある場合は、自動ブレーキも発動されます。

引用:トヨタ公式HP

↓ 一瞬のヒヤリ動画を4秒でどうぞ!

新型ハリアーに乗るってことは、最先端のデザインを纏(まと)うばかりでなく、事故に遭いにくい安全な環境を手に入れるってことにもなりますね。

次世代基準TNGAプラットフォーム採用

引用:トヨタ公式HP

プラットフォームはTNGAが採用されました! 

源十郎
ティー・エヌ・ジー・エー?

 TNGAは、Toyota New Global Architecture(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)の略で、ひとことで言うとトヨタの新世代プラットフォームです。

TNGA採用車は、旧世代のTNGA採用前のトヨタ車に比べて乗り味が大きく向上してるし、ボディ剛性も高くなっているんです。新型ハリアーでは、ボディ剛性は実に先代の1.78倍にもなっているとのことです! 

SUVは背が高いのでどうしても乗り味がフワフワしがちですが、高剛性化でのイメージチェンジが楽しみですね。

ハイクラス充実装備の数々

新型ハリアーには、高級車にふさわしい数々の装備が用意されています。

後方録画機能付きデジタルインナーミラー

引用:トヨタ公式HP

新型ハリアーは前後録画機能つきのデジタルミラーを採用しました。なんと、この装備はトヨタ車初!

ドライブレーコーダーは今や必需品と言っても過言ではないアイテムですが、フロントガラス部への装着だけに視界への影響が気になるところでした。

↓ こんな残念なケースも

でも、新型ハリアー搭載のミラー一体型なら視界をさえぎる心配もないので、前方の視界はクリアに保ったまま録画が可能。

パノラミックビューモニター

クルマを真上から見下ろしたようなパノラミックビューモニターは安全にも役立ちますが、デザイン性が大きく向上することも忘れることができない機能です。

パノラミックビューモニターの採用によって、左ドアミラーの「耳たぶ」が取り払われることで、新型ハリアーの流麗なボディーが更にスマートに感じられることは言うまでもありません。

↓(左)耳たぶなし:(右)耳たぶあり

引用:トヨタ公式HP

快適温熱シート+シートベンチレーション

快適温熱シートとは、シートヒーターのことです。これは、一度味わったらもう「あの頃」には戻れません。寒い冬にはとても心地よい必需品です。

引用:トヨタ公式HP

シートベンチレーションは、シート内に風を吸い込むことで背中を冷やしてくれる機能です。夏はエアコンを入れてもシートが蒸し蒸ししがちですが、シートベンチレーションがあれば涼しく快適なこと間違いなし。

調光パノラマルーフ

新型ハリアーには、調光機能付きのパノラマルーフが採用されました。これは、トヨタ初はもちろん、レクサス車にも採用されてない最先端装備です。

↓ シェード オープン時(調光なし)

引用:トヨタ公式HP

調光ガラスの採用で、スイッチひとつで瞬時に透過と調光が可能です。調光時には障子のようなやわらかな光になるとのことで、上質感があって贅沢気分がたっぷり味わえそうです。

↓ シェード オープン時(調光あり)

引用:トヨタ公式HP

また、新型ハリアーのシェードは透過時でも紫外線約99%、赤外線約88%カット。シェードを開けても、日焼けやジリジリした暑さは遠ざけてくれそうです。

ただ、ルーフの開閉機能はありません。

↓ シェードクローズ時(閉じた状態)

引用:トヨタ公式HP

ナノイーX

従来のナノイーから、新型ハリアーではナノイーXに進化しました。従来より10倍の「OHラジカル」を発生させるとのこと。

助手席側のエアコン吹き出し口からこれを放出することで、空気の清浄や脱臭、除菌、さらには美容効果も期待できるそうです。

さくら(妻)
わあ! 私たちにはとってもうれしい装備ね!

このように、2020年のフルモデルチェンジを遂げた新型ハリアーは、まさに「生まれ変わった」ほどの進化を遂げたと言えるでしょう。

 

ここに注意! 新型ハリアー2020年フルモデルチェンジの注意点

引用:トヨタ公式HP

すべてが圧倒的に進化した2020年フルモデルチェンジの新型ハリアーですが、注意しておきたいポイントがいくつかあります。

いざ商談に入った際に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、ぜひ押さえておきたいところです。 

欲しい装備がつけられない? グレード選びは慎重に

新型ハリアーにはスゴい装備がたくさん用意されてますが、グレードやパッケージによって選べる装備が変わってくるので注意が必要です。

具体的には、標準装備されてるパターンとオプション選択可能な場合、それと、そもそも欲しくても付けられないということもあります。

グレード構成は、「Z」→「G」→「S」の3グレードで構成されてて、Sを除くZとGには本革シートが採用されたレザーパッケージの設定があります。

源十郎
Sグレードだと本革シートは選べないんだね。
グレード構成
  • 最高グレードのZ
  • 中間グレードのG
  • ベースグレードのS

あと、パワートレインは2種類用意されてて、2.5Lハイブリッドと、2.0L ノンターボガソリン。

↓ 2.5LハイブリッドはFF(前輪駆動の2WD)とE-Four(電気式4WD)

引用:トヨタ公式HP

↓ 2.0L ガソリン車にはFFと4WDが用意された

引用:トヨタ公式HP

友人
2.0リットルのガソリン車はターボじゃなくてNA(自然吸気)だね。
営業マン
先代まではターボ仕様もラインナップされてたんですが、今回のフルモデルチェンジではNA仕様のみとなっています。

では、このグレード構成をもとに注意点を見ていきましょう。

ベースグレード「S」には付けられない装備

2020年フルモデルチェンジの新型ハリアーでは、ベースグレードのSには付けられない装備が何種類かあります。

Sに付かない装備の例
  • シートヒーター
  • 助手席パワーシート
  • 12.3インチワイドナビ
  • アダプティブハイビームシステム
  • ブラウン内装

最上級のZにしか付かない装備もけっこうあるので、後でそのあたりも紹介しますね。

シートヒーターはZとGのレザーパッケージだけ選択可能

引用:トヨタ公式HP

新型ハリアーでは、シートヒーターはレザーパッケージとセットでの装備となります。レザーパッケージはZとGのグレード限定になるので、必然的にSグレードだとシートヒーターは付けられないということに。

さくら(妻)
え? こないだ乗せてもらったお友達の軽自動車にもシートヒーター付いてたのに、それが選べないの?

レザーパッケージは、シートベンチレーションも装備されるので内容としては充実してます。でも、レザーシートは必要ないけどシートヒーターは欲しいという人もきっといるはず。

友人
私は、冷え性だからシートヒーター欲しいな。

こういったニーズを拾い切れないのは惜しい気がしますね。

助手席パワーシートもレザーパッケージとのセット

助手席パワーシートも、レザーパッケージとセットでの装備となります。助手席の使用状況によっては少し残念かも? 

12.3インチワイドナビもSグレードは装着不可

引用:トヨタ公式HP

新型ハリアーのコックピットで存在感を放つ12.3インチワイドナビ画面は、上位グレードのZに標準装備、中間グレードのGだとオプションとなります。

そして、ベースグレードのSは選択不可で、8インチディスプレイが標準で装着されることになります。

友人
ここで差別化してくるかぁ。って感じね。

アダプティブハイビームシステムがSには付かない

引用:トヨタ公式HP

対向車と先行車の部分だけ遮光するハイテクなハイビームシステムがアダプティブハイビームシステムですが、装着されるのは上位グレードのZと中間グレードのGだけで、ベースグレードSには付きません

↓ アダプティブハイビームシステムの仕組み

引用:トヨタ公式HP

源十郎
安全装備だけに、グレードで差別せず付けて欲しかったな。

アダプティブハイビームシステムが付いてるか付いてないかは、実は見た目にも影響がありました。新型ハリアーの最も特徴的なルックスのひとつ、ヘッドライトのL字ラインの数が違うんです。

上位グレードのZと中間グレードのGはヘッドライトは2本のL字ラインで構成されてますが、ベースグレードSのL字ラインは1本だけ。外観上、目立つ部分だけにどうしても違いがはっきり分かりますね。

↓ L字2本ラインの点灯時

引用:トヨタ公式HP

しかも、ZとGの2本L字ラインは、ポジションランプ、デイライト、ターンランプの3役を担うのに対して、SグレードのL字ラインはLEDヘッドライトとなっているとのこと。

さらに、GとZがアダプティブハイビームシステムなのに対して、Sのヘッドライトはオートマチックハイビームに留まる仕様です。

友人
オートマチックハイビーム。これまた、軽自動車にも導入済みね。

先進的な機能とデザインを堪能するなら、ZかGのグレードにすべし? 

レザーパッケージだけが選択できる装備もアリ

先ほども軽く触れたとおり、新型ハリアーにはグレードによって選択できない装備がある一方で、レザーパッケージにしかついてない装備もいくつかあるんです。

レザーパッケージ限定装備
  • レザーシート
  • シートヒーター
  • シートベンチレーション
  • 助手席パワーシート

なお、レザーパッケージは上位グレードZと中間グレードGのみ選択可能。

源十郎
ベースグレードのSだと、快適装備のシートヒーターとシートベンチレーションもあきらめなくちゃだね。

悲報(?) 純正オーディオはCD/DVDスロットなし

新型ハリアーに装備されるディスプレイオーディオには、CDやDVDの再生は出来ないと思われます。

これは、新型ハリアーに先んじてディスプレイオーディオを採用したヤリスでもそうなんですが、 CDやDVDを楽しむにはディーラーオプションが必要になってきます。

↓ ヤリスのディスプレイオーディオ

引用:トヨタ公式HP

↓CD/DVD機能は無くなった

引用:トヨタ公式HP

源十郎
「音楽も動画も、もうネットで楽しむ時代だよ」ってメッセージなのかな。

↓ 参考:ヤリス純正オプション

引用:トヨタ公式HP

ヤリスのオプションCD/DVDプレイヤーは助手席下に設置するタイプでした。CDやDVDを抜き差しするときは少し面倒かも。

営業マン
ディスプレイオーディオの便利な機能もぜひご覧ください。

意外!? カローラと共通デザインのステアリングホイール

知ってる方もいるかもしれませんが、ステアリングホイールがほぼ共通となっている車種がいくつかあります。たとえば、新型ハリアーと共通なのがカムリやクラウン、そしてカローラ。

ステアリングスイッチ部なんかは全部同じです。

先代ハリアーは本革と木目調のコンビネーションで中央部がステッチのついた合成皮革のソフトバッドと、クオリティへのこだわりが伝わってきます。

引用:トヨタ公式HP

先代ハリアーでは装備されてたパドルシフトも、新型ハリアーになると無くなってます。

源十郎
今までハンドルにこだわったことないけど、そうなんだ。

立体駐車場に入らないかも? な1,855mmの全幅

先代ハリアーと新型ハリアーではボディサイズが下の表のように変わりました。

  先代ハリアー 新型ハリアー 差異
全長 4,725mm 4,740mm 全長 +15mm
全幅 1,835mm 1,855mm 全幅+20mm
全高 1,690mm 1,660mm 全高 −30mm
ホイールベース  2,660mm 2,690mm WB +30mm

高さが抑えられた以外は長さも幅も増加して大型化が施され、ひとことでいうと低くて重厚感のあるスタイルに生まれ変わったと言えるでしょう。

ただ、全幅については注意が必要で、設備によっては機械式の駐車場に入らない可能性が出てきました。

というのも、マンションなどの機械式駐車場は最大幅1,850mmのところが少なくないんです。たった5mmですが、許容値を超えてしまって収容できません。

平面駐車場なら問題ないですが、機械式の場合は駐車場のサイズを確認したほうがよさそうです。

朗報! ガソリン、ハイブリッドとも2WDが選択可能に

先代ハリアーは、ハイブリッド仕様にはE-fourという4WDの設定しかありませんでした。でも、新型ハリアーはハイブリッドでも2WDが選べるようになりました。これはうれしいポイント。

都市型SUVのハリアーなら、2WDのFFでその性能をじゅうぶん堪能できるはず。2WDがコストダウンにつながるなら買いやすくなりますよね。

 

スポンサードリンク

2020年フルモデルチェンジの新型ハリアーはライバルが増える? 

引用:トヨタ公式HP

ハリアーが属する車のカテゴリーといえば高級クロスオーバーSUV。当然、他社の同じカテゴリーのクルマがライバルとなるのですが、新型ハリアーはライバルを増やす結果となったようです。

他社同クラスSUVがライバルなのは従来どおり

もともとのハリアーのライバルがここにいます。

SUVでのハリアーのライバル
  • ニッサン:エクストレイル
  • マツダ:CX-5、CX-8
  • ホンダ:CR-V
  • 三菱:アウトランダー
  • レクサス:RX、NX

ただ、ハリアーはどの車種と比べても価格帯、味付けともオリジナル性が高く、本当の意味での競合は不在といった状況です。

アウトドアが大得意なニッサンエクストレイル

エクストレイルは2020年末から2021年明けにかけてフルモデルチェンジすることも有力です。これはますます対決が見逃せませんね。

エクストレイルのフルモデルチェンジに関して詳しくは「日産 新型エクストレイル 新エンジンとe-POWERで2021年フルモデルチェンジ!?」に書いています。

▼日産 エクストレイル

引用:instagram

【参考記事】エクストレイルのお勧めグレードは、20Xi!ハイブリッドとガソリン車も比較

たとえば、サイズ的にはエクストレイルやアウトランダーと同等ですが、ハリアーが泥をハネ上げて林道を走る姿は似合うとは言えませんよね。

↓ 三菱アウトランダーはPHEVなら停電時も安心

引用:instagram

【参考記事】アウトランダーのおすすめ人気グレードとスペック!ファミリーカー目線で調査!

↓ 「鼓動デザイン」が光るマツダCX-5(上)、CX-8(下)

引用:instagram

【参考記事】CX-5シートアレンジは車中泊も楽しめる!口コミ情報を大公開!

引用:instagram

↓ 正統派オフローダーのホンダCR-V

引用:instagram

【参考記事】人気低迷!?CR-V、2020年のマイナーチェンジでどう生まれ変わる?

都市型SUVという意味ではレクサスのRXやNXが挙げられますが、そうすると価格帯が違いすぎて競合になりにくいのが現状です。

↓ ハイクラスSUVのレクサスRX

引用:instagram

↓ 同じくレクサスNX

引用:instagram

源十郎
同じSUVでもいろんな特色があるんだね。

RAV4とは棲み分けで共存? 

同一のプラットフォームを採用してフルモデルチェンジの時期も近いRAV4は、同じトヨタ同士でありながら新型ハリアーのライバルになる可能性を秘めています。

しかし、アウトドアならRAV4、都会派SUVはハリアーと、トヨタの中では棲み分けが出来ててシェアを奪い合うことはなさそう。

友人
RAV4はアウトドアカラー全開だもんね。

新たなライバルはクラウンやアルファード/ヴェルファイア !

今回のフルモデルチェンジで豪華さと快適さがグレードアップした新型ハリアーは、クラウンやアルファード/ヴェルファイアが新たなライバルとして視野に入ってきそうです。

【参考記事】新型アルファードの豪華な内装を大量画像で紹介!グレードで色変わる?

というのも、SUVが人気になった理由は、そのスタイルと実用性が高いレベルで両立されたからでした。

スタイルと実用性の両立はセダンやミニバンが得意とする分野で、その最高峰のクラウンやアルファード/ヴェルファイアに通ずるものがあるのはご存知のとおりです。

↓ トヨタのフラッグシップ、クラウン

引用:トヨタ公式HP

【参考記事】トヨタ新型クラウンフルモデルチェンジ2018最新情報!好調な受注約3万台!内装や価格は?

実際にクラウンからアルファード/ヴェルファイアへ乗り換えるユーザーも増えていて、そこに新型ハリアーが加わっても何ら不思議ではありません。

SUVはいろんなカテゴリーの魅力を兼ね備えていると言えます。たとえばセダンのフォーマルさ。たとえばミニバンの広大な居住空間。たとえばワゴンの大容量ラゲッジ。

それだけに、どのクルマがライバルになるかは人によって違いが出るのも当然でしょう。

SUVとセダン、SUVとミニバン、そしてSUVとワゴン、それぞれのカテゴリー間の垣根がどんどん低くなって、異なるカテゴリー間での競争がさらに加速することは明らか。

特に、2020年5月からはトヨタの全店で全車種の販売が開始されます。

そんな未来の幕開けを新型ハリアーに感じてしまうのは、私だけでしょうか?

 

まとめ

  • フルモデルチェンジした新型ハリアーは7つの変更点と注意点をチェックすべし
  • 新型ハリアーの変更点は外観、内装、安全性能そして動力性能どれをとっても抜かりなし
  • 注意! 新型ハリアーはグレードごとに選べる装備に違いが
  • 新型ハリアーの新しいライバルはクラウンやアルファード/ヴェルファイア? 

 

お得に車を買い換えたい方は試す価値あり(買取額60万UP)

車を買い換える時って、そのまま車を購入するお店、つまり販売店ディーラーに下取りで渡していませんか?それ、かなり損してます。

言われるがままに販売店に安い値段で下取りする前に、複数の買取業者に比較してもらった方が買取金額は格段に上がります。私の場合はトヨタラッシュが下取り価格30万円、買取価格88万で差額約60万でした。

業者同士で対決してもらうと、びっくりするくらい買取額は上がっていきます。無料で1分でその場で(スマホ)できるので、車の購入費用を稼ぎたい方はやらない手はないですよ!

→今すぐその場で相場がわかる

[新登場]スマホで写真を撮るだけ??一瞬で高額査定!!電話営業一切なしで一括査定より速い!!あのDMMから新サービス!!

  • 一括査定よりも早く相場が知れる! 
  • 面倒な電話も無し! 
  • ササッとお車査定!

新車・中古車値引きの裏テク

ディーラーで働く友人に聞いたディープな値引きの裏情報などを暴露しています。実際に私がセレナを最大値引き額(50万円)を勝ち取った方法を無料公開中。

→リアルに使える裏知識を手に入れる
車値引き「限界額」を超えるコツ

自動車保険を安くするコツ

安い自動車保険を知りたい方はこちら。新しい保険がたくさん出てきていることを知っていますか?損しないためにも定期的に保険は見直すことを強くおすすめします。なぜなら間違いなくほとんどの方が3〜5万の節約に成功するからです。

→本当にいい保険会社を知る
自動車保険ランキング

 

スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください