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夏だ。海だ。山だ。キャンピングカーだ。と勝手に盛り上がっている源十郎です。そう、これからのシーズンにキャンピングカーを利用して、家族みんなでキャンプだ、という考えを妄想中なのです。
けれども、一つ疑問があります。そもそもこの日本の暑い夏にキャンピングカーにエアコン(クーラー)は必須なのかどうなの疑問なのです。あればそりゃ快適なんだろうけど、コストもかかるんじゃないか、電力結構使うんじゃないかとあれこれと考えてしまいます。
快適なキャンピングカーライフを送るためにも、キャンピングカーにエアコン(クーラー)を後付けしてでも取付は必要かどうか検証します。
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キャンピングカーにエアコン(クーラー)無しで暑さに耐えられるの
この記事をここまで読み進めたあなたは、何らかの理由で、キャンピングカーにエアコン(クーラー)を後付けしてでも取付た方がいいんじゃないかと考えていると思います。では、なぜ、キャンピングカーにエアコン(クーラー)を後付けしてでも取り付けをた方がいいのでしょうか。
夜のキャンピングカーの車中泊は、意外と涼しくてエアコン(クーラー)なしでも快適でしょう。窓全開で夜風にでもあたってぐっすり眠りますよ、と考えていたそこのあなたは何年前の事でしょう。今の最高気温は40度までになります。死んじゃうかもしれませんよ。
と言ったら言い過ぎかもしれませんが、日本の夜の車中泊を甘く考えていてはいけません。昨今、室内で熱中症になり、救急搬送をされる方が多いです。車の中でエアコン(クーラー)をかけていても熱中症になる子供もいます。
エアコン(クーラー)無しの車中泊は熱中症になるそんな危険も当然あるということです。危険な暑さと戦うなんてあなたはできますか。私は身を削ってまでの戦いは無理ですね。
そりゃ暑い中、エアコン(クーラー)がキャンピングカーに取り付けてあったら、快適なキャンプになると思っていらっしゃるでしょう。そりゃ確かにそうです。しかし他にも良い点は色々とありますよ。
確かにおしゃる通りなんですが、デメリットも当然ありますよ。そのマイナス部分を受けいれて、なお後付けしてでも、エアコン(クーラー)を取り付けようと考ますか。私は取り付けたい方向ですが、デメリットなども検討しないといけないですね。
ものごとに、必ずメリットとデメリットがあります。キャンピングカーに後付けしてでもエアコン(クーラー)を取り付けることのメリットとデメリットを考えてみましょう。
キャンピングカーにエアコン(クーラー)を後付けしてでも取り付けるメリット
キャンピングカーにエアコン(クーラー)を後付けることのメリットは、何点かあると思います。
キャンピングカーを快適にしてくれる
これは、誰もが浮かぶメリットだと思います。予算の関係でエアコン(クーラー)が無くても後付けでエアコン(クーラー)を取り付ける事も出来ます。どんなに外が暑かろうと、湿度ムンムンだろうとキャンピングカーの中にエアコン(クーラー)があれば快適な温度にしてくれます。
昼食時にパーキングエリアで食事をするにも、夏場は混んでいますよね。小さな子供もいますので、座る席が無いと困ります。そんな場合はテイクアウトで、車中の昼食タイムとなります。
このような場合はとても便利です。逆にパーキングエリアの混んだ食堂よりも涼しく快適に食事が出来ますし、子供の事も気にすることが無く食事をする事が出来ます。
当然、子供達は食後のお昼寝タイムになりますよね、そのような時でも暑さを気にせずに子供達を寝かせつける事も出来ます。
野外で釣りをしたり、子供達と泳いだりなどをして楽しく遊んだ後の、キャンプ場にあるお風呂は最高ですよね。その後にエアコン(クーラー)無しでは汗だくで、お風呂に入った意味が無くなってしまいます。
その点、キャンピングカーにエアコン(クーラー)があれば、子供達と遊んだ余韻も楽しみながら家族で夕食タイムも出来ますし、子供達の楽しそうな姿と涼しさは、自宅で過ごす以上の快適さをもたらしてくれます。そんな家族の姿は日頃の疲れも吹っ飛んでしまいます。
車内を巨大な乾燥機の代わりになる
子供達とキャンプに来ているわけですから、いろんなものが汚れたり濡れたりしますよね。
例えば、小さな子供がいる家庭では、衣類なんかはいくら着替えがあっても足りないくらい汚れてしまうわけです。ママはどこにいても大変ですよね。そんな時に活躍してくれるのが、エアコン(クーラー)の除湿機能です。
山の天気はかわりやすいので、あいにく雨が降り出したりしても、傘を差さずに子供達を自由に遊ばせる事もできます。洗濯して、キャンピングカー内のエアコン(クーラー)の除湿機能を使えば、洋服を車内で乾かす事ができます。
自宅とは違いキャンピングカー内はさほど広くないので洗濯物の乾きも早いはずです。雨も気にせず自由に子供を遊ばせてあげた思い出は、子供にとっても一生忘れる事の出来ない思い出づくりにもなります。
エンジンを切ってもエアコン(クーラー)を使うことができる
キャンピングカーにエアコン(クーラー)を後付けしてでも付けることによる最大のメリットがエンジンを切ってもエアコン(クーラー)を使用できる事だと私は思います。
ある程度の暑さなら、カーエアコンでなんとかなるかもしれませんが、しょせんは、トラック使用がベースですので、後方の室内空間を十分に冷やすまでの能力は高くありません。なので、後付けでも付ける方が多いようです。
さらにキャンプ場やはたまた行く途中の高速のパーキングなどは、アイドリングが厳しい場合や、特に夜のパーキングエリアはトラックが多い為、エンジンをかけたままのトラックの横などに車を置いたら最悪です。
エアコン(クーラー)なしの場合は窓を開けていなくてはなりません。とてもうるさくて寝るどころではありませんし、会話も聞こえないぐらいです。車内に後付けでも、取り付けたエアコンがあれば、たとえエンジンを切っても車内を冷やしてくれます。外の音も気になることもありません。
自分だけの書斎や秘密基地にもできる
キャンプ以外の使用例で、エアコン(クーラー)が無い場合、後付けで取り付けることによって、自宅の他に自分だけの空間にしてしまうことも可能です。実際問題、キャンピングカーの稼働時間は、一年間で考えれば、ごくわずかですよね。
そのまま車を置いておくのももったいないので、私の場合は子供も気にせずに仕事に集中することも出来ますから、とても便利な活用方法だと思います。
また、都心部では、自分の書斎を持てるような大きな部屋に住むこともなかなか難しいですよね。そんな時にキャンピングカーにエアコン(クーラー)さえ付いていれば、夏の暑い時期だって、冬の寒い時期だって、自分だけの隠れ家にしてしまうこともできるんです。
実際、キャンピングカーを所有している友人は、普段は書斎がわりに使っていて、話に聞くと結構快適に過ごしているとのことでした。いいですね、子供に返ったみたいで、秘密基地をもった気分です。誰でも憧れてしまいますよね。
キャンピングカーでいつでもどこへでも行ける
キャンピングカーにエアコン(クーラー)を導入することにより、その行動範囲とキャンピングカー自体の稼働期間を伸ばすことができます。
テレビの番組で、仕事をリタイアされた方が愛犬を連れて、日本中を旅している番組の紹介がありましたが、そのような場合はエアコン(クーラー)が必需品になりますよね。今では犬も猫も子供と同じで、犬や猫の為に自宅のエアコン(クーラー)をかけっぱなしの方が多いです。
動物の場合は温度調整が難しくて、すぐに病気になってしまいます。動物を同伴で旅をしていらっしゃる方の殆どの方は、初めからエアコン(クーラー)を取付るか、無い場合でも後付けのエアコン(クーラー)を取付ている場合が多いです。
例えば、暑すぎてキャンプは無理だと思っても後付けのエアコン(クーラー)取り付けてあるおかげで、普段であれば過酷な自然環境で行けないような場所にも、行けるようになります。
はたまた寒すぎてキャンプへ行くのはやめておこうと思っていた場合でも、エアコン(クーラー)があればキャンプに行くことも可能としてくれます。
じゃあ、思い切って今年の夏は、大阪からフェリーを利用して北海道まで行き北海道を1周旅行も出来てしまいますよね。通常ならたくさんの荷物を持って子供を3人連れて、行かなければならない旅行も、キャンピングカーがあるおかげで、遠出も出来るようになります。
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キャンピングカーにエアコン(クーラー)を後付けするデメリット
では、次にキャンピングカーにエアコン(クーラー)を後付けする事のによるデメリットを考えてみます。
エアコンは、めちゃくちゃ電力を使う
キャンピングカーにエアコン(クーラー)を後付けする事による最大のマイナス面が電力不足です。
どれぐらいのめちゃくちゃな加減で、エアコン(クーラー)は電力を消費するのかというと、一般的なキャンピングカーのバッテリーをフル充電でエアコン(クーラー)を使用した場合、夏の昼間であれば、2〜3時間程度、夜でも3〜4時間程度で空っぽになってしまいます。
なのでエアコン(クーラー)の大量に消費される電力を確保する対策をしていなければなりません。現実的にはとても大変で使用できないという結論です。
その他の電化製品の使用も抑えなければなりません。例えば、必需品の冷蔵庫やテレビ、レンジなども使用するわけですのでもっと電力の効率は悪くなります。絶えず電力の状態をチェックしながら走行しなければならなくなります。
エアコン(クーラー)の為に他の電化製品が使えないのも困りますよね。夜のうちにエアコン(クーラー)で電力を使いすぎて次の日に影響が出る事もあるのです。バッテリーも酷使しますから、早くに買い替える必要も出てきてしまいます。
室外機は何処に?金銭コストもかかる
忘れてはいけないのが、エアコン(クーラー)を後付けするのには、当然ですが室外機も取り付けが必要となります。その室外機をおくスペースの確保が大変であるということです。
最初からエアコン(クーラー)を取り付けることを前提のデザインのキャンピングカーなどは、室外機を置くスペースを後方バンパーの上などに確保してありますが、後付けの場合はその場所の確保がとても難しいのです。
実際に後付けするには室内のどの場所に取り付けをするのかも考えなければなりません。当然、取り付けた場所により、室内の空間が狭くなったりします。
そして、それでも実際にエアコン(クーラー)を取り付けるとなると、その周辺機材に結構な金銭的コストがかかってきます。車内に後付けでエアコン(クーラー)を取り付ける場合には、インバータなども必要となってくる場合もあります。
また、エアコン(クーラー)の後付けは、とてもじゃありあませんが、素人には無理です。エアコン(クーラー)の取り付け業者に頼む必要性がありますので、その作業費用もかかります。
エアコン(クーラー)の後付けに必要なインバーターというのは、上記のようなアイテムで、車内用電源を家庭用家電製品が使えるように切り替えてくれる装置です。インバーターが無いと稼働しません。
そういった部分のデメリットを考慮してでもなお、キャンピングカーにエアコン(クーラー)の後付けは必要なのかどうかを考えなければなりません。
エアコン(クーラー)を後付けするにはインバーターだけでは済みません。エアコン(クーラー)の購入費用、バッテリー、工事費その他あれば便利なソーラー充電器なども考えると60万~70万は見ておかなければならなくなります。
しかし、余分に60万~70万の費用をかけても使用頻度が少ないと、元が取れるところまではいきません。上記でご案内したように日々、書斎などと兼用に使用するのならば良いでしょうが、キャンピングカーだけの使用でしたら考えものですね。
その他のデメリットは室外機と車内のエアコン(クーラー)の重さもキャンピングカーに負荷がかかります。ですから当然、燃費も悪くなるでしょう。快適を取るか、コストの悪さを取るのかはユーザーの考え方次第かもしれません。
キャンピングカーにエアコン(クーラー)は後付けでも必須!解決方法は?
とまあ、色々とキャンピングカーにエアコン(クーラー)を後付けをすることについて、メリット・デメリットをしてきましたが、真夏に山へ海へキャンプに行きたいならば、エアコン(クーラー)は必須であると言わせてもらいます。
これは、キャンピングカーを持ってる友人も実際言っていたことですが、夏は、暑いです。そして日本の夏は湿気が半端ではありません。この辺を軽くみて、真夏にキャンプに出ようものならば、手痛いしっぺ返しに合ってしまいます。
例えば、子どもが夜中に脱水症状なんてこともあり得ますし、お金で解決できない事もあります。そんな危険を避けるために、エアコン(クーラー)は必要なんです。
でも、あれほどエアコン(クーラー)のデメリットを言ってきたじゃないかということですが、ご安心ください。その解決策をご提案させて頂きます。
その解決方法とは、ウィンドウエアコンの設置と扇風機やサーキュレーターの併用です。
ウィンドウエアコンを取りつける
扇風機やサーキュレーターで消費電力を減らす
エアコン(クーラー)の電力対策①発電機
エアコン(クーラー)電力対策として、発電機を使うという手があります。確かに電力の確保にはいいのですが、一つ大きな欠点があります。それは、うるさいという事です。周囲に他のキャンプ利用者などがいるとその人たちにも迷惑がかかってしまいます。
それでも他に利用客がいなかったり、そもそも騒がしい場所のキャンプであれば、発電機は大いに役に立ちます。しかし寝る時の音は気にはならないのでしょうかね。そのあたりが少々心配の種ですが、暑い中で寝るよりも我慢できるかもしれません。
エアコン(クーラー)の電力対策②サブバッテリー
サブバッテリーを積んでおくという対策があります。サブバッテリーを前もって充電しておきましょう。これを車内に積んでもって行くわけですが、1泊であれば、この方法で乗り切れるかもしれません。
かもしれないと言ったのは、エアコン(クーラー)の電力消費がなんども言うように、めちゃくちゃかかるからです。サブのバッテリーを仮に2個積んでいったとしても、走行中もエアコン(クーラー)を使って行くとなると初日には全て空になってしまうでしょう。
そのバッテリー1つを満タンにするためには、ものにもよりますが、およそ200キロメートルも走行しなくてはなりません。なので、これも現実的な対応にはならないかもしれません。
エアコン(クーラー)の電力対策③ソーラー発電
その他にもソーラー発電という手もありますが、やはりエアコン(クーラー)の電力消費を賄うまでにはいきません。サブ電力として考えるにはよいかもしれませんが、主戦力にはならないと言う事です。
よって、1番の解決策になるであろう対策は、ズバリ電源のあるキャンプ場もしくは、RVパークを利用するという方法です。今では、結構電源設備のあるキャンプ場は、増えてきています。
なお、RVパークというのは、キャンピングカーを持っている人たちを応援しようというなんともありがたい施設で、電源設備はもちろん、有料で車中泊できるスペースや、24時間利用可能なトイレも完備されています。はたまた入浴施設までもが付いています。
電源の補充も出来て、子供達が夢中になって遊んでいても、入浴施設があれば安心です。車内はエアコン(クーラー)で快適に寝る事も出来、トイレもあれば言う事無しですね。
将来的には、全国で1000箇所ほどにしていくそうなので、これからもっと一般的になっていくのかもしれませんね。日本中に出来れば、より一層キャンピングカーでのお出かけが楽しみです。
引用:くるま旅公式サイト
ちなみに同じく冷やす冷蔵庫についてはキャンピングカーの冷蔵庫を徹底調査。電源やバッテリーは?もあわせてお読みください。
キャンピングカーにエアコン(クーラー)はいらないという場合は
とは言っても、エアコン(クーラー)の後取り付けには、本体価格も含め結構な費用がかかります。決して安いものではありません。でも昨今の日本の夏は暑いです。稼働期間がほんの数カ月のために本当にエアコン(クーラー)が必要なのかどうかは、悩んでしまうのも当然あると思います。
エアコン(クーラー)の後付けに関しては決してコストパフォーマンスはよくないと感じる人もいると思います。であれば、キャンプ場所の選定を変えれば、エアコン(クーラー)がなくても大丈夫かもしれません。例えば、真夏でも夜ならば涼しくなる高原を選んだり、真夏のシーズンを外すという手もあります。
こちら、同じように気になるキャンピングカーでのトイレ事情。こちらもあわせてどうぞ。
まとめ
- 真夏に海へ山へキャンプに行く人は、キャンピングカーにエアコン(クーラー)を後付けでも取り付ける
- キャンピングカーのエアコン(クーラー)は熱中症やその他のトラブルを避けるためにも必須
- エアコン(クーラー)の後付けは、金銭的費用もその他のコストもかかる。そしてその稼働期間は一年のごくわずか
- エアコン(クーラー)をつけるなら、室外機のないウィンドウエアコンがオススメ。扇風機などのアイテムで冷房効率を高める
- エアコン(クーラー)をつけないなら、行く場所を涼しい高原にしたり、真夏のシーズンを避けよう
私は真夏に家族を連れて、海へ山へ出かけるタイプですから、ウィンドウエアコンを取り付けちゃうんだろうなぁと思います。そのためにも電力の確保が大切な事も実感しました。あ、でもその前にキャンピングカーを買わなくちゃいけないですね。
でもなんとキャンピングカーでなくても車中泊キャンプは可能ですよ。セレナをキャンピングカーに改造!!キャンプは快適車中泊で!!
こちらはアルファード、車中泊キャンプを楽しむ9つのコツは他の車にも応用できますよ。アルファードで車中泊キャンプを楽しむ方法を調べてみた
NBOXでもできますよ。コツがたっぷり。NBOXで車中泊キャンプを楽しむ方法を調べてみた
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