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トヨタのプリウスはエコカーの代名詞として、日本を代表する車の一つであることはみなさんもご存知だと思います。最近は環境に対する規制も厳しくなってきていて、より一層エコカーの需要は高まる傾向にあります。
どうせ車を買うならお財布にだけでなく、環境にも優しい車を購入したら一石二鳥ですよね。そこで今回はプリウスの歴史や由来、さらには新型プリウスPHVの意味について紹介していこうと思います。
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プリウスはいつからあるの？
引用先：トヨタ公式HP
皆さん、プリウスはいつからある車かご存知でしょうか。今では、プリウスの存在は当たり前になっていますよね。ですがプリウスにももちろん、誕生の瞬間とそれまでの軌跡があったのです。
これまでにはない新しいクルマをつくるということで苦労の連続でしたが、仲間と「トヨタを変えてやろう」という気概で取り組み、1997年10月、「21世紀に間に合いました」というキャッチフレーズで発表させていただきました。
引用先：トヨタ公式HP
プリウスってどういう意味？
「車の名前に意味なんてないよ」って思うかもしれませんが、実はプリウスに限らず他の車名にも、意外と時代背景に合わせて意味が込められているんですよ。とても驚きですよね。
では、実際にプリウスはどういう意味で、どこから由来するのか見ていきましょう。
プリウス（prius）は、ラテン語で「～に先立って」の意味。
引用先：Wikipedia
今や「プリウス」という言葉は、トヨタの車というイメージが強いです。しかし、私の見解ではそれはトヨタが時代に先立ち、また他社に先立ち、そして環境問題に先立ってこのプリウスという車を作り上げたからだと思います。
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初代プリウスから現行プリウスまで
ここからはプリウスの歴史について画像を見ながら知っていきましょう。
プリウス コンセプト(1995)
引用先：トヨタ公式HP
こちらは、1995年に東京モーターショーで出品された初のプリウスになります。しかし、これはあとで改良を見込んで作られた模型品でしたので、一般に販売はされませんでした。
こちらの車は21世紀の車と称されて、燃費向上への取り組みを牽引する車となりました。上の写真も1995年に撮られたと思うと、未来を感じますね。個人的にサイドミラーのデザインが、戦隊ヒーローに出てきそうなので好みです。
初代プリウス(1997-2003)
引用先：トヨタ公式HP
こちらが一般向けに販売された、一番初めの初代プリウスです。
デザインはプロトタイプ版のプリウスと、それほど大差がないです。しかし、初代プリウスは車にかかる空気抵抗も考えて設計されたそうです。空気抵抗が少ないと、その分ガソリンの消費を抑えることができるので結果的に燃費向上に繋がるそうです。
燃費向上って言うとついついエンジンにしか目がいかないですが、さすがそこは日本のトヨタですね〜。
2代目 プリウス(2003-2009)
引用先：トヨタ公式HP
こちらが2代目プリウスになります。一気に画像に躍動感と未来感が芽生えましたね。
それもそのはず、初代プリウスからフルモデルチェンジをして今ままで4ドアからだったのを、トランクの入れる部分を付けて5ドアの車になったのです。そのため外観はトライアングルモノフォルムというデザインを採用しており、横から見ると潰れたおにぎりのような形をしています。
そして個人的に未来に先立っているなと思ったポイントは、インテリジェントパーキングアシストと呼ばれる機能です。周囲の安全を確認してあとはブレーキを適宜踏めば、ハンドル操作をしなくてもラクラク駐車してくれるという非常に優れた機能です。
3代目 プリウス(2009-2015)
引用先：トヨタ公式HP
こちらが3代目のプリウスになります。車の色と綺麗な青空、綺麗な海がマッチングして買いたい欲を駆られますね。
ここからおおよそ今のプリウスの型近づいていったと思われます。またこの3代目プリウスには世界トップの燃費性能38.0km/Lを記録しています。38kmだと大体東京23区の端から端までくらいですね。1Lでそこまで行けちゃうのは凄いですね、遠距離恋愛にも打ち勝てます(笑)
そして3代目プリウスは、お客様の要望が多かった高速走行時や夏冬場のエアコン・ヒーター稼働時の燃費向上に努めたそうです。それがモーター(電気)を主役にすることで、エンジン(ガソリン)をなるべく使わなくし圧倒的な低燃費を実現したストロングハイブリッドです。
引用先：トヨタ公式HP
4代目 プリウス(2015-)
引用先：トヨタ公式HP
いやーまだまだ進化するかってみなさん思われてると思います。そうなんです、トヨタはまだまだ進化していきますよ。しかも4代目に至ってはフルモデルチェンジを行ったそうで、もう4代目まできたら改善点なんてどこにあるのって思うほどです。
引用先：トヨタ公式HP
4代目は内装にこだわっているなと個人的に感じました。シートはロングドライブでも疲れないようにクッション性を増量して、車に居住性を持たせました。また運転の際、エアコンの調節などに注意が持ってかれないよう手元で調節できるスイッチを開発し安全性にも改善を加えました。
さらに個人的にオススメのポイントが、非常時給電システムです。これは何かと言うと、家庭用と同じコンセントを車内2箇所に設置しており緊急時にも電気が使えるようになっているのです。大げさな言い方かもしれないですが、プリウスが非常用のシェルター代わりになっているのです。
引用先：トヨタ公式HP
新型プリウスPHV
引用先：トヨタ公式HP
そして今回ご紹介したかったプリウスPHVです。どうですかこの後ろからのアングル。バックランプの部分が他と違ってかっこいいですね。
どんどん進化していくトヨタ・プリウス。2015年12月に4代目プリウスが発売してから約1年後の2017年2月15日に、こちらのプリウスPHVが発売されました。プリウスPHVは3代目の時にも登場していましたが、ここでしっかりPHVについて学んでおきましょう!
プリウスPHVとは？
プリウスPHVの「PHV」とは「プラグイン・ハイブリッド」の略のことです。「プラグイン・ハイブリッド」は、家庭用コンセントや、車の専用充電器などの外部電源から、直接バッテリーを充電できる優れた機能です。車の充電が無くなっても、近くの家に頼み込めば充電させてもらえるってことですね。とても便利です。
プリウスとプリウスPHVの違いとは?
では、通常のプリウスとプリウスPHVは結局何が違うのでしょうか?
プリウスはモーター(電気)とエンジン(ガソリン)を組み合わせて走るハイブリッドカー(HV)です。プリウスが優れている点はエンジンをなるべく使わないようにするために、モーターが補助的な役割を担っているということです。ただ、モーターだけではそれほど走れない(2〜3km)ので、モーターが使われるときは動き始めやガソリンを多く消費する時にしか作動しません。
しかし、プリウスPHVはエンジンだけでなく、モーターも主役になることで、圧倒的な燃費を実現しています。モーターをフル充電することで約20km以上走行することが可能です。気になる燃費はというと、プリウスが30.4km/ℓに対して、プリウスPHVは61.0km/Lという驚異の数字を誇っています。
え、61kmもと驚かれる方がいるかもしれませんが、本当なんです。モーターでも20km走ってくれるし、ガソリンを入れても61km走ってくれるなんて家計にも環境にも優しいまさしく夢の乗り物ですね。
モーター(電気)が主役なら、電気自動車(EV)とそんなに変わらないと思われるかもしれません。しかし、電気自動車は車の中にモーターとバッテリーしか搭載されてないのです。そのため、急なバッテリー切れの場合、プリウスPHVのようにガソリンを搭載していないので、予備の燃料で走ったりすることは不可能なのです。
その点プリウスPHVは、モーターが無くなったとしても、ガソリンで走ることが可能なので田舎道の途中で止まったりしても心配することはないですね。
プリウスPHVはデメリットも
しかし、物事には良い面もあれば悪い面も当然あります。それはプリウスPHVも同じです。
- 充電設備の用意が必要
- 車内が狭くなる
- 値段が高い
1に関しては、環境に配慮する車なら当然ぶち当たる壁だと思います。いくら家庭用コンセントで充電できると言っても、家庭にPHV専用の配線とコンセントがないと充電できないのです。そのための工事費などで費用がかさみます。
2に関しても、環境に配慮する車ならではの問題点だと思います。車内にバッテリーを積んでいるので車内が多少窮屈に感じます。
3に関しては、想像通りかと思われます。ただその分ガソリン代などでお金が浮くので、長期的に見ればお得かもしれないですね。
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まとめ
- プリウスは「〜に先立って」という意味からきており、プリウスが他よりも最先端なものであることを願ってつけられている。
- 一般向けのプリウスが売り出されたのは1997年。そして、約20年もの間多くの人に愛されている。
- プリウスPHVは、エンジンだけでなく、モーターも主役になることで、圧倒的な燃費を実現している
このようにトヨタのプリウスは常に進化を続けており、私たちの生活と環境に配慮した車を作り続けています。この記事を読んでプリウスについて少しでも知ってもらえたら嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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