＜目からウロコ特集＞
はたして、どちらが強いのか？
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マツダの新型エンジン、SKYACTIV-ATが搭載されており、スポーティーかつ高級感あふれるボディ、そんな車がアクセラスポーツです。
さぁ、新車がほしい!そう思ったときに付きまとってくる問題とは何でしょうか?
そう、自動車保険です。
自動車保険、とりあえず入っておけばいいんでしょと思ったそこのアナタ!ちゃんと自分の保険のこと分かっていますか?
今回はそんな小難しい自動車保険について、アクセラスポーツを例に考えていきましょう。
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自動車保険って一体なに？
自動車保険になぜ入るのか
車の運転には危険が付きものです。歩行者、自転車、自動車、建物や壁など…道路上のあらゆる物が、運転の障害となります。道路上の乗り物で最も強いとされる車、そんな最強の凶器を操作している我々には当然、事故を始め、様々なリスクが伴います。
いくら気を付けて運転をしていても、事故を起こしてしまう可能性はゼロではありません。事故を起こすと、相手が何であれ、何かを壊してしまうことにもなります。さらに、多くの手続きが必要だったり、そのために時間がかかったり…。
そうなんです!事故を起こしたら不安ですよね。その時に味方になってくれるのが保険会社です。もしもの時の駆け込み寺なんです!
事故を起こしてしまった場合払わなければならないお金には、ざっと3種類に分けられます。
- 相手やあなた自身のケガの治療費…治療費、休業損害、慰謝料
- 壊したものの弁償代…電柱、ガードレール、店舗、舗装の修理費
- 相手方とあなたのお車の修理費…車の修理費、代車費
車の修理費だけでも100万円を超えてしまうこともあり、それ以外も合わせると、気が遠くなるような額になってしまいます。
自賠責保険と自動車保険の違い
自賠責保険
自賠責保険とは、車を購入した時に必ず加入しなければならない保険で、強制保険と呼ばれています。そのため、これに入っていないと車を運転できません。 また、自賠責保険は事故の相手方のケガ・死亡のみの補償となっていて、しかも限度額が設定されています。
- 被害者一名につき 相手方への傷害の補償（治療費、慰謝料など）…120万円
- 相手方への後遺障害に対する補償…3000～4000万円
- 相手方の死亡に対する補償…3000万円
つまり、この額を超えてしまうと自賠性保険だけでは賄えないため、自費となってしまいます。その際に助けてくれるのが自動車保険（任意保険）です。
自動車保険の相場
私たちが車をどんなシーンで運転するのか。そのライフスタイルは十人十色です。通勤に使う人もいれば、買い物などに使う人、休日にロングドライブをする人…それぞれ自動車保険に求めるものは違います。 新車に変えたばかりだったり、実家の車を子供が運転したりするようなこともあります。その場合は、保険料が高くなったとしても、補償をできるだけ手厚くしたいと思いますよね。一方で、社会に出たばかりの人や、独身で自分だけしか車を運転しない人は、補償は最低限でもいいから、とにかく安くしたい!と思うかもしれません。
そのため、自動車保険の相場は年代別で出されることが多いです。
| 年齢 | 自動車保険料の目安 | 特徴 |
| 10代 | 10～20万 | 等級も低く保険料は高い |
| 20代 | 8～15万 | 年齢限定条件で少し安くなる |
| 30代 | 5～10万 | 等級・年齢条件で保険料は最安値に! |
| 40代 | 5～10万 | 等級が上がれば負担は軽減 |
※等級…簡単に言うとポイントのようなもの。6からスタートして事故を起こすと基本的に3ランクダウンし、事故がなければ毎年1ランクアップする。最大20ランクまである。
ちなみに、アクセラスポーツでの保険料をアンケートしてみた結果がこちらです。
引用：価格.com
決して安い値段ではありませんが、もしもの時の備えと考えたら、必要経費ですね。
保険料はなにで変わる？
※１：ノンフリート等級の他、事故有係数適用期間も保険料に影響します。
※２：AEBとは衝突被害軽減ブレーキを指します。
引用：SBI損保
詳しい料金を知りたい方は、それぞれの保険会社のサイトや、一括見積のサイトがあるので、まずは見積もってみて、比較して決めるといいですね。
マツダの保険ってなに？
引用：マツダ公式HP
自動車保険の会社というと大手20社が有名ですが、最近ではディーラーでも自動車保険を扱っています。アクセラスポーツでは「マツダ自動車保険スカイプラス」というプランです。
マツダ自動車保険スカイプラスは、マツダ販売店で車を購入された方限定の保険プランです。
「マツダ自動車保険 スカイプラス」は、小規模のボディ損傷等に関して最長で3年間、任意でご加入いただく自動車保険を利用せずに修理を行うことが出来る補償特典です。
マツダの販売店で対象車両をご購入いただき、あわせて対象の損害保険会社の自動車保険にご加入いただいたお客さまに無償で提供いたします。
対象の損保保険会社は三井住友海上火災保険（株）、東京海上日動火災保険（株）、損害保険ジャパン日本興亜（株）としています。
引用：マツダ公式HP
窓ガラス損害、いたずら・落書き損害、キーシリンダーなどの修理など小さな損傷ですね。これ、意外と自費で直すとお金かかっちゃったりするんですよ。
ただ、5万円の上限金額があるため、でできる修理は バンパーやドア、フェンダーのキズ・へこみ補修 ・ドアミラーのキズ補修 などです。
しかも、これらの修理に、車両保険を使うと翌年から保険等級が下がるため保険料が割高になってしまうので、ディーラーで修理できるというのはうれしいです。
ほかにも、メンテナンスパッケージとして、次の車検までのオイル交換などがお得になるパックDEメンテなどの補償もあります。
マツダの販売店では、お客さま一人ひとりのニーズにあった自動車保険をご案内するとともに、万一事故があった場合は、事故受付後保険手続きから修理まで一貫して対応する、お客さまとお客さまのクルマを守るためのサービスを提供しております。
今回任意でご加入いただく自動車保険と、この「マツダ自動車保険 スカイプラス」により、お客さまのクルマを守る更なるサービスがそろうことで、今後はより安心してマツダ車にお乗りいただけるようになります。
引用：マツダ公式HP
ほかのディーラー保険との違いは?
・ホンダ
ホンダの自動車保険は、主に「ちょっとした傷などの修理」への補償が充実しています。
例えばフロントガラスの飛び石、直すほどでもないかな～と思うかもしれませんが、実は絶対に直さないと車検が通らないんです!でも、飛んできた石って犯人はいないですよね。請求しようにも相手が分からないので、直すなら自費か保険を使うかになってしまいます。 今まで多くの人がしぶしぶお金を払ってきたでしょう…。苦虫を噛み潰したような顔が思い浮かびます。
こういった修理を補償をしてくれるのがHONDA自動車保険安心プランです。 詳しくはこちらの記事をご参照ください。
・トヨタ
残価設定クレジット払いと一緒にして支払える自動車保険で、トヨタファイナンスという、トヨタの金融取り扱い部門がやっています。お金の管理だけで中身は他の保険会社に委託、引き受けてもらう形になってます。
・ニッサン
マツダやホンダと同じようなちょっとした傷のサポートに力を入れています。また、事故の際には専門スタッフが現場へ急行する、アクシデントロードサポートなども行っています。 プレミアムガラスサポートというものも付いていて、最悪の場合のガラス交換の補償までやってくれるようです。ガラス交換補償を掲げてるのはニッサンだけのようです。
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アクセラスカイプランのメリットとデメリット
なぜディーラー保険は保険料が高くなるの?
まず、追加の補償をつけたら料金が高くなるのは、オプションという特性上仕方ありません。 さらに、ディーラーは保険の場合、保険会社の代理店となっているので、直接契約できるダイレクト型保険やネット保険よりも、人件費が多くかかってきてしまうんです。
これは、店舗を持たないネットショッピングがセールとかを多く行えるのと同じ原理です。皆さんも、安く買うために店舗で現品を見てから、通販で探したり…なんて経験ありませんか?
保険料が高い基準として、大手会社の保険料はそもそも高いということがありますからね。結構な額の差が出ちゃうんですよ。スカイプラスについて、同じくマツダ車のCX-5の自動車保険を検討中の方にはこんな意見も。
引用：価格.com
年間15000円ほど高くなっているようです。 安さ重視の方にはやはりおすすめしづらいかもしれません。
ここまでの話を整理してみましょう。
マツダスカイプラスのメリットは、等級が気になって今まで修理に躊躇していた小さな傷を、心置きなく修理できるという点です。
ではこれまでに出てきたデメリットのお話もしましょう。
デメリットを挙げると、
- 自己負担額が5000円はかかる
- 加入できる保険会社が限られている（そもそも最低額が保険会社の中でも高かったり…）
傷の修理ができるといっても、自己負担額が5000円で50000円分の修理が受けられます。ですが、修理費用がそもそも30000円だった場合、25000円分はお得になります。しかし、このように考えていくと、45000円分の修理を毎年するでしょうか?
アクセラドライバー、保険を決めた人の声
ダイレクト型保険を躊躇する方のほとんどは、「事故になった時の対応」という点を懸念しています。その点、直接担当者と相談できる、代理店型保険では安心感が違いますよね。 アクセラスポーツでの口コミは少なかったのでが、皆さん何はともあれ満足して保険を決められたのでしょうね。 同じくマツダ車のデミオでの口コミをご紹介します。
マツダサポートプラスは魅力がありそうですね。 例えばちょい当て時の簡易塗装修理では普通車両保険が使えないですが、 少額修理（30,000円以下）なら10％程度の負担で済みますので 年1.5万差なら1回で2年分元が取れますし。
引用：価格.com
やはりドライバーにとってはスカイサポートはメリットが多いのでしょうか。また、こんな意見も。
ネットだと、支払いが汚ないと言うより、被害者側の立場になると、交渉にならないらしい この条件でないと、示談出来ません！と平気で云われるらしい……
また、以前(5年以上前、8,000円割引のネット損保)に見積り取ったとき、指定工場でしか終了出来ない、ディーラーに入庫出来ないと言われた ディーラー見積りは、保険だと、定価見積りで、値引きないから！
安さだけを求めると、万が一の時に、取り返しのつかない事にならないように、ご注意ください
引用：価格.com
なんと!これは参考になりますね…ネット保険の闇ですね。このような口コミを見ると、全部ディーラーで完結するスカイプランは、なんといっても安心なんですね。
皆さんも、きっとお二人のように悩んでしまうと思いますが、いろいろ見積もりを出して、比較して、納得のいくものを決めましょうね。
こちらはおすすめ保険会社をランキングにしてまとめた記事です。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
- 自動車保険には自賠責保険（強制保険）と任意保険がある
- 自動車保険には年齢や等級、車の乗り方などがかかわってくる
- 自動車保険はそれぞれのライフスタイルに合った選び方をすることが重要
- アクセラの保険料の相場は50,000円前後になることが多い
- ディーラーごとに加入できる、ディーラー保険ではメリットもあるが、デメリットもある
- 自分にとって必要なものはどのプランかを見極め、選択することでお得に
いかがでしたか?小難しい保険の話をつらつらと語ってきました。これまで、難しいからと勧められるがままに保険を決めていた人、とりあえず安さ重視で決めてきた人、これから新車を買うけど今までと同じでいいかと思ってた人…
様々な迷える子羊さんがいらっしゃるのではないかと思われます。
この記事を読んで、皆さんが少しでも保険を見直そうと思ってくれたなら幸いです。無事に自分たちに合った保険が見つかりますように。
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