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「スズキ ソリオ」
鈴木剃夫です。やっぱり違います。もし、マリオという名前の車があったなら、鈴木マリオとなり、ハーフの人の名前っぽくなりますね。でも、違うんです。マリオ鈴木でもなければ、鈴木剃夫でもありません。スズキのソリオです。
名前も楽しいスズキのソリオ、気になる維持費はどれくらい?そんな疑問に全力アタック、徹底検証していきます。
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ソリオの維持費はいったいいくら?
引用先：スズキ公式HP
家族連れでにぎわう商業施設の駐車場でもソリオを目にする事はあります。家族連れで楽しそうに車に乗り込む姿は見てるこちらもうきうきします。
この前友人が、
と、言ってました。
ソリオはそのデザインや機能から、若い人から人生経験豊かな年配の方まで、乗り手の属性を選びません。実際に営業車としてソリオを使っているという話も耳にしたことがあります。
軽自動車の低燃費競争といえば名前が挙がるほど軽自動車と低燃費のイメージが強いスズキ。「ソリオ」は普通車ですが、その軽自動車の低燃費技術を持って世に送り出された、素晴らしい車なんです。
こちらに、ソリオバンディットの燃費について口コミと一緒にご紹介しています。併せてご覧下さい。
燃費は月々のお金のやりくりに大きく影響します。燃費が悪い車は給油回数が増え、燃料費が増大します。ただでさえガソリン代が値上がりしているのに、これはかなり困りますよね。
他にも、車を所有しているといろいろなお金が関係します。それを維持費と言いますが、ソリオは実際どれくらいの維持費がかかるのか検証していきましょう。
車の維持費
この前営業マンが、
と、言ってたけど、維持費かぁ・・・。
車を持ってる人なら誰しもが考える大きなトピックの一つです。
誰かに、「車の維持費ってどのくらいかかるの?」と聞かれれば、具体的な金額は分からなかったとしても、いくつもの項目が頭をよぎるはずです。
ただ、実際、維持費とはなんなんだろう？
例を挙げてみましょう。
- ガソリン代
- 駐車場代もかかるでしょう
- 任意保険も忘れてはいけない重要な要素ですね
- 車検や税金、コレも必要な維持費といえます
どれもこれもすごく身近、というか、どれもこれもいつも頭を悩ます出費の内訳ですね。しかし、会社の営業車に使用されるほどのソリオ。これはもしかしたら相当維持費は安いのではないかということで実際に金額を見ていきましょう。
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自動車税
維持費の内訳のひとつに、自動車税があります。
地方税の一つである自動車税の通知は、地方公共団体から送られてきます。毎年4月1日現在の所有者に課税されます。通知が手元に届くのは5月に入ってからのことが多いですね。
都道府県から通知が来るので、地方公共団体によって税金が違うの?という疑問もしばし耳にすることがありますが、自動車税は全国統一です。自動車税の金額を決めるのは総排気量です。ソリオは全て1000cc以上1500CC未満の区分に属します。そうすると、自動車税は34500円です。
自動車税は、1年に1回支払うので、これは年間での金額です。月額計算すると、2875円ですね。やはり、税金は高く感じてしまいますね。
重量税
税金関係だと、もうひとつ重量税があります。重量税は、車の重さによって金額が変わります。ソリオの重さは、930〜990kgで、重量税は15,000円かかることになります。これは、普通車の中でもかなり安い部類になるんです。
重量税は、かなり多くの場合車検の費用に含まれていることが多いです。そのため、実際に計算するときは車検に必要な費用に含めて計算していきます。
さらに、エコカー減税というものも関わってきます。これは、エコカーに認められた車にだけ適用される減税のことです。本当は15000円かかる重量税を、エコカーだからということで免税してくれるという制度です。ソリオは、光栄なことにエコカーであると認められ、エコカー減税適用車となっています。
ソリオのエコカー減税はグレードにより、免税・50％減・25％減のどれかが適用されます。（免税：ハイブリッドSZ、ハイブリッドSX、50％：ハイブリッドMZ・2WD、ハイブリッドMX・2WD、25％：ハイブリッドMZ・4WD、ハイブリッドMX・4WD、G）
以下に、それぞれの重量税を表にしてみました。
| 新車購入時重量税(3年分) | 年間 | 月額 | |
| 通常の重量税 | 15,000円 | 5,000円 | 416円 |
| 免税 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 50%減税 | 7,500円 | 2,500円 | 208円 |
| 25%減税 | 11,200円 | 3,733円 | 311円 |
重量税は車検の時にまとめて支払われると述べましたね。車検は、新車で買うと3年後に初めての車検が行われます。そのため、支払う金額は年間の重量税(5,000円)×3年＝15,000円となります。
スズキが自信を持って世に送り出した普通車ソリオ。中でもハイブリッドの燃費がかなり良く、それがエコカー認定へと繋がったのでしょう。重量税の面から見ても、維持費を低くおさえることができるハイブリッド。さらに、グッドデザイン賞受賞経歴車ということで、外見も中身もイケメンということですね。
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車検関連費用
税金が安くなればいいのに、と思うことは多々あります。しかし、税金は法律が強制的に支払いを命じているので、どうしてもカットダウンできません。
どうすれば税金を減らせるか考えました。行き着いた結論は、税金自体がなくならない限り不可能に近いということです。車の場合、減税、あるいは免税対象車であれば、「比較的」安くなることはあっても、税金という維持費はかかってしまいます。
でも、車検のとり方で費用が変わることはありますよ！
税金と車検が一気になくなってくれれば維持費はかなり削減できるのに!と考えることもよくあります。車検を安値で仕上げる事はできても、車検費用もなくなるということはありません。
この3つの項目の中でどうしても節約対象にならないのが法定費用です。法定費用の中には、重量税、自賠責、収入印紙といった物が含まれます。先程、重量税は車検の際に支払うと述べましたが、ここにかかるんです。しかし、妙案をひねり出そうとしても節約対象にならないこの項目は、「へぇ、そうなんだ」程度の理解でいいのです。
法律、法定、税金、と言ったような、国とか税務署のようなイメージがある出費項目は節約できない!これで大丈夫です。どんな車に乗っていても必要になるこの項目は、カットできないけれど環境性能等により「比較したときに」安くなる可能性があるということになるのです。
事前検査にかかる費用はテスター屋の設定金額にもよりますが、1万円あればお釣りが来るかと思います。もし、整備や部品交換のための出費が必要ということになるなら、それは車検を通すために最低限必要なことということになります。
テスター屋は、車検を通すため、絶対必要最低限だけをやってくれる、節約するにはもってこいの存在なのです。車検を取るうえで、テスター屋の費用は削れません。ここを削ると車検が通らなくなってしまうこともあります。
ついでなので、バッテリーと、ファンベルトとタイミングベルトも交換しちゃいましょう
なんてこと、言われたことはないですか?
これは簡単に言うと、車をより快適に、より安全に乗るための安心料といったところでしょう。手間は同じだから、一緒にやっておいたほうがいい整備や、問題が大きくなる前にやってしまおう、「ついでにやっておくか?」といったような出費なのです。
もちろん車検を通すために必要な修理や部品交換もありますが、全てをやらなければならないわけでもないのです。
ということで、車検にかかる最低限必要な費用は、テスター屋の費用、自賠責と重量税、それと検査費用なので、概ね46,000円。これは２年分の費用なので年間計算すると23,000円です。
車検に関して最低限必要な金額は・・・月2400円!これはかなり安いのではないでしょうか。
自賠責保険
そうですね。簡単に言いますよ。自賠責は、車の区分と自賠責の期間によって決められているんです。ソリオは普通車なので、普通車の自賠責に入ることになりますね。
また、新車購入時は加入期間は36か月です。しかし、新車の購入時はすべての費用が込みなので、維持費という面では、初めての車検を取るときからをベースに考えたほうが良いですよ。車検は2年間有効なので、自賠責もそれに合わせて24か月の加入をすることになります。
普通車で24ヶ月だと・・・27,480円です！なので、年間13740円です
自賠責保険とは、車検をとるときに必ず加入しておかなければならない義務的な保険です。ナンバープレートがあって、普通に公道を走っている車両はすべて自賠責保険に加入しています。
自賠責保険の有効期間は車検有効期間をすべてカバーできる期間でなければなりません。そして、車検は通常2年有効です。したがって維持費を考えるうえでポイントとなる自賠責保険の期間は24か月です。
車検を取るときに必要となる自賠責保険の費用は24ヶ月をベースに計算します。どんな普通車でも24か月の自賠責保険に加入する際には27,840円かかります。
任意保険と違い、自賠責保険の金額はどの保険会社で加入してもは変わりません。1円たりともかわらないのです。とはいえ、必ず必要な費用ということを考えれば、月額計算しておきましょう。
なるほど、月額は1160円程度ですね。
任意保険
確かに、任意保険の金額はオーナーの状況に応じて大きく左右します。10代のドライバーと50代のドライバーでは任意保険にかかる費用も大きく違います。しかし、任意保険を少しでも抑える方法はあります。それは、車を良い状態に保つ極意が役にたちます。
車を良い状態に保つことを心がけると、事故も起こしにくくなります。わざわざ車を傷つけたいドライバーなんていませんもんね。無事故を保つと、保険の等級があがります。そうすると保険の費用も安くなります。
保険料を少しでも下げたいとお考えなら、この記事がおすすめです。
【見直す時期?】自動車保険の比較おすすめ人気ランキング2018
燃費
引用先 スズキ公式HP
先程もお伝えしたように、ソリオのハイブリッドの燃費は秀逸で、カタログ燃費はリッター30キロを越えるようです。しかし、実際に維持費を調査する上では、実燃費の方がはるかに役に立ちます。こちらで実燃費について徹底調査したので、ぜひご覧ください。
ソリオ燃費は良い?ハイブリッド・4WD・実際の数値を比較調査
さて、例として分かりやすく数字を当てはめてみます。条件として、以下の3つを設定します。
- 燃費は実燃費に近いリッター１５キロ
- 年間走行距離は１万キロ
- ガソリンはリッター145円
上記で計算すると、燃料費用は年間96,666円、月額8,000程度。という結果になりました。
| 基本月額 | 駐車場 | 任意保険の費用 | ガソリン代 | アナタの月額 |
|
（車検等で必要 削れない費用） |
（例えば5000円/月） |
（例：30歳12等級、車両保険なし、平均保険料を月額計算） |
（先述した条件をそのまま・・） | サンプルとして・・ |
| 2400円 | 5000円 | 3800円 | 8000円 | 19200円 |
毎月かかる費用として、2,400円に、場面に応じた費用を足すと・・・、
維持費はかなり安いほうの部類であるということです。
車の維持費を抑えるための極意、教えちゃいます
維持費が安いのは分かったけど、もう少し安くならないのかな？ということで極意伝授します。維持費を抑える極意、それは、常日頃から車の状態を良好にしておくことです。
車を良い状態に保っておくと、修理等の出費が車検のときに集中しません。実は、一つ一つの部品交換や手入れに対する出費は大きくないのです。
車検は人間で例えると定期健診のようなものです。定期健診でいい点を取ろうとして、3日前からジョギングをして前日だけお酒をやめても、あまり効果はありません。
いざ定期健診に行って、「メタボです!」と言われてしまってから、対策をすることは簡単ではありません。でも、常日頃から健康に気を使って生活していれば、定期健診でそこまで悪い点を取ることはないのと同じようなことなのです。
もう一つ常日頃から気をつけることがあります。それは燃費を意識することです。車の維持費を考える上で、燃料費は最大の敵!といっても過言ではないかもしれません。意識するだけで充分効果はありますので、是非実践してみてください。
ガソリン代を節約する!と言っても、これはすごく難しいことです。ガソリン代自体の節約は、安いときに満タンにする!しか対策はありません。しかし、ガソリンの買いだめをすることはあまりないですし、満タン状態の車は次の給油まで時間がかかります。
だからこそ、維持費の節約には燃費を意識するんです。どうすれば、燃費があがるのか？あるいは、どうすれば燃費が下がらないで済むのかを考えて運転してみましょう。
もし、車の状態を良好に保つことが実は燃費向上にも役に立つということになったらどうでしょう?車検費用も節約できることとあわせて考えれば、常日頃から良好な状態を保つというのは極意だと思いませんか?
各種ポイントに頼る
ガソリンの節約に関して言えば、ポイントカードを作っておくことで節約ができるかもしれません。ガソリンスタンドの中には給油したガソリンの金額に応じて数％還元してくれるところもあります。
現金で直接お得!ということにはなりにくいですが、定期的にかかる出費だからこそ、少しでも還元があるとありがたいですね。ちなみにですが、スズキソリオのタンク容量ですが概ね30リッターです。
仮に、ガソリンが1リッター145円だとしたら、満タンにかかる費用は4,350円です。還元率が0.5％のポイントカードを使った場合一回にたまるポイントは21ポイント程度です。
日常の点検は、本当に有効です
日常の点検は、節約するで本当に重要なポイントになります。また、すごく専門的な点検をしてくださいと言っているわけではないのです。
どんなに小さなことでもできることをやってみましょう。手始めにタイヤの溝や空気圧を確認してみるというのはどうでしょう。エンジンオイルの状態を確認してみるのもいいですね。
自分で点検をするなら、費用はかかりません。そして、車に乗ってて違和感を覚えたら、そのときはプロに依頼してしまうのも良いでしょう。後になって問題が大きくなると、修理や整備にかかる費用も大きくなります。
いい状態を保ち続けるのは難しいかもしれませんが、状態を維持する努力をするとイイコトが沢山起きるんです！
維持費を考える上で欠かせない項目は、税金、保険、燃料、駐車場代、整備費用です。節約できるところは節約して、メリットがあるところは最大限にメリットを活用してみましょう。
維持費を抑える最大の秘訣は日頃の手入れです。車の走行性能を劣化させないことで、燃費性能の向上が期待できます。簡単な整備を常にしておくことで、大きな出費を回避できることもあります。
日頃の手入れをするというのは、車に愛情を持って接してみるということです。愛情をもって「剃夫くーーーん!」と言ってみましょう。ほら、なんかタイヤの空気圧が気になってきましたよね？適正気圧は前は2.8ですよ。ちなみに後ろは2.6ですね。
まとめ
- ソリオは、スズキの低燃費技術が集結された普通車で、維持費は安い部類です。
- 重量税は、普通年間5,000円ですが、エコカー減税が適用されるとさらに下がります。
- 自賠責保険、重量税、自動車税等、車検にかかる最低費用はどうしても削除できません。
- 被害者を守るための自賠責保険は強制加入です。月額計算すると1160円。
- 毎年、5月頃通知が来る自動車税は、月額計算すると2875円。
- 車検時に必要な経費は重量税、自賠責、検査手数料と、テスター屋費用。テスター屋の費用は1万あれば充分です。
- 任意保険は、ドライバー次第です。
- 色々な視点から、車を良い状態に保っておくといいことがあります。
- カタログ燃費は最強レベル。実燃費は15キロ程度です。でも、維持費の面で見ればかなり安い部類です！
- 維持費を抑える極意は・・・常日頃から車の状態を良好にし、状態維持を心がけましょう。手始めに日常の点検をお勧めします。
- そして、ポイントカードを駆使しよう!お得感がありますよ。
以上を計算すると、年間維持費は･･･19200円ほどという結果になりました。
今回紹介したスズキのソリオは、維持費の面では抜群の部類といえます。なんと言っても燃費がすごいですもんね。
本当は燃費ついてもアツくかたりたいところですが、それは次回のおたのしみ。
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