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同時開発であった姉妹車のヴォクシー、ノアからやや遅れて発売されたエスクァイア。2車種にあるファミリーカー要素を無くし高級感を持たせたことによって違う魅力を引き出すことに成功しました。
しかし発売から5年たちますが、何度かの改良やマイナーチェンジはされているもののフルモデルチェンジはいまだされていません。
今回はそんなエスクァイアのフルモデルチェンジの時期についてトヨタや市場の動きから予想をしてみたいと思います。
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エスクァイアのフルモデルチェンジは2021年以降か
残念ながら私たちが事前にエスクァイアのフルモデルチェンジについて知ることはできません。多くの企業はフルモデルチェンジを発売の3〜4ヶ月前に発表するためです。
しかしエスクァイアに関しては予測することができます。なぜなら姉妹車であるヴォクシー、ノアと一緒にフルモデルチェンジをする可能性が高いんです。
そうすることによって多くの顧客のニーズに応えることができるんです
実際に比較をしてみましょう。
まずは3姉妹で一番人気のヴォクシーから。CMでもボディカラーに黒を使っていることが多く格好良さを前面に出しているのが分かります↓
そしてこちらがノア。
CMの雰囲気も明るく、使用するボディーカラーも白が多いようです。またエンブレム、フロントデザインが繊細で女性的な印象↓
引用:トヨタ・ノア公式HP
最後にエスクァイア。イメージカラーも紫を使用し高級感を演出。フロントデザインも大きく変更しヴォクシーとノアとの差別化を図っていますね↓
ちなみに内装。かなり高級感を感じさせる作りとなっています↓
こちらでエスクァイアをさらに詳しく知ることができます!よろしければご覧ください↓
エスクァイアの全てを調査!口コミ・内装・外観・人気度・カスタムまだまだあります全部見てって!
また3車種のサイズ情報、詳しい違いなどもこちらにご紹介させていただきます↓
ノア,ヴォクシー,エスクァイアの違いを比較!トヨタミニバン3兄弟を知る
ヴォクシーとノアは約7年周期でフルモデルチェンジ
では本題のエスクァイアのフルモデルチェンジ時期についてお話ししましょう。
まずエスクァイアはヴォクシーとノアとの姉妹車だけあって同じトヨタ車体富士松工場で作られています。
そしてヴォクシーとノアは同じタイミングでフルモデルチェンジを行なっています。
生産ラインが同じなので内部の基本構造が変わるフルモデルチェンジを同時期にしないとコストがかかってしまうんですね。
こちらが2車種の初代から現行3代目までの年表↓
初代は6年、2代目は7年でフルモデルチェンジをしていることが分かります。そしてエスクァイアはヴォクシーとノアの3代目モデルが販売された2014年に発売されています。
となるとこのままいけばエスクァイアのフルモデルチェンジは早くて2020年、2021年辺りとなる可能性が高そうですね。
なんとエクスァイアのフルモデルチェンジが順調にいけるのか不安なことが日本で起きているようです。
日本市場はフルモデルチェンジに及び腰
実は近年日本市場においてフルモデルチェンジの周期が遅れていることが増えています。
2000年代は平均4〜6年のフルモデルチェンジ周期が2010年代にはいると平均5〜8年周期となっています。
特に酷い例として、かつては人気車種として高い知名度を誇っていたエスティマは2006年から現在までフルモデルチェンジを一度もしていません。
また10年以上フルモデルチェンジをしていない車種が増加傾向にあるようでエスクァイアも油断できない状況です。
フルモデルチェンジをしても利益が出ない?
一番の原因はフルモデルチェンジの開発コストに対して利益が少ないことです。
日本市場は成熟してしまっており伸びしろがあまりないため、人気車種でもない限りフルモデルチェンジをしても利益が出ない可能性があるのです。
またフルモデルチェンジが多いと中古車の買取価格が暴落しやすくなるためメーカーもモデルチェンジの周期を伸ばしてしまうようです。
とは言ってもヴォクシーは2018年のミニバン部門で販売台数3位、ノアは7位、エスクァイアは9位の人気車種となっていますのでエスティマのように10年以上フルモデルチェンジをしないということはなさそうですね。
ミニバン人気の低迷?
また国内の少子高齢化の影響でミニバンの人気も低迷しています。
子供の数が減っているためファミリーカー要素の強いミニバンの購入は減少傾向、今ではブームもありSUV車や高齢者向けの燃費の良いハイブリッド車の需要が伸びています。
それがメーカーのフルモデルチェンジへの投資をためらわせてしまう原因になっています。
また大手メーカーのマツダもミニバンを縮小してSUV車へ力を入れるとの発表をしています。
エスクァイア・フルモデルチェンジ どこが変わって欲しい?
またもう一つ気になるのがエスクァイアがフルモデルチェンジするならばどこが変わるかということではないでしょうか。
個人的にここを変えた方が良いなと思うところがあったのでご紹介させていただきます。
燃費
やはり一番気になるのが燃費。
まずはエスクァイアのカタログ燃費を見てみましょう。
- ハイブリッド車・・・23.8km/L
- ガソリン車・・・14.8〜16km/L
となっています。ちなみにヴォクシーとノアもほぼ同じとなっております。
そして口コミで調べた平均実燃費はというと
- ハイブリッド車・・・15〜16km/L
- ガソリン車・・・10〜12km/L
となっているようです。ミニバンとしてはまぁまぁの数字だと思いますが不満もあるようですね↓
街中6.5~8.5 km/Lくらい、高速道路(100 km/h)で12.5~13.5 km/L。4WDなので仕方がない。高速で燃費があまり伸びないのは、車体の空気抵抗が大きいことが原因だと思う。
引用:価格.com
渋滞、停滞などの、多いところで、ちょいのりからめてワーストリッター8キロ強です。 高速は100キロまでならリッター15~18
引用:価格.com
燃費の性能に関しては進歩が目覚しいのでフルモデルチェンジのさいは間違いなく向上すると思われます。
エスクァイアの燃費についてはこちらで詳しく紹介されていますのでよろしければどうぞ↓
走行性能
あまり良い評判を聞かなかったのが走行性能です。
ここが一番の問題です。 この車、高速道路は苦手です 横風の影響をもろにくらいます また、トラックの追い越しは気合が必要です。
引用:価格.com
背の高い車になりますので風にあおられやすく高速道路は怖いという意見が多く見られました。
こちらがエアロスタビライジングフィン。サイドガラス部についており強い風を受けた時、ここから渦を発生させ車体を押さえ込み安定させる機能を持っています↓
乗り心地
乗り心地も気になったという意見がチラホラ。ただしガソリン車とハイブリッド車では意見が分かれるところだそうです。
運転席や助手席での良い乗り心地は非常に良好なのですが、2列目と3列目の乗り心地は…。正直プロボックスの2列目と同レベルです。もちろんホールド性やクッション等が違うのですが…不快感は同レベルです。 同じ一般道を運転席や助手席では全く感じないのに、2列目や3列目に乗ったとたんガタンガタン感じますし、きしみ音も2列目や3列目だと伝わってきます。この違いは何なんでしょうか。 100歩譲って3列目はこれでもOKですが2列目でこれば残念過ぎます。 子供が小さいのなら騙せ?ますが、両親や友達を載せるのにこれはちょっと、、、一般道でこんなにきしむかね?ってぐらいきしみ音を感じます。運転席と助手席の乗り心地が良いだけに試乗車がハズレ車だった事を願いたいです。
引用:価格.com
高級感を売りにしているので座り心地は良くして欲しいですね。
また実際エスクァイアのガソリン車に試乗されている方のレビューがありました↓
実際に乗っている人の意見なので参考になります。
他にもエスクァイアの口コミを知りたい方はこちらをどうぞ↓
せっかくの格好良いエスクァイア。フルモデルチェンジしてもっと良い車になって欲しいですね。
こちらからもっと多くのエスクァイアを見ることができます!よろしければどうぞ↓
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エスクァイア・フルモデルチェンジ トヨタの動き
エスクァイアのフルモデルチェンジについて作り手であるトヨタに動きはあるのか。
気になったトヨタの動きについても調べてみました。
電動化した車への開発に本腰
今まで電気自動車など新技術への立場を明確にしてこなかったトヨタですが車の電動化への本格的な開発に言及しました。
ガソリン車が多数を占める中、2025年までにハイブリッド車を中心とした電動化された車をトヨタの全世界販売数の約半分にあたる550万台まで増やすと発表、2040年までにはガソリンエンジンのみの車0を目指すとしています。
もちろんエスクァイアからもハイブリッド車を出していますので新しい技術が搭載されてからフルモデルチェンジをする可能性もありますね。
ただしそう考えるとエスクァイアのフルモデルチェンジはもう少し後になりそうです。
この二つには
- 電気自動車=電気のみで走る車
- 電動化した車=電気も使って走ることができるガソリン車
という違いがあります。
大胆な計画変更
またトヨタ今月、マツダと合併して作った2021年完成のアメリカ新工場で当初生産する予定のカローラではなく新型SUV車を開発し生産することを発表しました。
アメリカでのSUV車人気の需要を考え計画の変更をしたようで、最近のトヨタはライバル車との競争を考え現地の人気などに対して敏感になっているようです。
この先海外での競争が激化すれば国内の設備投資にも遅れが出てきます。そうなった場合もエスクァイアのフルモデルチェンジが遅れてしまうこともありえます。
エスクァイア・フルモデルチェンジ 中国市場がカギに
というわけで不安が出るばかりのエスクァイアのフルモデルチェンジの話ですが思ったより早まる可能性もあるんです。
それは中国市場にかかっているようです。
中国や東南アジアでミニバンは好調
実はアメリカやヨーロッパではミニバンは商用車のイメージがあり、あまり人気が出ませんでした。ミニバン=ファミリーカーとは日本独自の発想なようですね。
しかし中国や東南アジアでは需要が高まっており、これからも成長する分野なのではと考えられています。
これを裏付けるように中国の大手車メーカーでは多くのミニバン車種を販売しています。
巨大市場への期待
ミニバンが人気なのは分かりましたがなぜ中国市場がエスクァイアのフルモデルチェンジを早める可能性があるのか、そのことについてご説明させていただきます。
レクサスが中国市場へ新ミニバンを発売予定
先ほどマツダはミニバンの販売を縮小していくと書きましたがトヨタはその逆を行くようです。
2018年のデータになりますが中国では2800万台以上の新車が登録されました。そのうち約8%がミニバンとなっています。単純に計算すると中国では年間で約220万台以上のミニバンが売れていることになるのです。
しかも富裕層が増えればさらに伸びる可能性があります。
ちなみに2018年の日本のミニバン売り上げ台数は年間約60万台となっています。
そんな巨大市場でトヨタの高級ブランド・レクサスが中国・上海モーターショーで新型ミニバン「LM300h」を発売することを発表しました。
こちらがLM300hの公式紹介動画になります。かなりの高級志向のある作りになっています。でも見た目はエスクァイアに似てますね↓
日本で発売されるかは不明とのことですが中国、アジア市場で発売するのは決まっているようです。
もしこの戦略が上手くいけばトヨタはヴォクシー、ノア、エスクァイアなどのやや安めの価格のミニバンをさらに中国市場へ流すものと思われます。
そして人気が出れば顧客を飽きさせないため予定より早くフルモデルチェンジをする可能性が出てくるというわけです。
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まとめ
- エスクァイアのモデルチェンジは2021年頃
- ヴォクシー、ノアと一緒にフルモデルチェンジする可能性が高い
- 日本市場ではフルモデルチェンジの周期が遅れ始めている
- 中国、東南アジアでミニバンが売れている
- この二つの市場で人気が出ればフルモデルチェンジが早くなる可能性も
いかがでしょうか。フルモデルチェンジに関しては憶測になってしまうことが多いので今回はトヨタ社や市場の動きから予想を出してみました。
世界的に不安定で厳しい状況ですが日本のミニバンにも頑張ってほしいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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