クラウンの全長サイズは?寸法&車幅の大きさも全部解説

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日本を代表する高級セダンの代名詞、トヨタクラウン。その存在感をサイズで確かめます。

2018年にフルモデルチェンジした15代目のS22#型クラウンのサイズを、先代クラウンとあわせてご堪能ください。

【トヨタクラウン】現行15代目(S22#型)のサイズ

引用：トヨタ公式HP

トヨタクラウンのボディサイズ

2018年にフルモデルチェンジを遂げた15代目のクラウンは、全グレードでボディサイズが統一されています。

その現行型クラウンのボディサイズは、全長4,910mm、全幅1,800mm、全高1,455mm。そして、ホイールベースが2,920mmです。フルボディの堂々とした佇まいが、ボディサイズからもうかがえます。

ホイールベースはそのクルマの特性を大きく決定づけるんですよ。さながら、クラウンは王様が座る「玉座」といった重厚な落ち着きでしょうか。

引用：トヨタ公式HP

ちなみに、14代目の先代クラウンロイヤル&アスリートと比べると、全長が15mmアップ、ホイールベースは70mmも拡大されています。

車幅と車高の比率もバランスが秀逸で、前からのアングルでも、もちろんその高級感が輝きます。

引用：トヨタ公式HP

クラウンって「オンリーワン」だよね。たまらないなあ。

トヨタクラウンの室内サイズ

クラウンの室内サイズは、室内長1,980mm、室内幅1,500mm、室内高1,185mmと、ゆったりとくつろぐのに十分なスペース。

引用：トヨタ公式HP

先代モデルよりコンソール関係の高さを少し低く改善したことで、室内空間がよりゆとりが感じられるスペースになっています。

そして、デビュー以来数多くのVIPを乗せ続けてきたクラウンは、後部座席の空間サイズはもとから十分確保されていることはご存知のとおり。

身長が高めの紳士淑女が乗車してもゆったりくつろぐことができます。

引用：トヨタ公式HP

後部座席のシート幅にも余裕があり、リクライニング機能もついていることから、大切な人を後ろに乗せても大丈夫。

長時間のドライブでも、ゆったりとリラックスした上質な時間を過ごしていただけるでしょう。

頭上から足元まで、くつろぎ空間には絶対の自信をもっておすすめ出来ます。

↓ クラウンの後部座席の様子を動画でもどうぞ

クラウンはラゲッジ容量も十分。ゴルフバッグが4個まで積載可能です。

引用：トヨタ公式HP

お友だち夫婦と2組でゆったりコースが回れるわね。

【トヨタクラウン】先代14代目(S21#型)の種類とグレード

引用：トヨタ公式HP

まずは、先代クラウンの主な種類について説明します。先代の14代目クラウン(S21#型)は、主に4種類のラインナップと1種類のタクシー用の特殊な車、合わせて5種類が販売されていました。

タクシー用は一般の方には縁が薄いので省略し、4種類のラインナップそれぞれの基本データ、そしてサイズ感について紹介します。

と、言っても一気に4種類のデータを頭に詰め込んでしまっても何が何やら、となってしまい、結局比較ができないこともあるでしょう。

そこで、今回は比較的大衆的な2種類と、高級路線を行く2種類に分けて紹介させていただきます。

【トヨタクラウン】先代14代目(S21#型)の大衆的な2種の基本データとサイズ

大衆的なクラウン2種は比較的値段も安く、街中で乗り回している人を多く見かける車種ですね。

値段に対して信頼感が抜群で、かつセダンに乗っているという満足感を得られることから最初のセダンとしてこれらのクラウンを選ぶ方は多くいらっしゃいます。

その2種のクラウンとは「クラウンセダン」と「クラウンロイヤル」です。

安くてカッコいいけどちょっとコンパクト、「クラウンセダン」

引用:wikipedia

はい、これがクラウンセダンです。確かにちょっとコンパクトで高級感はそこまで、と思われるかもしれませんが乗り心地は立派なセダン。

タクシーや社有車として採用している業者も多く、街中で見かけるクラウンセダンの半分以上はこの画像のようなナンバープレートが緑の営業車タイプのクラウンセダンではないでしょうか？

このクラウンセダンについて2017年式のもののサイズがこちらです。

比較用として、同じぐらいの価格帯のプリウスを挙げるとこちらは

• 全長…4540mm
• 全幅…1760mm
• 全高…1470mm

となっています。

コンセプトが違うとはいえ、全長にして約300ｍｍの違いがあるということはすなわちそれだけ車内を広々と使えるということ。

なので、同じセダンの中で比較してもクラウンセダンはこの価格帯としてはかなり優れていると言えるでしょう。

どちらも販売当時の新車価格は270万円~300万円というところで、国産セダンの中では最も安い部類に入ります。

ご承知のとおり、このクラウンセダンは2018年をもって製造終了となりました。

6回のモデルチェンジを繰り返し、44年も販売され続けたクラウンセダンはいったんその歴史に幕を引くことに。

しかし、クラウンセダンは依然人気が高く、中古車市場で活発に取り引きされているようです。

中古車だと、程度がいいものなら安くてコスパのいい買い物ができるわよね。

うん。しかも、サイズは同じ価格帯の中では最大級。経済合理性を重視してクラウンに乗りたいって人にピッタリじゃないかな。

それだけに製造中止が本当に残念でならないわ…

快適さと安さの両立を追求、「クラウンロイヤル」

引用：トヨタ公式HP

次に、こちらがクラウンロイヤルになります。クラウンロイヤルは他のクラウンに比べるとややマイナーな車種ではありますが、その名の通り快適さを追求しており、高級セダンにも匹敵する乗り心地を実現しています。

このクラウンロイヤルについてのサイズは、2017年式のものでこのようになりました。

先ほどのクラウンセダンに比べると全長が30mm、全幅が100mmアップしており、逆に全高は10mmほどのダウンとなっており、全体的にサイズアップしていますね。

比較用として、今回はベンツのCクラスを挙げると

• 全長…4700mm
• 全幅…1810mm
• 全高…1405mm

となっています。

これらの新車販売時の価格帯は350万円～500万円強となっています。同じ価格帯で、セダンとしてあのベンツに勝る全長を誇るというのはすごいことだと思いますし、何より乗り心地を追求しているだけあってシートへのこだわりなどはかなりのものです。

大衆車かどうかは微妙な値段だけど、それでもあのベンツ以上のサイズっていうのは凄いわね！

全くだね。しかも乗り心地を追求していてその国際的な評価はセダンの中でもかなりのものなんだ

そうなのね。そう考えるとこの値段でも安く思えてくるような気も…

【トヨタクラウン】先代14代目(S21#型)の高級車2種の基本データとサイズ

さて、クラウンや高級車へのあこがれが強い方はやはりと思うんじゃないでしょうか？

大衆車ではなく高級車としてのクラウンに乗ってみたいと、いうことで値段は高いけどそれ相応の価値がある2種のクラウンを見ていきましょう。

その名は「クラウンアスリート」そして「クラウンマジェスタ」です。

セダンとスポーツのいいとこ取り!? クラウンアスリート

引用：トヨタ公式HP

さて、こちらがクラウンアスリートとなっております。ここまでのモデルと比べるとかなりスポーティな印象を受けるのではないでしょうか。

その名の通り、快適性を犠牲にすることなく、しかも高度にスポーツ性を高めており、斬新なセダンと言えるでしょう。

こんなCMも流れたほどです。そんなクラウンアスリートのサイズは2017年式のもので以下の通りです。

比較用として同価格帯のもので日産スカイラインのスペックを提示すると、

• 全長4815mm
• 全幅1820mm
• 全高1450mm

となっています。確かに同じスポーツセダンとして比較するとクラウンアスリートの方が大きく全長に差を付けてはいます。

ですが、これはスカイラインがよりスポーツ寄りのセダンであり、クラウンアスリートがセダン寄りのセダンであったという面が大きく、意味のある比較かと問われると・・・。

これらの新車販売時の価格帯は500万円～600万円となっています。

また、大衆車にカテゴライズしたクラウンロイヤルとサイズ自体に大きな違いはなく、あくまでスポーツ車としても使えるセダン、ととらえるべきでしょう。

スポーツのできるクラウン…なんだかイメージがわかないわね。

確かにね。でも、ラグジュアリーな乗り心地を感じつつも、時には高速道路なんかで爽快感を楽しみたいって人は意外と多いんだ。

なるほど、快適な座席と快適なドライブ、それが両立できるのは魅力的ね。

最高級モデルにふさわしい圧倒的な存在感の「クラウンマジェスタ」

引用:wikipedia

さて、いよいよ登場しましたクラウン最高級モデル。見ての通り、デザインはロイヤルやアスリートのような近代的というより、むしろクラウンセダンに近いモダンさを感じさせるものです。

しかしながらその内実は最高級の名に恥じないものとなっています。

クラウンマジェスタのサイズは以下の通りになりました。

かなり大きいですね。比較として同じ価格帯のレクサスESシリーズが

• 全長…4975mm
• 全幅…1865mm
• 全高…1445mm

となっています。さすがレクサス。

これらの価格帯はいずれも新車販売時で600万円～700万円です。

さすがのマジェスタも、同じトヨタが築き上げた高級車の技術の結晶であるレクサスにはややかなわない結果となってしまいましたね。

ですが、レクサスほどの全幅になると車庫入れなどの取り回し面での苦労が多いという声もあり、バランスとしてはマジェスタが一歩リードという点もあります。

サイズや新しさで言えばレクサスはさすがね。

うん、それは確かだね。でも、クラウンマジェスタはクラウンシリーズに慣れた人にとってとても取り回しがいいという利点もあるんだよ。

なるほど。確かに全く新しい車よりも使い慣れた車の上位グレードの方が使いやすそうだものね。

それにしても「いつかはクラウン」って言葉通り憧れのクラウン、やっぱり大きかったねえ。

ところで、クラウンってどんな意味があるのかご存知でしょうか?

長いクラウンの歴史と照らし合わせながら見てみると、なかなか面白いものがあります。そんなエピソードもよければどうぞ。

トヨタ　クラウンの意味とは？歴史と由来を調査

2018年10月19日

トヨタ・クラウンをCARTUNEでさらに楽しもう

引用:CARTUNE

ところで、CARTUNE(カーチューン)というアプリをご存知ですか?

自動車界のインスタグラム的存在で、車好き達が集まって愛車を投稿しています。上の写真もCARTUNE(カーチューン)のもの。インスタ映えならぬ、カーチューン映えですね。

引用:CARTUNE

カスタムも幅広く見ることができて、「こんなクラウンもあるんだ!」と楽しめます。よければこちらからご覧ください。

まとめ

• クラウンのサイズはセダンの王様にふさわしいサイズ
• 先代クラウンは大衆、スポーツ、高級の3サイズ
• クラウンのサイズ感は存在感あるボディに乗り心地の良い室内空間

ここまで紹介してきたように、クラウンは、サイズという点から見れば他のメーカーよりかなりコストパフォーマンスがいいといえるでしょう。

また、クラウンには他車が冒すことが出来ないステイタスが厳然と存在しますよね。いつかはクラウン。時代を超えて。

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