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SUBARUの新型XVにハイブリッドが登場しました。しかし、このハイブリッドがくせ者。ハイブリッドとは言われていますが良く見てみると名前が違うんです。
その名もE-BOXER。最初に見たとき、私は正直SUBARUの新しい車の名前かと思いました(笑)
カッコいいけど、どんな車の情報なのかは一見しただけじゃ分からないですよね。という訳で、調べてみました。
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XVの歴史をおさらい
SUBARUのXVは何度か変更をしているようです。まずはXVの簡単な歴史をご紹介します。
- 2012年9月25日:販売開始。車の名称を「インプレッサXV」→「SUBARU・XV」に変更。
- 2013年6月24日:「XV・HYBRID」というハイブリッドモデルを発表。販売を開始。
- 2015年10月28日:マイナーチェンジ有り。
- 2016年3月1日:「SUBARU・XV・CONCEPT」を、ジュネーブモーターショー2016で世界初公開。2016年度「衝突安全性能評価大賞」を受賞。
- 2017年5月24日:新型「SUBARU・XV」をフルモデルチェンジ。ガソリンモデルも有り。「EyeSight(ver.3)」と「歩行者保護エアバッグ」を全車標準装備。
こんな感じの変更がありました。ここはそこまで重要ではないので、興味ない方はサラッと流してもらって大丈夫です。
車の名前すら変わってるという部分には驚きました。それにしても、EyeSight(アイサイト)はバージョン別に更新されているんですね。
アイサイトは、そのまま機能を追加していく方法じゃありませんでした。中古車を購入するなら、バージョン別になってると便利でしょうね。
そのままの名前で気がつくと更新されちゃうと、どの機能がついているのか分からなくなって困ることもあります。これなら確認出来て便利そうですよね。
「歩行者保護エアバッグ」は2017年から全車標準装備になったとか。これは凄すぎます。歩行者の保護でエアバッグが出るなんて、最初に見たときは驚きました。
こんなエアバッグもあるんですね。他のメーカーさんでは車内にはもちろん付いてますが、車外についてるのはなかなかないと思います。
今回の新型XVの変更点ってなんだろう
さて、話を戻しますが今回のマイナーチェンジでは実際どんな変更点があったのでしょう。
新型XVの今回の変更点
- E-BOXERというハイブリッドシステムを採用。新型XVにハイブリッドが追加。
- 最新のアイサイト(ver.3)が追加。
- 「スバルグローバルプラットフォーム」採用。車のボディ全体の剛性がアップ。車体の揺れも軽減されました。
- 衝撃吸収に有利な水平対向エンジン
大まかに分けるとこんな感じでしょうか。SUBARUの技術をギュッと詰め込まれた新型XV。画像をみてるだけでもワクワクしちゃいますね。あ、動画もありますよ。
さて、どんな車になっているのか一つずつ見ていきましょう。
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E-BOXERはSUBARUのイチオシ
E-BOXERは徹底的に改良を重ねた、SUBARUイチオシのエンジンです。SUBARUでの言葉を借りるなら”環境に配慮し、運転の愉しさ”を感じられるようになったんだとか。
エンジン自体をコンパクト化しているけれど、実用性は殺してません。さらに燃費だけではなく、運転の愉しさも追求したのが新型XVのハイブリッドなんです。
コンパクト化しているにも関わらず、実用性は殺してない部分は凄いとしか言いようがありません。SUBARUのこの技術に関係している方達を尊敬しちゃいますね。
それなのに燃費は今までよりは良くなっているのは凄いでしょう。しかしあくまでSUBARUは運転中のストレスを少なくしている状態なので、他に比べれば燃費が良いとは言えないかもしれません。
でも前よりも良くなっているなら、運転の仕方によっては年に一回くらいは家族とちょっとした贅沢出来ちゃうんです。
しかも燃費だけでなく走行状態に応じて、現在の運転状況がディスプレイに表示されるという特典付き。最新技術って凄いと思いませんか。
SUBARUではアイサイトが装備されているので、バージョンアップしてさらに運転が楽になるのは嬉しいことです。運転中のイライラは本当にどうしようもありませんからね。
小さい子どもが乗ってるなら更に違う所でイライラして、教育上よろしくない言葉が出たらと思うと焦っちゃいますね。それを子どもがどこかで言っちゃう可能性があると思うと、余計に。
それにしても、こうやって見てみるとどのメーカーでもハイブリッドって違いがあるもんなんですね。こうやって色んな車を見てきて微妙な違いを見つけられると、ちょっと楽しくなってきました。
E-BOXERってマイルドハイブリッドなんだって
発売前から噂されていたように、新型XVでは遂にハイブリッドが搭載されました。しかし良く見てみると、実際にはマイルドハイブリッドと呼ばれる部類のハイブリッドのようです。
SUBARU独自のハイブリッドシステムなので、ハイブリッドが搭載されているのとE-BOXERが搭載されている事はイコールで繋がります。
それにしても初心者には、ハイブリッドにも種類があったのかって感じでビックリしました。でもいきなり言われても、なにそれってなりますよね。どんなものなのかちょっと調べてみましょう。
マイルドなハイブリッドって何?
スバルの公式HPでは、新世代BOXERエンジンと紹介されているようですね。新世代とか書かれていて、私的にはカタログを見ていてテンションがガンガン上がっちゃいました。
BOXERエンジンはマイルドハイブリッドというのに分類されるようですね。SUBARU独自の呼び方では、E-BOXER(イー・ボクサー)となってました。
そんな中、ここでマイルドハイブリッドって何だって思いますよね。
マイルドハイブリッド(英語: Mild hybrid)とはハイブリッドカーの一形式。通常の乗用車に搭載されている発電機(オルタネーター)を強化して、内燃機関(エンジン)の補助モーターとしても利用できるようにしたものである。電動機(モーター)のみで自走可能なハイブリッドシステム(フルハイブリッド)とはシステムが異なる。
なかなか難しい事を書かれてますね。とりあえず、強化された発電機を補助モーターとして使える。そのおかげで負担が少なくマイルドになる、ということで大丈夫でしょうか。
他のライバル車との対決XVも見たい方はこちらからどうぞ。
ハイブリッド車について詳しく知りたい方はコチラからどうぞ。
あのアイサイトがバージョンアッープ!!
新型XVにはアイサイトが搭載されています。アイサイトって聞いたことはあるけど、実際どんな機能で新しいエンジンとはどういった関係なのか分かりませんよね。予防安全性能として言われてるのは、他でも良く聞きます。
アイサイト(ver.3)とは、
- プリクラッシュブレーキ
- 全車速追従機能付クルーズコントロール
- アクティブレーンキープ
- AT誤発進抑制制御とAT誤後進抑制制御
- 警報&お知らせ機能
この5種類が主な機能になっているようですね。
このバージョンアップのおかげで、随分と追突事故が減っているんのが分かります。バージョンアップするばするほど事故率は減っていくのでしょう。
しかし84%は予想以上に減ってると思いますね。やっぱり支援システムって大事なんだなと感じちゃいました。
もちろんこれだけでなく、他にも予防安全機能がついています。
その他の機能一覧
- スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
- ハイビームアシスト
- ステアリング連動ヘッドランプ
- エマージェンシーストップシグナル
こうしてみてみると色々と機能がついているんですね。
アイサイト(ver.3)の基本
左右で2個あるステレオカメラによって、前方を常に監視出来るようになりました。このカメラは人の目と同じような機能を備えていて、距離と形状を認識することが可能なようです。
ver.3ではステレオカメラで、視野角と視認距離を約40%拡大したんだとか。それによって認識性能が向上したんです。
もちろん車だけでなく、白線・ガードレール・歩行者・自転車もいけるって知ってましたか。無機物から人物まで幅広く認識出来るようになったんですね。これは凄い。
動いていても動いてなくても感知出来るなんて、開発してる人たちには頭上がりませんね。私的に、最近の技術の進歩にビビっちゃいます。
しかも、高精度な情報に自分が運転している車の走行状況を付け加えて、ソフトウェアが必要な制御を判断してくれるんだとか。そのうち本当に車が勝手に運転してくれるようになりそうですよね。
状況に合わせてエンジンやメーター、ステアリングなど多くのユニットを適切に制御し、高度な運転支援を実現されました。走行状態や警告表示はメーター内のディスプレイで確認ができるようです。
どんどん進化をしていく運転支援システム。もう何度も耳にタコが出来るほど言われていると思いますが、あくまでも支援してくれるだけなんです。
支援システムがあるから大丈夫なんて油断していると、それこそ大きな事故に繋がってしまいます。車同士の事故、バイクや自転車との事故、歩行者や建物との事故など挙げれば限りがありません。
そんななか、SUBARUでは見えにくい後側方の車両を検知する機能もつきました。夜間はヘッドランプのハイとローを自動的に切り替え、カーブでは操舵に連動して進行方向の先を照らします。
死角をカバーし乗る人の安全運転をアシストする色々な機能が、安心感を与えてくれるようになりました。自分の意識から外れている所は、特に自分以外も注意をしてくれていると思うと安心ですね。
家族でのおでかけは、車内の様子に気を取られる事もたまにはあるでしょう。人の集中力はそう長くは続きません。だからこそ、支援システムで少しでも安全を確保したいですよね。
アイサイトの5種類の機能
アイサイトの機能は、名前だけではよく分からない方もいらっしゃるでしょう。なので機能をサラッと見ていきたいと思います。
プリクラッシュブレーキ
衝突の危険があるとシステムが判断した場合、ドライバーに注意を喚起。回避操作がない場合はブレーキ制御を行い、自動的に減速または停止します。前方車両との速度差が約50km/h以下なら衝突回避、または被害を軽減。
全車速追従機能付クルーズコントロール高速道路や自動車専用道路で、0km/h〜約100km/hの広い車速域で先行車に追従走行。アクセルやブレーキ操作のわずらわしさを軽減し、快適で安全なロングドライブを提供します。ブレーキを踏んでいる状態からもシステムをセットできるようにするなど、使い勝手を高めています。
ステアリング操作をアシストし安全運転を支援する
アクティブレーンキープロングドライブでのドライバーの負担を大幅に軽減する”はみ出さない技術”です。高速道路や自動車専用道路での走行時、ステレオカメラで走行車線両側の区画線を認識。ステアリング操作のアシストを行い、車線内中央付近の維持や車線逸脱抑制を行います。
誤操作による急な飛び出しを防ぐ
AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御駐車スペースから出る時などの、シフトレバーやペダルの誤操作による急な飛び出しを抑制。「発進」だけでなく「後進」への対応も実現しています。
警報&お知らせ機能
自車のふらつき(高速走行時・約60km/h以上)や車線逸脱(約40km/h以上)を検知した場合、警報音と警告表示でドライバーに注意を促します。また、先行車の発進に気づかず停止状態のままでいる場合には、音と表示でお知らせします。
危険を察知してお知らせしてくれるのは、これだけではなかったですよね。それも簡単に見てみましょう。
その他の4種類の予防安全機能
忘れちゃいけないその他にも優れた機能がついています。
スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
車体後部に内蔵されたセンサーによって、自車からは見えにくい後側方から接近する車両を検知。衝突の危険があるとシステムが判断した場合、ドアミラー内側のLEDインジケーターや警報音でドライバーに注意を促します。
メーカー装着オプション→1.6i-L EyeSight、2.0i-L EyeSight、2.0i-S EyeSight
ハイビームアシスト
ステレオカメラによって前方の光を検知し、状況に応じてハイビーム/ロービームを自動的に切り替え。ライト切り替え操作のわずらわしさを軽減し、ハイビームの使用頻度を高めることで、より明るい夜間視界を確保します。
メーカー装着オプション→1.6i-L EyeSight、2.0i-L EyeSight、2.0i-S EyeSight
ステアリング連動ヘッドランプ
カーブや交差点を曲がる時、ステアリング操作に連動して進行方向の先を照射。車両や歩行者をいち早く認識できるなど、夜間走行の安全性を高めます。
標準装備→2.0i-S EyeSight
メーカー装着オプション→1.6i EyeSight、1.6i-L EyeSight、2.0i-L EyeSight
エマージェンシーストップシグナル
走行中、自車の急ブレーキを検知すると、ハザードランプが高速で点滅。後続車に注意を促すとともに追突回避を図ります。
これだけの機能があっても、事故を完全に防ぐことが出来ないないなんて残念ですね。しかし少しでも家族や自分の為の安全を確保したいならつけておきたい機能でしょう。
しかし、体験済みの方はご存じかと思いますが、自分でも気づかない危険や慣れによって運転している時でもお知らせ機能が鳴ります。慣れてる道でも容赦なく鳴るんです。
山道での仕方ないカーブすら鳴ります。急ハンドルを検知したとアホみたいに鳴るんですよ。知人も最初は「うるせぇ!!じゃあどうしろってんだ!!(笑)」と言いながら運転してました。
車内でも笑い話にしながら運転していたそうですが、慣れないと逆にイライラしちゃうこともあるかもしれません。気を付けましょう。
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車のボディにもSUBARU技術を詰め込んだ
SUBARUの技術はボディ全体にも行き届いてます。SUBARUのホームページを見てみると、国や第三者機関・お客様からも高い評価を獲得しているそうですね。
スバルグローバルプラットフォーム
引用:SUBARU・XV公式HPメリット編、テクノロジー編
なんだか日曜にやってる子どもが好きなアニメの、変身前の台詞みたいに見えてきました(笑)
話を戻して、車のボディにはスバルグローバルプラットフォームが採用されました。これでハンドル(ステアリング)操作の応答性や、走りの安定性が向上したようです。
車体強度の大幅な向上やフレームワークの最適化などで、衝突エネルギー吸収率を従来車に対して1.4倍に向上(SUBARU調べ)したんだとか。
前面・側面・後面の3面、全ての方向における衝突安全性能が高くなったようですね。これは凄い。
背の高いSUV特有のふらつきも少なくなったので、急カーブなんかでも安定さが増し安心さも増しました。車のふらつきが多いと酔いやすいというのは背の高いSUVの欠点でしょう。
これが少しでも改善したのであれば、家族に車酔いしやすい人がいるならこれは嬉しい情報ですね。車酔いすると遠出もなかなか楽しめません。
他の家族がワイワイと楽しそうにしているのに、自分だけ楽しめなかったら面白くないです。それから解放されるなら、新型XVも購入候補に上がっちゃいますね。
ハイブリッド専用になってる足回り
足回り、つまりはタイヤから繋がってる部分のことをいいます。それをハイブリッド用に変更しました。細かい振動なんかを抑えられる機能も高性能な物に変更されてます。
なので乗り心地は断然良くなり、かつ軽快なハンドリングも可能になったのだとか。このおかげで危険回避の性能も高くなったのです。
衝撃吸収に有利な水平対向エンジン
水平対向エンジンは全高が低いため、前面衝突時にはフロア下にもぐり込みやすい構造となっています。そのためエンジンがキャビンに侵入しにくく、乗ってる人に与えるダメージを低減します。
この2つも車のふらつきを改善している一つの要素なのかもしれませんね。
新型XVのグレード
新型XVにはハイブリッド車だけでなくガソリン車もあるだろうと見てみたら、なんだか良く分からない。グレードの名前だけじゃ分からないし、どこを見ていいのかも分からないんです。
これじゃ、どれを選べば自分の希望にあった車に出来るのかチンプンカンプン。そんな余裕がないと、他のでも良いかなとか思っちゃいますよね。
グレードと燃費
- 2.0i-S EyeSight(エンジン2.0ℓDOHC→燃費16.0km/ℓ)
- 2.0i-L EyeSight(エンジン2.0ℓ DOHC→燃費16.4[16.0]km/ℓ)
- 1.6i EyeSight(エンジン1.6ℓ DOHC→燃費16.2[15.8]km/ℓ)
- 1.6i-L EyeSight(エンジン1.6ℓ DOHC→燃費16.2km/ℓ)
ターボを装備しているからか、数字上は少し燃費が悪く感じてしまうかもしれません。
もっと燃費について詳しく知りたい方はこちらを見てみて下さい。
まとめ
- 今回の新型XVの変更点は、E-BOXERというハイブリッドシステムを採用。最新のアイサイト(ver.3)が追加。スバルグローバルプラットフォーム。衝撃吸収に有利な水平対向エンジン。
- E-BOXERはマイルドハイブリッド。E-BOXERは徹底的に改良を重ねた、SUBARUイチオシのエンジン。
- アイサイトがバージョンアップ。左右に2個あるステレオカメラによって、前方を常に監視。このカメラは人の目と同じような機能を備えていて、距離と形状を認識可能。ver.3ではステレオカメラで、視野角と視認距離を約40%拡大し認識性能が向上。白線・ガードレール・歩行者・自転車まで幅広く認識出来るようになった。
- アイサイトは5種類。プリクラッシュブレーキ。全車速追従機能付クルーズコントロール。アクティブレーンキープ。AT誤発進・後進抑制制御。警報&お知らせ機能。
- アイサイト以外の安全機能。スバルリヤビークルディテクション。ハイビームアシスト。ステアリング連動ヘッドランプ。エマージェンシーストップシグナル。
- 車のボディにもSUBARU技術を詰め込んだ。スバルグローバルプラットフォーム。ハイブリッド専用になってる足回り。衝撃吸収に有利な水平対向エンジン。
- 新型XVのグレードは2.0i-S EyeSight、2.0i-L EyeSight、1.6i EyeSight、1.6i-L EyeSightがあります。
E-BOXERについて語るつもりが、何だか色んな所に話が飛んでしまいました。しかしE-BOXERはSUBARUイチオシで、車のボディもハイブリッド専用の足回りに強化されてます。
一度でも候補に上がったのなら、一度試乗に行ってみて体験してみるのもいいかもしれませんね。
もっと詳しいXVの事が知りたい方はこちらからどうぞ。
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