トヨタヴァンガードの意味・由来とは？6年間の歴史も詳しく紹介!

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ヴァンガードは、かつて販売されていたトヨタの高級クロスオーバーSUVです。高級感あるルックスだけではなく高い機能性や安全性を兼ね備え多くのファンを惹きつけていましたが、2013年に惜しまれつつ販売を終了しました。

今回は、そんなヴァンガードの車名の意味・由来から歴史まで、詳しく調査してみました。

【トヨタヴァンガード】車名にはどんな意味があるの?

引用：トヨタ旧車カタログ

ヴァンガードは、英語で　先駆者（せんくしゃ）という意味です。

へえ～。ヴァンガードってそういう意味があったのね。……ということは、ヴァンガードは当時の車業界のなかでは先駆け的な存在だったということかしら。かっこいい。

いい由来だよね。ちなみに公式カタログにはこんな文章も載っていたよ。

先駆ける者たちへ。

力強く軽快な走りは、どこまでも逞しく。

7人乗りの室内空間は、どこまでも優しく。

夫婦二人きりもいい。子供たちを連れ出すのもいい。時には、独りもいい。

新しい時代を、走り出そう。

引用：トヨタ旧車カタログ

この文からも分かるように、先駆者というのは車の特徴を表しているだけではなく、運転者や同乗者に対しても時代を切り拓くような気持ちの良い走りを提供する、ということを表しているのです。

なるほど、ますます素敵ね。文を読むだけで、家族みんなで広い道路を駆け抜ける様子が想像できるわ。

本当だよね。こんな文章を読んだら、僕もヴァンガードを運転してみたくなっちゃうよ。何人で乗っても、どこを運転しても、すごく気分よく走れそうだよね。

このように、時代を先駆ける走りを提供してきたヴァンガードには、いったいどのような歴史があるのでしょうか。続いて紹介させていただきます。

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【トヨタヴァンガード】歴史を振り返ってみよう

引用：トヨタ旧車カタログ

ここではヴァンガードの歴史について紹介していきます。まず、概要を表にまとめました。

およそ6年間の歴史のなかでマイナーチェンジや特別仕様車の発売なども行われていたのね。もっと詳しく知りたいわ。

それでは、さくらさんのリクエストに応えてもっと細かく歴史を振り返っていきましょう。

2007年8月　ヴァンガード発売開始

2007年8月19日、初代ヴァンガードが発売となりました。このときの代表的なグレードは、350S（7名定員）・350S（5名定員）・240S（7名定員）がありました。

引用：トヨタ企業サイト

ねえ、グレードの350Sや240Sっていう数字はどういう意味を表すの？

この数字は搭載されているエンジンの違いを示しているよ。

350Sには3.5リッターV型6気筒、240Sには2.4リッター直列4気筒のエンジンが搭載されています。それぞれのエンジンでメリットや特徴が異なるため、このようにエンジンの異なるグレードのラインナップとなりました。

ここでもう一度表を確認してみましょう。

引用：トヨタ企業サイト

たしかにさっきの表でも、直列エンジンの240Sよりも、Ｖ型エンジンの350Sのほうが排気量が大きいわね。排気量が大きいほうがたくさんのガソリンで速度や加速力を高めることができるんだから……つまり、350Sのほうがパワフルに運転ができるっていうことね。

さくらさん、よくわかったね、その通りだよ。価格面でも違いは出てくるから簡単には選べないけれど、エンジンが選べるのはうれしいポイントだよね。

また、発売当時について、トヨタの公式ツイッターではこんなツイートも発見しました。

https://twitter.com/TOYOTA_PR/status/1111478095754625025

2008年8月　ヴァンガード一部改良

2008年になると一部改良が実施され、従来駆動方式が4WDのみだった「240S」に2WD車が追加されました。

また、このとき同時に既存のグレードについて、内装色の変更やボディカラーの追加なども行われました。

2010年2月　ヴァンガード　マイナーチェンジ実施

2010年2月にはマイナーチェンジが実施され発売されました。こちらはその際のCMです。

滝川クリステルさんのCM、見た覚えがあるわ。「夢中を愛する人たちへ。」って今きいても素敵なキャッチフレーズよね。

CM全体の高級感ある雰囲気も印象的だよよね。それでは、マイナーチェンジの内容もみてみようか。

マイナーチェンジはFFモデルの燃費の改善、エクステリアやインテリアの変更がメインに行われました。

燃費の改善については、FFモデルのオルタネーター（発電機）の改良を実施。

それにより燃費が従来より+0.2㎞/Lに向上し、平成22年度の燃費基準+25%を達成。 「環境対応車普及促進税制」という制度により自動車取得税や自動車重量税が75%の減税となり注目を集めました。

75%の減税ってすごいわね。少しでも税金は安く収めたいっていう人は多いし、浮いたお金は他の支出に使えるから、環境に優しいだけではなく人もよろこぶマイナーチェンジだと思うわ。

そうだよね、このニュースは当時も話題になったんだよ。……でも、ぼくなら浮いたお金で、すぐにドライブ旅行に行っちゃったりするかもなあ。

だめーっ。うちでは浮いたお金は貯金に回すわよ!笑

2012年9月　特別仕様車発売

2012年9月になると、特別仕様車「240S S Package ・ ALCANTARA Limited」が発売されました。

引用：トヨタ公式HP

本当にかっこいいルックスだと思わない?　翌年には生産終了になるヴァンガードで最初で最後の特別仕様車だよ。

そういわれると、感慨深いわね。高級感があって上質なデザインだとわたしも思うわ。

この際の特別仕様車には、専用のエクステリア・インテリアが設定されたのはもちろんのこと、上記の画像のグレイッシュブルーマイカメタリックは専用ボディカラーとして設定されました。

2013年10月　生産終了

ここまで歴史を見てきたけど、発売から6年後の2013年10月には生産終了、翌月には販売終了してしまったんだよ。

こうやってヴァンガードの話をいろいろ聞いたら、もう生産終了しているなんて、なんだかさみしい気持ちになってきちゃった……。

さくらさん、そんなこと言わずに元気出して～。笑

【トヨタヴァンガード】発売当時の口コミ・評価を知ろう

引用：トヨタ旧車カタログ

それではここまで歴史を振り返ってきましたが、最後に、発売当時ヴァンガードに乗っていた人たちはどのように感じていたのか、口コミを確認してみましょう。

発売当時にどんな評価があったのかも、大切な歴史の一つだもんね。

今回は、2007年8月の発売当時から、2013年11月の販売終了までの期間に投稿された口コミを紹介します。

• このコンセプト（ミディアムクラスで7人乗り、街乗り2WD、SUV）の車を探してた私にはヴァンはビンゴでした。
• 納車されて2週間が経ちますが悪いところが見つかりません。このサイズのSUVでこの燃費と性能があれば十分だと思います。
• 走行性能、デザイン、安心感。乗れば乗るほど、良さが分かる最高の相棒です。
• 見た目のどっしり感のわりに、小回りがきき、街中でも思ったより運転しやすい車で、コストパフォーマンスを考えると大満足です。

引用：価格.com

愛されてることが伝わってくる、高評価な口コミばかりじゃない。悪い口コミは、なかったの?

本当に、愛があふれる口コミばっかりだったんだよ。マイナスな口コミはほとんどなかったよ。あえて言うならこういう意見はいくつかあったかな。

バックドアが横開きなのは少し使いづらいですね。

バックドアって、後ろのトランク部分のドアのことよね。なるほど、横開きだと、女性や年配の方でも開け閉めしやすいってメリットはあるけど、雨の日に濡れそうで気になるかもしれないわね。

そうなんだよ。慣れれば気にならないって意見も多かったけどね。

まとめ

・ヴァンガードは英語で先駆者という意味である。

・2007年8月に販売が開始されて以来、2008年に一部改良、2010年にマイナーチェンジ、2012年に特別仕様車の発売などを行い、2013年には歴史に幕を閉じた。

いかがでしたでしょうか。今回は、ヴァンガードの名前の意味から歴史まで紹介させていただきました。

先駆者という意味があるなんてかっこいいですよね。滝川クリステルさんのCMや、2012年に販売開始になった特別仕様車のカラーなどから、落ち着いた大人の方を対象として販売された車なのかなと感じました。僕も、ヴァンガードが似合うような男性になりたいものです。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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