＜目からウロコ特集＞
はたして、どちらが強いのか？
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最近のファミリーカーの定番といえばミニバンですね。広い室内空間にスライドドアは確かに便利で魅力的ではあります。だからと言って、全てがミニバンに備わっている訳ではないですよね。
落ち着いた外観、路面に近い運転席からの景色、ハンドルやシフト操作、自分が車を「操縦している」という感覚はミニバンでは満足出来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか？
トヨタのスポーツセダン「マークX」なら走る楽しさとファミリー利用の両立が可能かもしれません。今回はズバリ！マークXのおすすめ人気グレードをファミリーカー目線で調査してみました。それでは早速見て行きましょう。
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[マークＸ]ズバリ！！おすすめグレードはこれ
マークX 250G<ブラック202>
引用：トヨタ公式HP
- おススメグレードは２５０G
- 250Gは基本グレードの2WF（FR）
- 希望小売価格は最安価のFパッケージに比べ30万円程高い
- Fパッケージに比べ価格差以上の内外装の充実
- 安全性・使いやすさ・走行性はどのグレードも大きく変わらない
- 燃費はシリーズ最良同等の11.8km/L
- 最後は価格とマークXらしさのバランス
| パドルシフト | アルミペダル |
 |
 |
| ハンドルを握ったままシフトのアップダウンが出来る 「F1カーみたいでカッコいーな！」 |
見た目が最高にカッコいいアルミ製ペダル 「いかにも車好きでおしゃれは足モノからって感じ！」 |
引用：トヨタ公式HP
今回はファミリー目線でのグレード選定ということで次の5つを総合的に評価しました。
- 安全性
- 使いやすさ（室内空間、シートアレンジ）
- 走行性（乗り心地、走行制御）
- 価格
- セダンらしさ（高級セダン、スポーツセダン）
マークXはスポーツセダンとして安全性、使いやすさ、走行性についてはどのグレードでも大きな違いは見られませんでした。
マークXの寸法、他社セダンとの比較など詳しく調査した記事はこちら↓
マークXの全長サイズは?寸法&車幅の大きさも全部解説
マークXの実燃費、走り方のコツなど詳しく調査した記事はこちら↓
マークXの燃費の評価。高速道路での実燃費や走り方のコツ
マークXの安全性に関する装備一覧表はこちら↓
引用：トヨタ公式HP
ファミリーカーとして、「燃費や小回りが得意なコンパクトカー」や「圧倒的な大容量・室内空間のミニバン」などの選択しがある中で、スポーツセダン・マークXを検討するのですからやはり「価格」と「セダンらしさ」のバランスは必須ではないでしょうか？
ズバリ！！おススメのグレードは250Gです。
マークXは大きく7つのグレードに分類されていて、その内3つに4WD駆動車が準備されています。
今回おススメの250Gは7つのグレードの中で最廉価グレードの250G”Fpackage”（Fパッケージ）に続く低価格グレードとなっています。しかし、仕様を見ていくと下から2番目というよりも、マークXの品格を保った標準的グレードといった印象です。250GFパッケージをおススメしなかった理由は価格差以上にセダンとしての良さを失ってしまった印象が強かったからです。
また、スポーツセダンとしての走りの楽しさを求めるのであれば250Gより更に一つグレードの高い250Sをおススメしたいところではありますが、セダンとして満足できそうな250Gと比べて更に30万円、250GFパッケージに比べると60万円という価格差はファミリーカー目線での車選びでは待ったを掛けるべきところのように思ったからです。
| グレード | 価格 | 高級セダンの快適性 | スポーツセダンの楽しさ |
| 250G Fpackage | ★★★ （2,656,800円～） |
★☆☆ | ★☆☆ |
| 250G | ★★☆ （2,916,000円～） |
★★☆ | ★★☆ |
| 250S | ★☆☆ （3,207,600円～） |
★★☆ | ★★★ |
250S以上のグレードについて知りたい方は下の記事を参考にしてください。↓
マークXの口コミ・評価をグレード別に徹底調査
[マークX]FRと4WDはどう選ぶ？
先程比較した250G Fパッケージ、250G、250Sは全て2WD（FR）仕様車でした。この3つのグレードにはそれぞれ250G Four Fパッケージ、250GFour、250SFourという4WD仕様があります。雪の降らない地域の方であればだまって2WD仕様車をご購入されると思いますが、雪の降る地域の方であれば悩ましい所ではないでしょうか？
- 雪道ではやっぱり4WDが安心
- 止まる、曲がるは甲乙つけがたし
- 地域の特性とライフスタイルから最終決定
- 燃費差は牛丼250杯？
駆動方式の種類
2WDはTwo Wheel Drive (2・ホイール・ドライブ)の略です。
4つのタイヤの内、前2本または後2本のいずれかだけがエンジンから力を受けて動く仕組みです。
4WDはFour Wheel Drive (4・ホイール・ドライブ)の略です。
4つ全てのタイヤがエンジンから力を受けて動く仕組みです。
FFもFRも、どちらも2WDの仲間です。エンジンの場所とエンジンから力を受けているタイヤの配置が異なります。
マークXはFRと4WDがある。（4WD車はグレードにFourが付く）
FFはFront Engine /Front Drive（フロントエンジン/フロントドライブ）の略です。
車の前側にエンジンが配置されていて、車の前側の2本のタイヤがエンジンから力を受けて動く仕組みです。
FRはFront Engine /Rear Drive（フロントエンジン/フロントドライブ）の略です。
車の前側にエンジンが配置されていて、車の後ろ側の2本のタイヤがエンジンから力を受けて動く仕組みです。
駆動方式の選択
一般的に雪道に強いのは4WDと言われています。次にFF、最後がFRと言われています。
| 雪道での4DWとFFとFR | |||
| 駆動方式 | 発進 | 曲がる・止まる | 総合 |
| 4WD | ◎ | 〇 | ◎ |
| FF | 〇 | △ | △ |
| FR | △ | 〇 | 〇 |
停止の際は車が重い方が不利で、曲がる際は重量のバランスが悪い方が不利です。
走行性を評価するには滑ってしまってからの操作性など様々な要素が関係しますので意見が分かれるところでもあります。
坂道などでは重量バランスが変わってFF・FRの優位性が逆転する場合もあります。
厳密には地域の特性やライフスタイルも関係しますから今回程度の知識を持って地域のディーラー営業マンと一度相談されることをおススメします。
雪道は早めのスタッドレス着用と時間に余裕をもった行動でセーフティードライブが重要ですね。万一の備えは保険ですね。保険も一度加入したら内容も良く確認しないで更新している人がいらっしゃいますが、最近は保険商品も新しくなっていますから、気付いた時に保険内容の確認と見直し、どうせなら他社との比較もしてみるいいかもしれませんね。週末のお食事代ぐらいなら浮いたりするかもですよ！！
燃費と価格
| グレード（駆動方式） | 価格 | 燃費 |
| 250G (FR) | 2,916,000円 | 11.8km/L |
| 250G Four(4WD) | 3,161,160円 | 10.6km/L |
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[マークＸ]候補3グレードの詳細比較
ファミリーカー目線でおススメの250Gですが、その他の候補（250G Fパッケージ・250S）の外観と共通しない装備を詳細に比較していきましょう。
まずは外観から見て行きましょう。
外観
| グレード | 斜め/正面/寸法 |
|
250G Fパッケージ ブラック<202> |
|
|
250G ブラック<202> |
|
|
250S ブラック<202> |
|
引用：トヨタ公式HP
装備
続いては装備を見て行きましょう。
| 250G Fパッケージ | 250G | 250S | |
| 外観 | フロントバンパーモール （クロームメッキ）＆ ロアグリル（サイドフィン） |
フロントバンパーモール （クロームメッキ）＆ ロアグリル（サイドフィン）＆ LEDフロントフォグランプ |
フロントバンパーモール （ピアノブラック）＆ ロアグリル（メッシュ）＆ LEDフロントフォグランプ |
| ー | リヤスポイラー（ラゲージ＆バンパーロア） | ||
| アウトサイドドアハンドル （カラード） |
アウトサイドドアハンドル （メッキモール付） |
||
| バイキセノン式ディスチャージヘッドランプ＆ LEDクリアランスランプ |
Bi-Beam LEDヘッドランプ＆ LEDクリアランスランプ/ デイライト |
||
| UVカットフロントドアグリーンガラス | スーパーUVカットフロントドアグリーンガラス （撥水機能付） |
||
| UVカット機能付グリーンガラス（リヤドア・バックガラス） | UVカット機能付ソフトプライバシーグリーンガラス（リヤドア・バックガラス） | ||
| 16インチスチールホイール （樹脂フルキャップ付） |
16インチアルミホイール （シルバーメタリック塗装） |
16インチアルミホイール （切削光輝＋ ダークグレーメタリック塗装） |
|
| 内装 | ウレタン4本スポークステアリングホイール ＆ウレタンシフトノブ |
本革巻き4本スポークステアリングホイール （ディンプル付） ＆本革巻きシフトノブ |
本革巻き4本スポークステアリングホイール （ディンプル付） ＆本革巻きシフトノブ&パドルシフト |
| ペダル（アクセル＆ブレーキ） ＋フットレスト |
アルミペダル（アクセル＆ブレーキ） ＋アルミフットレスト |
||
| 運転席マニュアル ＋助手席マニュアルフロントシート |
運転席8ウェイパワー ＋助手席マニュアルフロントシート |
運転席8ウェイパワー ＋助手席4ウェイパワーフロントシート |
|
| ー | 快適温熱シート（運転席・助手席） | ||
| マニュアルチルト&テレスコピックステアリング | 電動チルト&テレスコピックステアリング（オートチルトアウェイ&リターン機能付） | ||
| ー | ステンレス製ドアスカッフプレート フロント車名ロゴ入り） |
||
| ー | 「ナノイー」 | ||
| 4スピーカー | 6スピーカー | ||
| ワイヤレスドアロック リモートコントロール |
スマートエントリー &スタートシステム |
||
引用：トヨタ公式HP
グレーの色付き部分は、セダンとしては「安っぽくなって残念だなぁ」と思う部分ではないでしょうか？黄色の色付き部分は、更に「後付けは面倒くさいなぁ」感じがしませんか？
ピンクの色付き部分は、あればスポーツセダンとして「運転が楽しくなったり、少しドライブが快適になるかなぁ」といった部分ではないでしょうか？
| 運転席8ウェイパワーフロントシート | スマートエントリー&スタートシステム |
 |
 |
|
|
引用：トヨタ公式HP
装備の違いは乗り心地にどんな影響があるのか？こちらの記事もご覧ください↓
マークXの乗り心地は実際どうなのか徹底的に調査した結果
[マークＸ]純正オプション品選定に一言
最近人気が高いカーオプションにドライブレコーダーがありますよね。ファミリーカーを検討中の皆さんにはドライブレコーダーは必須ではないでしょうか？
最近「煽り運転」の映像がテレビやネットで多く放送されています。煽り運転されること自体も怖いですし、危険ですが、放送の中には運転席や助手席からスマートフォンで撮影した映像もみられますが、危ないなーって感じがします。
恐怖のあまり「撮影してますよ」っていう防衛的アピールと万が一の証拠っていう意味の行動であることは十分わかるんですけど、そんな時こそ運転に集中しないとですよね。
また、当て逃げや交通事故の報道も良くみますが、あれも証拠があるから追跡されてますけども、証拠が無ければどうなるのでしょうか？たまに道端に情報提供の張り紙や看板を見かけます。古びて「長い間、全く情報提供がないんだろうな」というようなものにもお目にかかります。
- 解像度は192×1080（フルHD）
- 画素数は200万画素以上
- 画角は水平108°以上
- 前後撮影の2カメラ式
- 駐車監視機能付き
「安物買いの銭失い」この言葉はドライブレコーダー選定前によく考えなければいけません。事件や事故の証拠となるには、相手を特定できる情報つまり相手のナンバーや運転者の顔がしっかり映っていなければいけません。そのためには一定以上の品質のものを買う必要があります。
トヨタ純正オプション品：ドライブレコーダー価格
| 型式 | 値段 | 画素数/画質 | 駐車時録画 |
| DRD-C68 | 62100円 | 200万画素/フルHD（1920×1080） | 有り |
| DRD-C68A | 42660円 | 200万画素/フルHD（1920×1080） | 有り |
| DRD-H68 | 62100円 | 200万画素/フルHD（1920×1080） | 有り |
| DRT-H68A | 21060円 | 200万画素/フルHD（1920×1080） | 無し |
| DRT-AN1 | 53460円 | 200万画素/フルHD（1920×1080） | 無し |
| DRT-AN1A | 40500円 | 200万画素/フルHD（1920×1080） | 無し |
引用：トヨタ公式HP
トヨタ純正オプション品：ドライブレコーダー機能一覧
引用：トヨタ公式HP
スペック的には十分なラインナップですが、標準価格は一般市販品にくらべかなり高額なような気がします。新車と同時購入であれば手間いらずで配線などもきれいに仕上がると思いますが、市販品を購入して取付だけをお願いすることも十分できます。価格交渉の材料としても市販品の情報は持っておいた方がよいでしょう。
2018年上半期ドライブレコーダーのメーカー別シェアは以下の通り
- コムテック：30.2％
- ユビテル：19.5％
- JVCケンウッド：17.4％ 出所：BCNランキング）
そしてこの中で最も売れている商品がZDR-015、2017年の発売以降のロングセラーです。
主要な製品仕様はこちらです。
| 型式/メーカー | 価格 | 画素数/画質 | 画角 | カメラ |
| ZDR-015/コムテック | 下記 | 200万画素/フルHD | 水平115°垂直58°対角145° | フロント/リヤ共 |
事故や事件は昼夜問わず起こり得ます。このドライブレコーダーは夜間走行での画像がはっきり！くっきり！です。
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まとめ
- ファミリーカー目線選ぶなら250Gグレードがおススメ
- 最廉価グレードの一つ上で家計に優しい300万円を下回る価格設定
- スポーツセダンの品格を失わず、安全性や室内空間、走行性は他のグレードと大きな違いはなし
- 雪道走行の多い方は燃費と本体価格が不利になりますが4WDの検討をディーラー営業マンと是非
- ドライブレコーダーは人気オプションですが価格が高いため、市販品もしっかりチェック
子供は大きくなり、大人は年をとし、時に家族は増えファミリーカー選びは今だけを考えればいい訳ではありませんから中々大変ですよね。そんな中で汎用的なセダン車の中から普通のセダンとは一味違うスポーツセダン「マークX」の選択は賢い選択かもしれませんね。
車好きなお父さんも家族のことを考えたファミリーカー目線での提案はご家族に流石お父さんと言わせちゃうかもしれませんよ。
本日は最後までお付き合い頂いてありがとうございました。
マークXの蘊蓄（うんちく）を最終オプションとして頭に入れたい方はこちらの記事も是非ご覧ください。↓
トヨタマークXの意とは?歴史と由来を調査味
お得に車を買い換えたい方は試す価値あり(買取額60万UP)
車を買い換える時って、そのまま車を購入するお店、つまり販売店ディーラーに下取りで渡していませんか？それ、かなり損してます。
言われるがままに販売店に安い値段で下取りする前に、複数の買取業者に比較してもらった方が買取金額は格段に上がります。私の場合はトヨタラッシュが下取り価格30万円、買取価格88万で差額約60万でした。
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