新車の購入って本当にお金かかりますよね。その際にできるだけ安く買いたいと誰もが望むはず。
実は、新車のメーカー希望価格は「値引きされること」が前提となっています。しかし、この値引き額は買う人によって変わってくるのです。
全く同じ車を買った人がいても同じ価格ではないんです。その価格の差は「値引き交渉術」を知っているか知らないかの差です。
そこで、新車値引きしたいけど一体どうすればいいかわからない方のために実体験に基づいた誰にでもできる簡単な交渉術をまとめてみました。車のディーラー販売店で働く友人から聞いたリアル情報も紹介していきます。
新車を値引きしてもらう時に一番かんたんに値引きしてもらえる方法は、今持っている自分の車を一番高い値段で買い取ってもらうことです。これが一番楽な数十万値引きできるテクニックです。何故なら買取額は買取業者によって数十万の買取額の差があるからです。その中で一番高値で買取してもらうには買取業者同士で競争してもらうのが一番手っ取り早いわけです。
まず最初に「買取業者VS買取業者」で比較します。
次に「一番高値の買取業者VS販売店ディーラー」と比較します。
これでほぼ100%最高買取額を出せます。これで出た最高買取額を購入費用の足しにするのです。
※注意:「絶対に買取値段はどの会社にも教えない」ことを徹底してください。実は裏で連絡を取り合い価格を調整しています。(実際にやっていたディーラー友人談)
私の場合、買取業者同士の買取額の比較はこちらを使いました。手元に車検証などの書類がなくても一瞬で最高買取額がわかりました。(僕のトヨタラッシュの買取価格はこの比較で最初の業者が30万で、最終的に88万まで跳ね上がりました。)
※スマホでもその場でできます。
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実際に新車買った時の値引き額は〇〇円?値引き交渉テクニック使用体験談
百聞は一見にしかずということで、まずは私がセレナを実際に購入した時にいくら値引きできたのかお見せしましょう。どんなオプションかも全部隠さずお見せします。
どうですか?少し見にくいかもしれませんので、もう少し拡大して見ましょう。
なんと、約50万の値引きに成功しました!!
ネットで調べてみると、かなり値引きできていることがわかりました。やっぱりディーラーの友人に聞いた販売店側の本音情報は確かに効果的だったということですね。
それではどうやってこれだけの値引きを勝ち取れたのか、隠すことなく全てのテクニックを暴露いたします。
もし、未使用車や新古車などが欲しいのなら、こちらで探せます。未使用車も実際は新車と同じですので、こだわりなくて安く買いたいなら間違いなく未使用車が良いです。
購入予定の車の値引き額の相場を知って目標額を決める
最初に知っておいて欲しいこと、それは新車の値引き額の相場は約10%ということです。それ以上になることもあれば、それ以下になることも当然あり得ます。もちろん車の種類やメーカーによって値引き額は変わってきます。1つの目安として、購入価格の10%を値引きできたら成功と考えて問題ありません。
車の値引き額の目標を決める
購入したい車が決まったら、まずはどのくらいの値引きができるのか調べなければいけません。そうでないと、何も知らない無知の状態でディーラーに言って商談して値引きしてもらっても、その値引き額が「高いのか低いのか」判断できません。
まずは調べて自分の希望車が一体いくら値引きできるのかの目標額を決めましょう。目標額を超えたら無理にそれ以上値引きするのは好ましくありません。
購入したお店でこれから長い付き合いになるかもしれませんし、故障した時には修理依頼することもあるかもしれません。良い関係作りも大事ですので、値引きの目標額を決めてそれを超えたら無理な値引きはせずにOKとしましょう。
車ディーラー業者の利益がいくらか知っておく。
ディーラー業者で購入したい車を値引きして欲しい時に「一体いくらディーラーは儲かっているのか」を知っておくことはかなり重要です。
なぜならそこから値引き額の限界値が導き出せるからです。
一般的には車両価格の約10%が業者の利益となります。
300万の車なら約30万が利益となります。しかしここで考えてみてください。一方で値引きの限界相場は価格の約10%です。
となるとディーラーの儲けって、、、、ないんじゃないの?
もしそうであれば、日本中にある車屋さんは全部ぶっつぶれているでしょうw。当然そんなわけはなく、車のディーラー業者は車本体「以外」で儲けを出すのです。
車を一度でも購入したことがある方ならよくわかると思いますが、こういうやり取りを誰でも間違いなくしたことがあると思います。w
さらに車のディーラーには欠かせない大きな儲けがあります。こんなことはディーラー側の人間でないと知る由もありませんがディーラーで働く友人に聞いたところ、メーカーからの販売奨励金というものがあることが判明しました。
何台売れば奨励金あげるよって裏で言われているのです。その額は一台単位でももらえたり、期間を決められたり、年間になると数億もらえることもあるそうです。(ディーラーで働く友人談)。
ということは、値引きして利益があまりでない車を売ったとしても、この奨励金があれば採算は取れるのです。
購入者も値引きしてもらえてハッピー。営業マンも他のところで儲けられてハッピー。こうして車業界は成り立っているのです。
購入希望車の値引き額の相場と口コミを「価格コム」で調べる方法
それでは、まずは購入したい車の平均的な値引き額を調べましょう。調べ方はとっても簡単です。一番おすすめなのが総合口コミサイトで実際に値引きしてもらった人の口コミを見ることです。
有名なところでは、価格.com、教えてgoo、ヤフー知恵袋などがあります。一番わかりやすい価格コムで実際にどうやって調べるかやってみましょう。
価格コムでは希望車の値引き額相場が簡単にわかります。
まずは
価格コム 値引き額が知りたい希望車 値引き
で検索。一発で値引き額相場がわかります。
試しに私の所有者はセレナなので、セレナで調べてみます。
価格コム セレナ 値引き
で検索します。
すると1ページ目に価格コムのサイトが出てくるのでクリック。
するとこんな風に購入希望者の相場の口コミを見ることができます。
※ 注意:価格コムのサイトから希望者の値引き額ページに辿り着くには少しわかりにくい箇所にページがあるので注意してください!
新車を限界まで最大値引きするテクニック12選
新車の値引き額は約10%と言われていますが、自分から交渉して値引きしなかったら値引き最大額を勝ち取ることは厳しいです。そこで「交渉とか面倒だしやり方わからない」って人のために交渉苦手でもできる簡単な交渉術だけをまとめました。
これを覚えているだけで最大値引き額に限りなく近づくことができます。
テクニック1:今の所有車を下取りではなく買取業者に売却する
車を購入する際には値引きできる最大額はある程度決まっています。交渉でその最大額を勝ち取り、更に安く買うためには「今の自分の車を高く売る」ことが重要です。
実は車ディーラー業者は、車を下取りするときは相場よりもかなーーーーーーーり低い値段で下取りします。
それはなぜかというと、下取りした車を売って儲けることが目的でないからです。車ディーラーの営業マンの成績は「自分のお店の車を何台売ったか」で決まります。ですので、「下取りした車を高く売る」では評価されないのです。
その為、下取りに持って来られた車を買い取るのはあくまで「おまけ」のようなものなのです。
そこで登場するのが買取業者です。買取業者は「安く買って高く売る」ことが目的なので、そもそもビジネスの体系が違うのです。
ここにディーラーの下取り額と買取業者の買取額に大きな差が生まれるのです。
一般的には平均して約30万円くらいの差が出ます。
もちろん、車の種類や状態によってその差は5万円であったり、50万円になることもあります。
ちなみに私は以前トヨタのラッシュに乗っていて、買取業者で売りました。ディーラー販売店では下取りが30万円と言われたんですが、ふと試しに買取業者でも見積りをもらいました。その時利用したのが無料買取査定で一括査定をしたんです。
その結果、88万円で買い取ってもらえました。w
私が危うく60万円程損するかもしれなかった理由は、下取りと買取の違いをよくわかっていなかったからです。
「車ディーラーさんに買い取ってもらっても、中古屋さんに買い取ってもらっても相場があるからそこまで差が出ないだろう」と思っていたのがそもそもの大きな間違いでした。無知は必ず損しますね。損する前に気づいてよかったです。
大失敗をする前にちゃんと買取業者に連絡して事前に調べていた相場額よりも良い値段で買い取ってもらうことができました。
販売店への下取りではなく買取業者に車を売る。これは鉄板ですね。
テクニック2:オプションの値引きは車両本体と分けて考える
オプションには2種類あって、メーカーオプションとディーラーオプションがあります。
メーカーオプション:車を工場で作る時に取り付けるオプションのことです。ですので車が完成した後に後付けはできません。
ディーラーオプション:車ディーラーがつけてくれるオプションです。フロアマットやナビとかその他諸々です。購入後いつでも取り付け可能です。
オプションの値引きは基本的にこのディーラーオプションからになります。車両本体価格の値引き合戦が落ち着いたら次はこのオプション値引きに突入します。
オプションの値引き交渉はこの車両本体価格の値引きが限界値に達したり、自分の目標額に達した段階で始めます。
「オプションを何か付けたいんですが値引きしてもらうことは可能ですか?」と聞いて交渉に望みます。
この際に車両本体の値引き額は限界にきているのでオプションの値引きまでグイグイ言うのは得策ではありません。
値引きの方法としては、オプションの話になった時に自分がつけたいオプションを全て言うのでなく、一番安いものを1個だけ言わないでおきます。
そして話がまとまるかどうかって時に「最後にこのオプションを付けていただければもう大満足しちゃうんですけどお願いできませんか?」と聞いてみましょう。
その時のコツとしては一番安いオプション付けてもらうようにするのがベターです。ここで欲を出して5万くらいのオプション付けてもらったりはまず不可能ですし、気持ちよく売ってもらうことも買うこともできないので注意しましょう。
テクニック3:こだわりがなければディーラー業者で自動車保険に加入しない
基本的に車ディーラーで入る自動車保険は高いです。なぜなら店舗型保険だからです。この自動車保険料を安くすることができたらトータルで安くなります。これは大きいですよ。
大事なのは購入する時の費用だけでなく「車にかかる保険料」も安くすることです。今ではネットダイレクト保険が流行っていて私の周りでもほとんどがネットで保険に加入しています。
ネットで入る自動車保険のデメリットとして事故対応力が低いと言われています。しかし近年では格段にこの事故対応は改善されているし、ロードサービスも充実してきています。
実は私もネットで自動車保険に加入しています。
最初に新車でセレナを購入時に車ディーラーさんで、店舗型の自動車保険に入ったのですがめっちゃくちゃ高かったです。ええもうそりゃ笑えるほど高かったですよ。当時はこんなもんかとしか思わなかったですけどね。
車のこと調べて行くうちにネットで自動車保険に申し込めなば激安になるということがわかり、ネット保険に切り替えたんです。実際約5万ほど安くなりました。年間10万近く払っていたのが馬鹿らしくなりましたよ。
現在は年間5万以下の保険料で楽しく安全に車に乗っていますw
大手だから安心とか、そんなのよりとにかく安さを追い求めて更新の時にネット保険に変更しました。今の所何の不都合もございません。
でもネット保険もこれまた種類がめちゃくちゃあってきっと悩むと思います。そんな時はこちらを参考にしてみてください。
自分なりにネット自動車保険を調べてランキングにしてみました。
テクニック4:実は簡単な車庫証明を自分で取る
新しく車を購入する時にはこの車庫証明というのを取らなければなりません。簡単にいうと「車置く場所はあるかい?」ってことです。
なければ路上に駐車しなければならず、駐車違反ずっとすることになりますからねw。そうならないために警察に車庫証明をもらわないといけないのです。
そしてこの車庫証明、実は個人で簡単に取れるんです。方法はめちゃくちゃ簡単。車を購入するディーラーに「車庫証明は自分で取ります」といって、必要書類をもらいます。
それらを持って警察署へgo。後は警察署で必要書類を提出して後日、車庫証明を受け取りに行ってディーラーに渡して終了です。
肝心の手続きですが死ぬほど簡単でびっくりしますよ。私がセレナを購入する時はこの車庫証明を自分で取れるということを知らなかったのでそのままディーラーにお願いしていました。
「約16000円は安くできたのに!!」それだけあれば安い宿に温泉旅行に行けるのにとても残念なことをしてしまいました。
「悔しい!自分で取れるなら取っていたのに。」と思っても後の祭りです。知ってからは引っ越しの際などの車庫証明は全て自分で取っています。
これもディーラーに頼むと2-5万円かかります。自分でやれば数千円。手続きは簡単。平日に警察署に行かなければなりませんが、それができる人は間違いなく自分でやった方が良いです。
こんな口コミもあったので紹介しておきます。
これから新車を購入する方の参考になれば、と思い書きます。
販売店の見積もりに、「車庫証明取得代行」という費用で、16000円ほどが計上されてました。調べてみたら、自分で申請すれば2600円ですむことが分かり、本日、自分でやってみました。
販売店で「車体番号」が判明したら、それを申請書に書いて、警察署に届けます。
2600円はそのとき納めますが、現金ではなく「県収入証紙」を銀行で手にいれて貼りつけます。(警察署でも印紙は売っています。)
また、警察署の受け付けが平日の日中のみなので、平日が仕事なら一時抜けるか、休みをとる必要があります。(混み具合にもよりますが、そんなに時間はかかりません。僕は昼休み時間でやりました)警察署で教えてもらいながら書くような項目もありましたが、大したことはありません。
こちらの警察署では、申請後4日程度で証明書が出来あがる、とのこと。
証明書ができたら警察署に取りに行って、それを販売店に渡す。あとは、販売店が登録手続きをする、という流れです。これで約14000円が浮いて、それで何かオプションが買えると思ったら、嬉しくなりました。
引用:価格.com
※最近ではOSSというネットで支払う方法であって、書類での車庫証明をしていないディーラーもあります。書類型に切り替えてもらった自己申請できるか聞いてみましょう。
テクニック5:ローン払いを使う
ローン払いにすることで車ディーラーにはローン金利手数料が入ります。ですので現金一括払いよりもディーラー側は嬉しいわけですね。
もし、お金に余裕がなければ潔くローンを使ってみるのもいいでしょう。最近では返済額を抑えられる「残価設定ローン」という方法もあります。先にいくらか払っておいて毎月の返済額を少なくする方法です。
大事なポイントは「ローン払いしか本当は無理」だけど、現金払いで考えていると匂わすことですw。現金払いだと実は販売店には旨味がないんですね。だから交渉の際には現金払いするつもりを醸し出し、切り札として「ローン払いだともう少し値引きしてもらえますでしょうか」と交渉しましょう。
テクニック6:決算月を狙う。狙い目は1月2月3月
車ディーラーの決算月は3月と9月です。
特に一番のオススメは3月です。この時期の売り上げは、メーカーから受け取る販売奨励金というのが販売台数で決まってきます。
ですのでめちゃくちゃ値引きされやすい時期なのです。ディーラー側としては車を売った際の利益が少なくても、販売奨励金でカバーできることもあるのでガンガン売りたいわけです。
もし、車を購入する時期に余裕を見れるのならば、正月明けて、1月、2月にディーラーに出向き3月までに購入するというのが値引きを最大限に引き出せる時期となります。
テクニック7:超必殺奥義「この価格なら今日契約します」
これは、もう自分が決めていた値引き額を勝ち取れた後の最後の一押しです。ディーラーの営業マンがOKしてくれるくらいのギリギリの金額をサービスしてもらうのです。
具体的にオススメなのが、
- 端数をカットしてもらう
- ガソリンを満タンにしてもらう
です。
これならば数千円ですし、最後に言いやすいです。私もセレナを契約する最後の最後に、「端数をカットしてくれませんか?それで決めたいと思います。」と言いました。もう商談がうまくまとまったと営業マンは思っているし、この最後で買ってくれるのであればと99%の確率で受け入れてくれます。
これはディーラーの友人も最後に言われたら受け入れざるを得ないと言っていました。ここで大事なのが数千円だけということです。
間違っても最後に5万引いてくれなきゃ嫌だとか自己中発言は絶対禁止です。
営業マンと購入者はあくまで「人対人」です。気持ちよく買うために、気持ちよく売ってもらうために節度ある最後のお願いをすることが大事です。
渋っている感じを営業マンが出していたらこの一言で勝負をつけます。
「この価格なら今日契約します」ドヤッ
テクニック8:営業と仲良くなり、長ーーーーいお付き合いになることをアピールする
いろんなテクニックはありますが、このテクニックは小手先のテクニックで購入時に値引きしてもらうだけでなくずっと長い期間、得することができるテクニックです。
またこの販売店で買いたい。何かトラブルがあった時はお願いしたいということを営業マンと話している時に伝えましょう。
自分は一見の客でないことをわかってもらい、そして誠意を見せてくれたら本当に良いお店の証拠です。長い付き合いをすればするほどひいきしてくれるようになりますよ。
やはり基本は「人対人」ですからね。
テクニック9:ライバル車の見積もりを取って競合してもらう
これは王道中の王道です。
まずは自分が欲しい車のライバル社の見積もりをもらいに行きます。そして本命の車は一番最後にします。
私の場合は、ノア、ボクシー、ステップワゴン、セレナ全部の見積もりを取りに行きましたwそしてセレナが良いなと思っていたのでセレナを最後にしてセレナを購入しました。
いけば行くほど比較対象が増えますが正直面倒くさいので2社くらいで良いと思います。なぜならそこまで値引き額が下がることはなかったからです。同じ商品を売っているわけではないので基本的に値引きできる基準も違います。
具体的には本命の車のお店には他のライバル社の見積もりを商談のはじめに見せます。てっとり早いですしね。見積もりを見せた方が本命車のディーラーもオプションとかで何が欲しいのかも一発でわかるし時間短縮になります。
見積もりは下取り「あり」と「なし」の2つもらう
ライバル車から見積もりをもらう時は今持っている車の下取り額のありとなしの2つをもらいましょう。これで下取り額がわかりますがびっくりするくらい安いはずです。
もし万が一良心的な下取り価格を提示されても一度は無料の買取査定をすることをおすすめします。なぜならほとんどの場合販売店の下取り額を上回るからです。そうでなければ買取業者が存在する意味がないですからねw。下取り額が買取業者と同じなら買取業者は全部潰れます。
この辺は市場の需要と供給のバランスがうまいこと取れているのです。仕組みを知ると世の中おもしろいです。
同車種を他のディーラー店舗(経営元が違う会社)に持っていって競合
これは同車種で比較する場合です。ポイントは経営元が違うところに持っていくことです。同じ店に持っていっても見積額は一緒ですからね。
見分け方は、販売店のサイトを見れば簡単にわかります。会社案内や会社概要を見ると資本と代表者などがまるわかりですので、これらが違う会社で見積もりをして比較競合してもらいましょう。
テクニック10:現行モデル末期を狙う
これは欲しい車が運良くモデル末期なら大幅値引きのチャンスです。私がセレナを購入する時はこのモデル末期だったのでかなりの値引きに成功しました。
もし、モデルチェンジの話が出ているならギリギリまで待って見るといいです。
テクニック11:古い車ならどうする?
これは基本的に下取りでは100%値段がつきませんw。特に10年を超えていたり、走行距離が10万キロだともうお手上げです。
私の父親が車を買い替える時、ステップワゴンを売ったのですが1万円でしたw。1万円ですよ?温泉旅行にも行けないレベルw。本当に車一台の値段か?この時は私も下取りと買取の違いを知らなかったのでディーラーにそのまま下取りに出してしまいました。
もし買取業者に出していたら間違いなく数十万円になっていたと思うと悔しいですがもう10年程前の話ですのでしょうがないですw
事故車や廃車に近い状態ならどうする?
世の中には自分が必要なくても誰かが必要なことって結構あるんです。事故車や廃車もそのうちの1つ。なんと専門の買取業社があるんですよ。
特に廃車にすると廃車費用で1-2万円は飛んでいきます。廃車にする前に買い取ってもらえるか、無料で査定してくれる廃車・事故車の専門買取業社に連絡してみましょう。それからでも廃車にするのは遅くないです。善は急げでございます。
テクニック12:友人からのディーラー紹介
これは私も使ったテクニックです。私の妻の友人がセレナに乗っていてめっちゃくちゃ車に詳しくてすんごーーーい値引きして買ったと聞き、その人にお願いして紹介してもらいました。
そしたらその友人と同じだけの値引き額はもう確定したようなもんですよねw
グレードやオプションは違えど、ほぼほぼ同じ額で値引きしてもらうことに成功しました。
最大値引き額がわかっているので無駄な交渉に時間を使うことなく相場限界値で購入できるので、この方法は美味しいです。もし知り合いがいたら頼み込みましょう。
何度も値引き交渉するのが面倒。秘伝の時短交渉術コツ4選
私が行ってきた色々なテクニックをここまで紹介させていただきましたが、これらの交渉はやはり時間がかかりますよね。
何件も回るのは手間だし、子供がいたらめちゃくちゃしんどい。私も体験済みですw。こどもはキッズルームがあっても1時間も2時間も持ちません。泣いて終わりです。
そんな交渉が面倒臭い方や子供がいる方、時間がない方でもできる「限界値をすぐに出してもらう交渉術」をまとめました。
コツ1:グレードやオプションは家で決めておく
あらかじめグレード、オプションは家で決めておきます。販売店で決めるとそれだけ時間がかかります。
ネットで検索すればいくらでも情報は出てきます。ぼんやりとでも良いのでこれが良いってのを決めておくとスムーズに商談を進めることができます。
コツ2:値引き限界額を知り、目標値引額を決めておく
販売店でどんなけ粘っても値引き限界値というのは必ずありますので、その限界を知って目標額を先に決めておきます。
その額に達すればそれ以上の値引きはしないほうが得策です。悪い印象を営業マンに与えてしまうとアフターサービスで良い対応を期待できなくなるからです。
「ネットでこれだけ値引きしてくれたって口コミをみたんですが、実際はどれくらい可能ですか?」と単刀直入に相談しましょう。
時期やグレードによって値引き額は変わりますが1つの目安を提示すると、無駄なやり取りや駆け引きは少なくなります。
コツ3:2店舗目で速攻「他店舗の見積もり」を見せる
最低でも1社のライバル車の見積もりは欲しいですが、もし面倒臭かったらネットで調べた値引き情報で勝負しましょう。しかし比較するものがないと実際見積もりという大きな武器がないと最大値引き額を引き出すのは困難であることは覚悟しておきましょう。
オススメは電話でアポを取り、1日のうちに2社回ることです。こうすれば楽。そしてあとは契約日に行くだけと言う感じが効率良いですね。
何店舗回っても時間対効果が薄いので、まずライバル車の見積もりを1つもらいます。そして本命車の見積もりを取ってもらう際に速攻そのライバル車の見積もりを見せます。
「この車と迷っていますのでこれより良い条件なら決めたいと思います」
そして見積もりをもらったらその日は帰ります。1度目で決めておきたいところですが、最大値引き額は最初に出してくれる確率は低いです。ですのでこの日は下見感覚の方が良い。2度目の商談が本番です。ここでほとんどの人が2度目で最高額を引き出せます。
「妻に相談します。」とか「親父に相談します」と言って1度目は見積もりを持って帰りましょう。しかし、その時に出してくれた見積もりが値引き目標額ならばこのまま決めてしまうのもありです。
コツ4:絶対に販売店で下取りしない。車を売る時は買取業者で競合させる
下取りは本当に激安です。私の父はステップワゴンが1万でした。買取なら数十万にもなったのに本当にもったいない。
私自身もトヨタのラッシュを下取りに出したら30万でした。買取業者数社で競合してもらったら約90万で買取してもらえました。何社も電話して聞いたり出向くのは面倒くさかったので一括見積もりで業者間で戦ってもらいました。
買取してもらうと値引きが目標額に達しなくて少なくて感じてもこれで結構お得感は感じられますし、実際にお得です。
もし「ネットで一括見積もり頼んだら複数の会社から電話くるから嫌だー」って方は、本当に電話が結構かかってくるので注意してくださいw
でも実はそこまでしつこくはありません。電話がきても「もう他で決めましたのですいません」で電話かかってきません。
私の友人で車に無知な人がいるのですが、その友人から「車を買い換えようと思っている」と相談されました。その際に下取りでなくとりあえず買取業社に見積もりするようにアドバイスしました。結果的には5万ほど高く売れたようでよかったです。
その時の電話の状況とかをリアルに聞いてレポートにしてみました。自分で言うのもなんですが、けっこう面白いですw。→【体験談】車の買取査定で実際に売却!相場額を必ず超える方法
もしたくさんの電話がかかってくるのが嫌なら、こちらがおすすめです。めちゃくちゃ有名な会社です。複数の会社からの電話は一切なく、たった1社からの電話1本だけです。
要はこの1社がまとめて他の業者とやり取りしてまとめてくれるんです。複数の電話対応が面倒臭い人、何社にも査定されるために自分の時間を使うのが嫌な人ならこちらが合っているかと思います。
車を安く買う為に一番大切なことは「値引き額の多さ」ではない
欲しい車を安く買うためには購入時の支払額だけを抑えることにどうしても目が行きがちですが、本当に大事なのは数年後も見据えてトータルの出費を考えることです。
もし、次の車を買い替える時に営業マンと仲良くなっていたら間違いなくえこひいきwしてくれますしサービスもたくさんしてくれます。
お店に遊びに行くと必ず無料で洗車してくれますし、車内の清掃もしてくれます。時には有料級の点検をしてくれる場合もあります。やはり車は定期的にメンテが必要ですからね。営業マンと仲良くなると整備士を紹介してくれます。そういう営業マンはだいたいトップセールスマンです。
「あなたの車は何があっても任せてください」というラブコールを送ってくれると、やっぱりこの営業マンから買ってよかったという気持ちが芽生えます。私自身がそういう気持ちになったので間違いないです。
そうすると「またこのお店で買おうかな」と自然に思っちゃいます。それがトップセールスマンのテクニックだとしても、気持ちよくお買い物できるなら何の問題もありません。
アフターサービスを充実させてくれるお店とお付き合いして行くことは本当に重要です。
このように、長期的視点を持って車を購入するってのが本当は一番安く変える方法なのです。車の購入はトータルで考えるべきです。
交渉テクニックを使いまくり営業マンに無茶苦茶言って嫌な思いをさせて買えたところで、もう後はないです。
やっぱりコミュニケーションを大事にしていると必ず自分に跳ね返ってきます。販売店の営業マンと信頼関係を構築しておけばこれほど良いことはありません。仲の良い営業マンがいると、何かと絶対助けてくれますから。
値引きだけに集中せずに「これからのこと」もしっかり考えれば自然と良い買い物ができますよ。
そして「自分の車が一体いくらで売れるのか?」を無料でまず知っておいてから新車を値引き交渉する。これが値引き交渉術の基本です。
もちろん実際には売らずに見積もりだけを知ることも可能です。複数会社からの見積もりを知るには、パソコンもしくは今お持ちのスマホから簡単な情報を登録するだけでわかります。
車の車種・車の年式(だいたいでOK)・走行距離(だいたいでOK)の3つだけの入力なので90秒で終わります。
※登録時には自分の車の車検証などの資料は一切必要ありません。
姉妹サイトではもっと詳しい情報を載せていますのでそちらも併せてご覧いただけますと、より値引きについて詳しくなれます。