<目からウロコ特集>
はたして、どちらが強いのか?
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七年前、国外逃亡したホンダ・シビック。活躍の場を主に欧米に転換した昭和の名車が帰って来ました。
新型シビックとなって生まれ変わり、セダン・ハッチバック・タイプRと国内販売が再開されたシビックの全貌を徹底解明していきます。
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ホンダ新型シビック2017年9月復活!
数あるホンダ車の中でも、「シビック」の名を語る形の車は今回の新型で10代目。
約半世紀にわたって愛され続け、初代からシビックを知る世代には懐かしさが、シビックを良く知らない世代からは、どんな走りをする車なのかってことで注目を集めてますね。
シビックは、8代目で一旦国内販売は終了した経緯があります。その後9代目シビックは海外販売のみ、日本国内ではわずか750台限定でタイプRを販売。
でもそのタイプRも転売目的の方々の手に渡るなど、あんまり商売上手くないとしか言いようのない戦略展開してました。真のシビックユーザーや走りが好きでシビックが好き、って方は買えなかったんです。
上手い戦略も出来ず、国内市場を見限って海外人気で生き延びてきたシビックがなぜ帰還?
再販のキッカケは、モデルチェンジした新型10代目にあります。もともと海外人気の高かったシビックをモデルチェンジして発売したら、欧米中心に売れまくっちゃたんだとか。
これはもしや日本に帰還してもイケるんじゃね?…ってことで返り咲きしたのが2017年9月のお話です。
ホンダ新型シビックはセダン・ハッチバック・タイプRの3種類
引用ホンダ公式HP
さて、再び国内市場に乗り込んだ勝負師ホンダ。新型シビックにはセダン・ハッチバック・タイプRと三種の神器で再戦を挑んできました。
最初に発売が決定したのがタイプR。ハッチバックボディーに320馬力の2.0リッターVTECターボエンジンを搭載しました。走る性能を強化する見た目デザインや軽量化を進め、実用性も兼ね備えたスポーティな一台にアレンジしてあります。
セダンとハッチバックには、ちょっぴりスペックは異なりますけど、同じ型の1.5リッターVTECターボエンジン搭載。新型シビック3タイプのスペック比較表を作ってみました。はい、こちら↓
引用ホンダ公式HP
はい、こちら。とドヤ顔で表を出されても、暗号にしか見えません(笑)それ以前にVTECターボエンジンってなんぞや。
新型シビック全タイプに搭載VTECターボエンジンって何?
今回新型シビック全タイプに搭載されてるVTECとは、ホンダ自慢のエンジンです。
エンジンは、燃焼室内に燃料と空気をいい具合に吹き込み、爆発圧力がエネルギーになって排気ガスを排出して動き続ける仕組みになってます。
そしてエンジンは常に一定パターンで燃料や空気を送り込んで爆発燃焼してるわけではありません。
例えば自転車。平坦な道を走る時と坂道では必要な脚力も違いますよね。スピード出すときは自転車だってタイヤぐんぐん回すために必死こいて漕ぎまくります。
エンジンも必死こいてガソリン燃やす高回転や、走り出し時のゆっくりスピード低回転、通常走行に適した中回転っていう回転域があります。その回転数に応じて、燃費や空気の送り込み量も違ってくるんです。
- エンジン低回転では、燃費も空気も吹き込む量は少なく、燃焼室内のバルブ開閉もドクドクする程度
- エンジン高回転では、よりパワーを生み出すために燃料も空気もどんどこ吹き込むから、バルブ開閉はバクバク忙しい
中低回転を重視すると、安定した走行は出来るけどスピードやパワーが不足します。
一方で高回転を重視すると、波に乗ればビュインビュイン速いサーキット並みの走りが出来ますが、いきなり高回転ではエンジンすらまともにかかりません。
引用ホンダ公式HP
ダイナミックな走りの車にするには、低回転も高回転も両立するバルブ開閉が必要になります。そこでバルブを操るカムという名の軸の部品、一本じゃ調整難しいなら2本にしちゃえ。入り口二つで出口は一つ。おぉ、ならばV字型にくっつっけちゃえ。
そうして完成したのがホンダ独自のVTECエンジンです。
VTECターボだと何がいいの?
引用ホンダ公式HP
ターボは、排気ガスを出すのに使う車の動力を活用して、空気をエンジン内に送り込むためにも使っちゃうシステムです。ひと粒で二度美味しい動力活用法。
排気と同時にパワーが補え、燃費効率が良くなります。排気量も小さく出来て環境性能と走行性能、どちらも両立した優秀エンジンなんですね。
このおかげで、新型シビックのセダンとハッチバックに搭載した1.5リッターVTECターボエンジンは、2.4Lエンジンより走りも燃費も上回るんだそう。
タイプRには、さらに2.0リッターVTECターボが搭載されてるので、もっとスピード感溢れるパワフル走行、ギュイィィーンな走りが楽しめます。
プラットフォームは統一して刷新
スピード感溢れるパワフル走行には、頑丈で屈強なボディが欠かせません。早く走るためには軽量ボディ、パワーに負けない安定した高速走行とハンドル操作への安心感も必要です。
引用ホンダ公式HP
骨組みにあたるシャシーやプラットフォームは、10代目新型シビックで全世界共通の新グローバルスモールプラットフォームというのに生まれ変わりました。
これまでは海外人気にあやかって、その国その地域に合った骨組みで作られていたので、この辺りは歴代のシビックから大きく変身したことになります。
タイプRは骨組みもまた格別に強固
タイプRはさらに強固な作りのプラットフォーム。耐久性がありながら軽量なアルミ製の骨組みに、よりハンドルさばきが伝わりやすいサスペンション、重心も低くして、キレのある走りが出来るよう改良されてます。
引用ホンダ公式HP
こんな感じでエンジンやプラットフォームが刷新された新型シビック。それぞれのタイプの特徴をもう少し突っ込んで解明していきましょう。
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ホンダ新型シビック・セダンの全貌
引用ホンダ公式HP
セダンに積まれた1.5リッターVTECターボエンジン、ギアボックスはCVTと呼ばれるオートマチックのみです。今はオートマ限定で免許持ってる方が多いし、誰でも乗りこなせるのが新型シビック・セダンですね。
1.5リッターVTECターボエンジンも、セダンの場合はレギュラーガソリンで動きます。走りに特化した車だと、ハイオクじゃなきゃパワー不足なんじゃないかって思ってたんですが、懐に優しいレギュラー対応、有難いです。
新型シビック・セダンの価格は?
新型シビック・セダンにはグレード設定がありません。セダン下さい!と言えば、これどうぞ的に一種のみのご紹介になります。
他車では同じ大きさでいくつもグレードあって悩むので、その辺は新型シビック・セダンはめんどくさくなくていいですね。オートマ限定でお値段は、はいこちら。
4WDなどはございません。先進安全技術ホンダセンシング付きなので、あとはボディカラーと好みのオプション追加で予算300万円くらいでイケそうです。
新型シビック・セダンのカラーは全5色
10代目、新型シビックのセダンのボディーカラーは5色展開。そのうちセダンでしか選べない色が2色あります。それがこちらの情熱的なくっきりレッドと、琥珀と瑠璃を混ぜたような絶妙なアースカラー。
引用ホンダ公式HP
引用ホンダ公式HP
コスミックブルーはあれですね、トヨタのヴォクシーのアゲハカラーに似てる気がします。まぁ、あちらさんはカラーオプションで3人の諭吉と引き換えですけどね。
一応シビックセダンのコスミックブルーは余計な諭吉招集はありません。そう思うと、この珍しい瑠璃色はお買い得カラーじゃないでしょうか。
その他セダンには、ありきたりカラーもしっかりご用意されてます。
引用ホンダ公式HP
引用ホンダ公式HP
引用ホンダ公式HP
一番キズも目立ちにくく、汚れも気にならないシルバーは、名前がおしゃれですね。ちょっぴりダークな闇夜の月=ルナというイメージでしょうか。
この5色の中で新型シビック・セダン購入者に人気の色ってどれなんでしょう。
セダンだろうがミニバンだろうが、選ぶ車のタイプが変わっても、あとで売却しやすいカラーに人気が集まるんですね。黒も約3割の方々から選ばれる模様。
新型シビック・セダンの内装
引用ホンダ公式HP
セダンって、落ち着いたダンディなオジサマがこよなく愛するイメージがありませんか。若者向け、ファミリー向けと言うより、セダンという響きからしてTHE・大人な感じがします。
だからってわけじゃないですけど、セダンの内装はシンプルです。そう、よく言えばシンプル、悪く言えば面白みもへったくれもない地味なインテリア(笑)
引用ホンダ公式HP
地味ですが、走る楽しさを実感出来るよう、メーターなんかはちょっとブルーのライトアップされててクールに乗りこなせそうですね。
肝心なのは、どれくらいの燃費でどんな走りが出来るのかってところです。
ホンダ新型シビック・セダンの燃費は?
すでに発売されているので、実際に試乗したり購入した方もいらっしゃいます。カタログ数値の燃費は、走ることが目的のスポーツタイプのセダンにしては上々じゃないでしょうか。
JC08モード 19.4km/L 実燃費はおよそ15km/L
他車セダンでは、マツダのアクセラが同じくらいのJC08モード燃費です。アクセラセダン実燃費は約15km/L強。大きく他車に劣る燃費性能ではないようです。
2019年新春には、アクセラも新型次世代エンジンSKYACYIV-X搭載でフルモデルチェンジの予定です。もっと燃費の良い新型が出るようなので、その詳細はこちらをどうぞ。
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ホンダ新型シビック・セダンの試乗評価は?
セダンの中ではそこそこの燃費の新型シビック・セダン。果たしてその走りっぷりはどうなんでしょう。すでに公道デビューもしてるはずですから、試乗評価も調べてみました。
乗り心地はおおむね好評
プロのドライバーから一般ピーポー、昭和の名車時代を知る方々など、様々なユーザーや試乗した方からはおおむね好評の乗り心地のようです。
普通に街乗りで、快適ドライブが楽しめるみたいですね。車に詳しい方々からは、細かい解説なんかもみられました。
足回りが柔らかいっていうのは、大きな段差を乗り越えるときもフンワリやり過ごしてくれるような状態です。ガッコンしないのはいいんですが、揺れの余韻で車体がグワングワンする場合もあります。
新型シビック・セダンは、そのグワングワンを制御する性能も長けてるようで、段差乗り越えたらボディを水平な姿勢に保ってくれます。車酔いしなくて済みそうですね。助かります。
実際の新型シビック・セダン試乗動画はこちら
車に詳しい専門家の方の意見も参考になりますが、車初心者・素人丸出しの源十郎からすると、走ってる姿を拝みたいのが本音です。
車が好きな一般ピーポーっぽい方の、新型シビック・セダン解説&試乗風景の動画を発見いたしました。柔らかい口調で分かりやすいので、一見の価値アリかと。
ホンダ新型シビック・ハッチバックの全貌
引用ホンダ公式HP
セダンに続いて、お次はハッチバックモデルを解明していきます。
ハッチバックも1.5リッターVTECターボエンジンを搭載。ですが、ガソリンはハイオク使ってさらに高出力・高トルク設定にチューンナップしてあるので、セダン以上のスポーティな走りが可能です。
走りのパワフルさは、排気量を増やすためにセンターエキゾーストシステムというのを採用。エンジンは燃やす・排気を吐き出す、が基本の動力システムですからね。
引用
わっさわっさ燃やしてシュッポシュッポするほど、エネルギー循環も良くなって加速やスピードに反映されます。
なのでシュッポシュッポ循環が良くなるように、排気ガス排出のマフラーがまっすぐストレートに2本仲良く並んで配置されてるのが特徴です。
新型シビック・ハッチバックはお値段据え置き2つのギアボックス
セダンでは、CVTと言う名のオートマ1本勝負ですが、ハッチバックモデルにはCVTの他に、ギアを切り替えながら自分の走りを追求できるマニュアル車もあります。
ハッチバックも特にグレード設定はなく、オートマかマニュアルかの2択です。お値段で悩む必要はございません。悩まずスパーんとこちらの諭吉をご用意下さい。
ギアボックスの違いがお値段に影響してないのは、マニュアル車欲しい方には嬉しいですね。ちなみにセダン同様、ハッチバックにも4WDはありません。
そしてハッチバックもホンダセンシング標準装備してるので、さらなるオプション付けたら300万円は超えちゃう予算が必要かと。
新型シビック・ハッチバックのカラーは5色
オプションはそんなに付けなくてもいいかな、と思っていても、選ぶカラーによっては諭吉の緊急招集もあり得ますね。
と言ってもハッチバックモデルのカラー展開は全5色。諭吉招集されるのは一番人気の白だけなんですけどね。
引用ホンダ公式HP
その他のカラーはオプション設定がありません。ハッチバック専用に展開してるこちらの2色はお買い得カラーです。
引用ホンダ公式HP
引用ホンダ公式HP
あとは根強い人気のモノトーン。セダンでご用意してる色合いと同じものになります。漆黒のパールきらめく宵闇の黒か、静かな夜空に凛と佇む月のごとき銀色の輝きか。
引用ホンダ公式HP
引用ホンダ公式HP
シャープでダイナミックな走りのハッチバックには、どの色も似合いそう。優柔不断な源十郎は、いつも黒の車をチョイスするので「悩んだら黒」という結論です。
新型シビック・ハッチバックの内装
引用ホンダ公式HP
ハッチバックはセダンより、走りにダイナミックさが加わっているので、てっきり内装にも若さとパワーが溢れてると思いきや。
予想を裏切ってセダンの内装と丸被りです。乗ったら違いがわからないんじゃないかと思うほど、ほぼ同じ作りです。
若干の違いはありますけどね。ひっそりこっそりメーターのライトカラーに赤が入ってます。あとは…やっぱり同じかな(笑)メーターに表示される内容も丸々パクってますね。
まぁハッチバックには6速MTがあるから、流石にMT車ならギアは違いますけど。
ホンダ新型シビック・ハッチバックの燃費は?
オートマCVT、6速MT。ハッチバックモデルの展開する2つのギアボックスは、燃費にも若干の違いを生み出してます。
〈CVT〉 JC08モード 18.0km/L 実燃費およそ13〜14km/L 〈6速MT〉 JC08モード 17.4km/L 実燃費およそ12km/L
スポーツカータイプの車って、スピード&パワー重視で燃費が悪いんです。が、もともとシビックのコンセプトは「燃費とパワーの両立」。
歴代シビックの名に泥を塗らないよう、しっかり意志を継いでます。プレッシャーもあっただろうに、低燃費を実現してます。
ホンダ新型シビック・ハッチバックの試乗評価は?
実燃費もおそらくは相当荒い運転をしなければ、10km/Lは下回らないんじゃないかと思います。そんなことも含めて、ユーザーボイスや試乗風景をご紹介。
パッと見は、セダンと大きく変わらないハッチバックですが、そういやタイヤは2インチくらいハッチバックのほうが大きいですね。セダンは16インチ、ハッチバックは18インチです。
タイヤサイズが大きいと、その分路面からのショックもボヨヨーンって伝わりやすいはずなんですが。あまり気にならないんでしょうか。それも含めて走りがスポーティって感じてるのかもしれません。
タイヤもデカくてガッシリボディにスポーティ。ランドクルーザーのあの巨漢もアクティブさがたまりません。ランクル300情報も、めっちゃ詳しくまとめてあります。
実際の新型シビック・ハッチバック試乗風景はこちら
どうも源十郎的には、「ハッチバック」という名前の響きからして「暴れ馬」を想像します。なんか、こうバタバタ暴れる車体?アメ車じゃないんだから、バウンドするようなシステムはついてませんけどね。
セダンより大きめタイヤで、さらにエンジン性能もちょっぴりアップのハッチバック。動いてる姿をご覧いただきましょう。
セダンでも試乗動画を公開してた方が、ハッチバックバージョンもアップしてたので、比較しやすいかなという理由で再び登場していただきました。
ホンダ新型シビック・セダンとハッチバックの違いは何?
引用ホンダ公式HP
さて、現在の車業界ではセダンははっきり言って不人気です。一方でハッチバックはマツダのアクセラやアテンザ・日産ノート・トヨタのアクアなんかは人気車種。ホンダもフィットがハッチバックタイプでは売れてます。
外観デザインが違う
引用ホンダ公式HP
まず顔面に若干の違いがあるんです。真ん中のホンダのロゴから目みたいなヘッドライト、そこに向かって伸びてる飾りの質感と色が違います。
ホンダロゴが鼻としたら、ソリッドウイングフェイスってのは「黒ひげ危機一発」のヒゲ部分みたいなものですかね。そこがナイスミドルなオジサマ風に銀髪なのがセダン、おしゃれヒゲみたいな黒ヒゲがハッチバック。
ハッチバックは、より車両の下に流れる空気を多くし、走行性能が向上するように設計してあります。
引用ホンダ公式HP
正面からの見た目以外に、後ろ姿にもパッとみて分かる違いがあります。ブレーキ踏んだり右左折のウィンカー出した時に光るテールランプ。ハッチバックの方が少し大きめですね。
なるほど。ハッチバックは、セダンよりさらに走りを追求したタイプに仕上げてるので、羽が若干大きめなんですね。
この羽、空気抵抗を調整して走行性能を高める役割があるそうです。走行性能よりも安全性や乗る人数、広さを重視したミニバンやワンボックスカーにはたしかに羽は付いてませんね。
たくましい走りをする車は、その分排気量も多くなります。走りに影響するので、排気ガス排出するパイプ、俗に言うマフラーにもちょっと違いがあるんですね。真ん中2本、たしかにカッチョいいって思ってました(笑)
荷室が違う
セダンとハッチバック、そもそもの違いはドアの数え方にもあります。
- 新型シビックのセダンは4ドアセダン
- 新型シビックのハッチバックは5ドア
お尻のドアの違いが4ドア・5ドアの違いでもあり、セダンとハッチバックの一番の違いでもあります。
引用HONDA UK公式HP
セダンは荷室、要はトランクですね。ここがトランクしか開かないのが特徴です。窓ガラスが付いてる運転席・助手席・左右後部座席のドアだけカウントするので、4ドアと言います。
一方でハッチバックは荷室が後ろの窓ガラスごとガバっと広く開くのが特徴です。窓ガラス付いてるドアだから、お尻のドアもカウントして5ドアなんですね。
荷室の広さ、容量にも差があります。
- セダンの荷室は奥行きタップリ519Lの空間容量。ゴルフバック4個は余裕
- ハッチバックは高さが充分420Lの空間容量。ゴルフバック3個ほど。高さがあるのでさらに荷物を詰め込むことは可能
セダンのトランクは狭く見えるわりに空間容量多いですね。あんまり積めないイメージだったんで予想外でした。ただ、コンパクトに荷物をまとめて収納アドバイザー並みの整理整頓手腕が必要かもしれません。
ハッチバックのトランクは、高さも活かせば1Lペットボトルは478本積み込み可能。ワンコだってこの通り。奥行きなくても充分広いですね。
引用HONDA UK公式HP
お値段が違う
セダンもハッチバックもグレード設定がないので、お値段比較も簡単です。
セダンはCVTのみで265万円、ハッチバックはCVT&6速MTどちらも280万円。その差は15万円です。
新型シビック・セダンは、埼玉にあるホンダ工場で完成させた国産車。一方で新型シビック・ハッチバック(タイプRもですが)イギリスのHONDA UKからの逆輸入車になります。
輸入してるからその分ちょっぴりお値段上乗せ?という説も見かけました。が、今回の新型シビック再降臨は、セダン・ハッチバック・タイプRと3つのモデル同時進行です。
ハッチバックはタイプRのベースとして一緒に開発が進んだので、ハナからセダンより屈強な骨組みになってます。ガッシリした骨格にした分、設計費用もかかったから、ちょっぴりお値段上乗せのようです。
エンジンスペックが違う
同じ1.5VTECターボエンジン搭載してますが、馬力なんかのスペック差があります。
セダンの最高出力は173馬力。ハッチバックは182馬力。結構違いますね。
だからその分ガソリンもセダンはレギュラーガソリン、ハッチバックは高出力を確保するためにハイオク仕様になってます。
ドライビングを自分の技術で堪能したい方も、よりスペックの高い車、さらにはMT車、という選択肢が広がることになります。
さらに言うと、未だにエンストもするし(笑)
CVTならセダン?ハッチバック?乗り味も違う
MT車は、そこそこの運転技術がないと難しいかもしれません。オートマCVTをチョイスするなら、セダンとハッチバック、ぶっちゃけどっちが良いんでしょう。試乗の声から違いを探ってみました。
同じCVTなら、ハッチバック推しの方のほうが多いようです。でもお値段15万円違うしなー。ガソリンも、ハイオクとレギュラーじゃ平均して11円/Lくらい差があります。
その程度の差額でワイルドスピードな走りが出来るなら安いもんだぜ!って方は、ぜひハッチバックをお選びください(笑)
ホンダ新型シビック・タイプRの全貌
引用ホンダ公式HP
真のワイルドスピード。体感出来るのはやはりこのタイプRでしょう。
新型シビックのタイプRは、ハッチバックボディを基調にしてガッシリ強化。ハッチバック同様、英国のホンダUKでの生産になるので、逆輸入車ですね。
より早く、より逞しい走り。
タイプRは、一般ピーポーでもサーキットのような走りを楽しめるモーターカー。セダンとは全く違う、ハッチバックとも一線を画した特別な存在です。
タイプRはなぜ特別?
ホンダはF1なんかのモータースポーツにも力を入れてますよね。ほかにもモータースポーツにはワンメイクレースっていう、アマチュアからプロドライバーまで幅広く参加可能なレースがいくつか開催されてます。
「スーパーGT」とか「フォーミュラ・ニッポン」「スーパー耐久」なんて名前のレース。ここに“シビック使い”と呼ばれる多くのドライバーが参戦して、抜きつ抜かれつの名勝負も繰り広げられています。
こうしたレースにも参加するほどのスポーツモデルの最上位グレード、ホンダでは車種を問わず「タイプR」の異名を付けてます。とにかくすごい走りをするホンダ最高峰のスポーツカーのグレードの代名詞ですね。
数々の偉業を成し遂げるホンダ渾身のスポーツモデル。タイプRはそういった意味で特別で重要な位置にあるんです。
新型シビック・タイプRの価格は?
特別設計のタイプRは、お値段も特別です。なんてったってホンダ最高峰のスポーツグレードを名乗ってますからね。
新型シビック3モデルの中でもダントツのお値段、はい、こちら↓
余分なものは省いて、走ることに特化した作りです。オートマCVTなどございません。ホンダセンシングとかナビとかオーディオも一切ございません。
音楽は、ボディが奏でるスポーツサウンドをお楽しみください。ギアをチェンジするときのガコって音や、エンジンの唸り、さらにブィブィ言わせるスポーツカーならではのエキゾーストノートが絶好のBGMです。
お値段お高め、もし色々オプション付けたら、軽く500万円は超えちゃうかと思います。ただしその分、FF最高の走りを演出すること間違いなし、です。
世界でも過酷なテストコースで名高いドイツ・ニュルブルクリンクでは、すごいタイムも叩き出してます。最速の走りを極めたFF界の新生児、新型シビック・タイプRの最高の走りをご確認下さい。
後ろ姿がまたたまらなくカッコいい
引用ホンダ公式HP
走りもすごけりゃ見た目もカッコいい。タイプRの何が良いかって言うと、源十郎としてはもう見た目そのもの。正面もカッコいいんですが、後ろ姿がたまらんのです。なんかガンダムっぽくないですか。
力強い走りに欠かせない高出力にしっかりついてこれる大流量パイプも、真ん中に3本あって、これもいい!
新型シビック・タイプRのカラーは4色
さらにタイプR専用のボディカラーもご用意されてます。サーキットを颯爽と走り抜け、チェッカーフラッグ振られる場面が想像出来そうなネーミング。
引用ホンダ公式HP
源十郎イチオシはこの白ですね。部分的に赤いカラーも施され、見てるだけでも大満足。その他のカラーにも赤がチョイチョイ施されていて、スポーツカーらしい華やかさがあります。
引用ホンダ公式HP
引用ホンダ公式HP
引用ホンダ公式HP
だいたいスポーツカーって言ったら、フェラーリやポルシェの印象が強く、ボディカラーは赤が一番と思ってました。が、新型シビック・タイプRに関しては、赤は面白くないですね。案外普通に見えてきます。
新型シビック・タイプRの特別感は内装にも
引用ホンダ公式HP
ボディカラーで印象も変わるタイプRですが、内装はこれ一択。黒×赤のコントラストが絶妙です。シャープでカッコよすぎるだろ!これ!って独り言出ちゃいました。
運転席と助手席は、シートも赤を使ったバケットシートっぽい作り。しっかりシートに身体を沈めて、ドライビングに集中出来る形になってます。座席での安定感はハンドリングにも影響しますからね。
引用ホンダ公式HP
なんだかプロドライバーになった気分になりそうです。後部シートもこんな感じにすごいのかと思ったら、そんなはずはありませんでした。後部座席は普通です(笑)
引用ホンダ公式HP
いたって普通の作りですけど、普通じゃないポイントもありますね。シートベルト、赤ですか。初めて見ました。こんなクールビューティなシートベルト(笑)
内装はインテリアとしての完成度が高いですね。いっそ新型シビックはセダンはあれで良いとして、ハッチバックもこんなオシャレにして欲しかったな。
まぁそれじゃあタイプRの特別感が薄れちゃいますけどね。特別といえば、ミニバン界には特別特異の異端児がいましたね。奇抜デザインでありながらも人気の高いシエンタもビッグマイナーチェンジを控えてます。
ホンダ新型シビック・タイプRの燃費は?
特別感をそこら中に漂わせてる新型シビック・タイプR。燃費からもその特別感が漂ってます。タイプRの燃費はドン!はい、こんな感じ。
〈6速MT〉 JC08モード 12.8km/L 実燃費およそ9km/L
ホンダがツーリングカーなど、モータースポーツで培った技術をつぎ込んだ走行性能の高いエンジン積んでますからね。市販車のスポーツカーの中ではパワーも充分、足回りも強靭、されど実用性は損なわない燃費性能じゃないでしょうか。
タイプR専用の運転モード
実用性とスポーツ性、兼ね備えたのは燃費性能だけじゃありません。いくつかのモード切り替えで様々な異次元ドライビングも堪能できます。
心昂ぶるブッチギリの高揚感【+R】
引用ホンダ公式HP
アマチュアでも参加出来るレースもありますからね。
「サーキットで一瞬の風になる」
そんな極限の走りに集中出来るドライビングモードが【+R】です。サーキット以外、どこで使うモードなのかはわかりません(笑)
スタートした瞬間からビューンと加速【SPORT】
引用ホンダ公式HP
街中の喧騒を離れて、山道や峠で自由自在に走り回る。時にはゆっくり、時にはスポーティに。
思いのままにタイプRを操って、走ることの楽しさが思い出せるドライブモードが【SPORT】です。山道クネクネ、峠を攻めるとか、ちょっと走り屋っぽくてカッコいいかも。安全運転はして下さいね。
日常でもスポーティな走りを【COMFORT】
引用ホンダ公式HP
街中も高速道路のロングドライブもお任せあれ。ドライバーだけでなく同乗者もスポーティな走りを満喫出来ます。
リラックスしながらタイプRの快適な走りを、乗った人みんなで分かち合いましょうってモードが【COMFORT】これでデートとか、女子ウケはいいんでしょうか。
ホンダ新型シビック・タイプRの試乗評価は?
女子ウケはさることながら、そんな外ヅラよりも己にとっての乗り心地。タイプRはホンダ魂・走り屋魂が宿る一台です。
「自分たちは凄いの復活させた」っていくらホンダが思っても、そんなの独りよがりの思い込み、自己満足でしかありません。ホンダ魂は、試乗した方にちゃんと届いてるんでしょうか。
自己満足の境地なら、また国外逃亡のピンチかと思ったんですが。そこはホンダも「本気」と書いて「マジ」と読む、きっちり期待を裏切らない仕事をしてるようです。
もっとやんちゃな走りっぷりを期待していた方には、若干物足りない感じもあったみたいですけどね。まぁ基本的に一般ピーポーは街乗りメインなので、全般的には文句ナシの出来栄えかと思います。
実際の新型シビック・タイプR試乗風景はこちら
いろいろ凄いだの期待通りだのと耳にしても、やはりあのカッコいいお姿で、ブォォォーって公道走ってる姿が観たいですよね。
お任せ下さい。ご用意しました。タイプRの試乗動画。セダン・ハッチバックに続き第3弾!この方タイプRにも試乗しております(笑)
別に友人でもなんでもございません。単に「同じ人目線」だと、新型シビック比較しやすいかと。
そしてタイプRに限っては、やはりプロドライバーの試乗評価も気になります。走りのエキスパート目線での試乗風景も、合わせてお楽しみください。
ホンダ新型シビック第1号は誰の手に?
今回日本で再発売された10代目新型シビックですが、一足早く2017年6月にアメリカでタイプRが発売されました。
アメリカでは2016年1月に、新型NSXの量産型第1号がオークションに出品されて、その時の落札額をホンダは全額チャリティー団体に寄付しています。
ホンダ・量産型初号機はオークションに出品
新型NSXのときは、NASCARっていうカーレースの名門チーム、ヘンドリック・モータースポーツのオーナーであるリック・ヘンドリック氏が落札。その額は120万ドル。日本円でおよそ1億5千万円ほどでした。
そりゃもうビックリ価格です。ホンダは量産型の車の記念すべき第1号車を、誰でも公平に買い求めることができるように、オークションに初めて新型NSXを出品したんだとか。
ちなみに新型NSXは、もともと価格の高いホンダ自慢の最高級スポーツカーです。アメリカでの販売価格も15万6,000ドル(約1,870万円)〜20万5700ドル(約2,470万円)と超高額。
それがさらに7倍以上のお値段でお取引きとは…世の中の大金持ちはケタ違いですね。この新型NSXに続いて2017年から米国で量産体制に入った新型シビックも、タイプRの初号機がオークションに出品されました。
新型シビック・タイプRの1号車もオークションに
オークションで落札された新型シビック・タイプRがこれ。
ボディカラー、チャンピオンシップホワイトじゃないんですね。てっきりタイプRのみ設定されてる、白と赤のコントラストが絶妙な白ボディーだと思ってました。
新型シビック・タイプRは、米国価格33,900ドル(約373万円)と、日本国内販売価格よりちょっぴりお手頃。こちらの米ドルお値段のおよそ6倍、20万ドル(約2,200万円)で落札されたそうです。
この落札額も、ホンダは初めてオークション参加した新型NSX第1号の時と同様に寄付しています。
そう、タイプRは歴代のシビックでも何代かにわたって作られてきましたが、車両盗難に遭うケースがすごい多かったんです。
NSXしかり、絶版になったインテグラしかり、シビックも、タイプRにはイモビライザーっていう電子キーの照合システムが標準装備されました。専用キーじゃないと、エンジン掛からない自動車盗難防止システムですね。
でもこのイモビライザーを狙った窃盗団も出没して、2008年には悪人検挙!っていう報道もありました。タイプRは普通に買っても高いですからね。やめて下さい、盗むのは、って切実に思います。
ホンダ新型シビックの安全性能は?
引用HONDA UK公式HP
盗難も参っちゃいますが、事故ってお陀仏も悲しいかな。「パワフル・ダイナミック・スポーティ」な走りを見せてくれる新型シビックだから、ギュイィィーンって走りが楽しめるのはいいんですが、その分なにかと危険も伴います。
安全性はどうなのよ。ホンダといえば、安全運転支援システムにホンダセンシングがありますね。新型シビックは、セダンとハッチバックにはホンダセンシングが標準装備されてます。
安全運転お助けシステムHONDA SENSING
引用ホンダ公式HP
❶衝突軽減ブレーキ(CMBS)
四六時中、運転にだけ集中できれば問題ナッシングですけど、人間だもの。たまにはボケっと気が緩むこともあります。
前走車や対向車線、歩行者なんかへの注意が充分ではない時のヒヤッと感を減らしてくれます。
❷追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
普通に安全運転してても、いつのまにか前の車に接近してることってありますよね。安全な車間距離を保って、ロングドライブも安心出来るクルーズコントロールでお助けしてくれます。
❸オートハイビーム
対向車や後続車、ハイビーム発射されると「う。眩しい!」って思ったことないですか?対向車への配慮はもちろんですけど、それよりなにより後ろの車。ミラーに反射してうっとおしいこと極まりないです。
でもいちいちロー&ハイの切り替えめんどくさい。そんな手間を省いて勝手に切り替え賢いシステムはお役立ち度No.1。
❹路外逸脱抑制機能
わざとなのか体調不良なのか、時々蛇行してる車を見かけます。わざとなら「車に乗るな!事故に巻き込まないでくれ!」が本音です。
体調不良でフラフラ運転なら、これまた「車に乗るな!家で休め!」と言いたいところ。ボケっとしてて蛇行しちゃう場面もあったりしますよね。
蛇行運転したら、警報でお知らせ。元の路線に復活するサポートも。
❺車線維持支援システム(LKAS)
「私の前に道がある。私の後ろにも道はある」道があるならまっすぐ安全コースを進みましょう。車線ラインを察知して、安全コース進行もお手伝いしてくれます。
❻標識認識機能
道路標識はただの看板ではありません。守らないドライバーがいれば大事故に繋がります。事故が起きなくても青キップの粛清が。
つい見落としがちな看板…もとい道路標識も賢く読み取って表示してくれます。これがあると「標識つい見落としました」の言い訳は通用しません。
新型シビックに装備されるホンダ・センシングはちょっと足りない
オートハイビーム機能も付いて、ホンダ先進安全技術が標準装備。これなら安心!と思いきや、他のホンダ車HONDA SENSINGには付いてて、新型シビックには装備されてないものもあります。
- コンビニ突撃などを未然に防ぐ誤発進抑制機能なし
- 後続車にププーってされちゃう先行車発進お知らせ機能もなし
今、最も全車にくっ付けて欲しいアクセル踏み間違え時のブレーキサポート、付いてません。ちょっとご年配の方に多い誤発進ですけど、どの年代の方でもテンパって間違えてアクセル踏んじゃうこともありますよね。
そこがちょっぴり残念な安全装備。「だったらいっそつけなくても」そんな方にはホンダセンシング装備なし車もご用意されてます。
- セダンはホンダセンシング装備なし設定可能。お値段下がって¥2,580,120
- ハッチバック(CVT限定)でホンダセンシング設定なし可能。お値段下がって¥2,730,240
そしてこれはセダンとハッチバックの場合です。一番スピード出して安心安全のお助けが欲しいタイプRは、ホンダセンシング標準装備ではございません。オプション扱いになるのでお気をつけて。
全タイプ共通・アジャイルハンドリングアシスト
ちょっと物足りない新型シビックの安全サポートですが、セダン・ハッチバック・タイプR全種共通の運転サポート体制は装備されてます。
安定した走行が出来るよう、ブレーキを抑制してカーブもすんなり曲がれるアシストシステムが完備です。それがアジャイルハンドリングアシスト。
カーブ曲がり損ねて吹っ飛んで事故、なんてそら恐ろしいですからね。
引用ホンダ公式HP
ただ、一般道ではそこまで気合いの入ったカーブはないので、峠や山道でお役に立つといった感じでしょうか
気合いの入ったカーブ、たしかに一般道にはあまりありませんね。でもそこそこの急カーブ、オーバーステアとかアンダーステアで走りがブレることもありますからね。そんな場合にも助太刀してくれそうです。
【オーバーステア】 一定のハンドル角で曲がってて、速度が上がると車の向きが内側に入っちゃうこと。限界突破でぐるぐるスピンの危険あり。 【アンダーステア】 一定のハンドル角で曲がってて、速度が上がると車の向きが外側に膨らんじゃうこと。よく「アンダーが出る」って言うのは、車体後部が外に持ってかれて、限界突破でカーブ曲がりきれずにお陀仏南無阿弥陀の危険あり。
ホンダ新型シビックは売れてるの?納期は?
2017年9月に復活を遂げた新型シビック。欧米でで爆発的な売れ行きを見せたから、出戻ってきたわけですが、海外と日本とでは車に対する要望が異なります。
特にヨーロッパでは、走りがよくないと車は売れません。走行性が最も重要な条件なんです。日本じゃ国土は狭い、道路も狭い。スピード狂はさっさと青キップ切られちゃいますしね。
だから新型シビックのような走りに特化した車、日本じゃやっぱり需要は少ないんじゃないか。そう思って復活してからの売れ行きを調べてみました。
*源十郎調べ
実は再販売が開始した2017年9月には早速注文が殺到し、発売後一ヶ月の累計受注数、なんと1万2000台超えだったんです。
スタートは絶好調。新型シビックを待ちわびてた方が多かったんでしょう。モデル別にみると、圧倒的にハッチバックに人気が集中してますけどね。
現在どの自動車メーカーでも人気薄のセダンも、25%も売れてるだなんて快挙です。これは「シビックだから」という理由も絡んでるのかなと思います。タイプRは思ったより多くないですね。まぁなんせMT、免許がオートマの方は買えないですからね。
納期はどれも数ヶ月待ち
売れ行き的に一番少ないタイプR、これがもっとも納期が遅いようです。新型シビック発売当初に購入した方の納期タイミング、こんな感じになってます。
【新型シビック・セダン】 2017年9月・10月購入→翌2018年1月〜2月納車 (だいたい4ヶ月〜6ヶ月後) 【新型シビック・ハッチバック】 2017年9月・10月購入→翌2018年1月〜2月納車 (だいたい4ヶ月〜6ヶ月後) 【新型シビック・タイプR】 2017年9月・10月購入→翌2018年夏頃納車 (最短で2018年3月だった模様)
メーカーからの公式発表ではありません。源十郎調べでは、このような納期タイミングだった、ということです。ひとつの目安として参考にして下さいね。
タイプRが一番納期が遅く、セダン・ハッチバックのほうが早いのは確かかと。ただ、今回新型シビックは、全モデル並行して量産体制に突入しています。生産量や生産ペースの兼ね合いで、即納はまだ難しいかもしれません。
順調に売り上げも安定し、現在は生産体制も安定してきたと思いますが、詳しい納期タイミングは、お近くのディーラーで一度ご確認を。
ホンダ新型シビックへの道のり・歴代シビックたち
再販したら、やっぱり売れたホンダ・シビック。そこには10代目新型シビックに繋がる長い歴史があります。懐かしの初代シビックから、国外逃亡した9代目シビックまでの歴史をザックリ振り返りました。
初代シビック(1972年〜)
引用ホンダ公式HP
初代シビックは1972年生まれ。ハッチバックを中心に2ドア・3ドア・4ドア・5ドアと、いろんなドアが開け放題・締め放題の車でした。
もともとホンダは2輪車、カブとかのバイクメーカーとして誕生したメーカーです。バイクだけにとどまらず、本格的に4輪制作に乗り出し、車メーカーに生まれ変わる転機になったのが、このシビック。
「車メーカーのホンダ」の地盤になった重要モデルだから、シビックへの想いもひとしおです。だから今回の10代目まで続く名車なんでしょうね。一緒に生まれて一緒に成長してきた、そんな感じかな。
シビック人気の始まりは、アメリカでの爆発的なヒットがきっかけでした。今もCO2問題は深刻ですけど、1973年にも大気汚染に関する法令が作られたんだとか。
アメリカで施行された排ガス規制・通称マスキー法、この法で定められた基準をクリアしない車は乗っちゃダメ買っちゃダメ作っちゃダメと、ダメダメ尽くしだったんです。ところが彗星のごとくマスキー法の厳しい基準をクリアした車が新登場。
瞬く間にアメリカのお茶の間人気をかっさらい…というのがシビックでした。一気に世界デビューもしてたんですね。
2代目スーパーシビック(1979年〜)
引用ホンダ公式HP
初代シビックを超えろ!そんな想いで2代目シビックにはニックネームがつけられました。その名も「スーパーシビック」
ホンダ公式直々の命名です。源十郎、勝手に命名とか統計とか取っちゃいますが、このシビックのニックネームは正式に車業界で通用します。
初代超えを狙った2代目ですが、人気は不発。売れなかったみたいで、現在ではほとんど見かけることが出来ない模様。
なんですかね、初代はレトロキュート感があったのに、急にブチャ可愛なカバみたいに変身しちゃってますね。目と目が離れ過ぎだからかな。
3代目ワンダーシビック(1983年〜)
引用ホンダ公式HP
若干目と目が通じ合わなかった2代目スーパーシビック。一気にデザイン一新で再登場しました。その名も「ワンダーシビック」
どの辺が「ワンダー」なのかは知りません(笑)
ただ、開発コンセプトに「マン・マキシマム・メカ・ミニマム」というのを掲げていました。直訳すると「人大機小」
このままでは意味不明なので、拙い英語力で解説いたしましょう。人間のための乗るスペースは最大限に確保し、エンジンやサスペンスなどのメカ類はちっこくした。
…こんな感じでしょうか。兎にも角にも、ちょっぴりハイセンスな見た目デザインに生まれ変わって、3代目シビックは1984年グッドデザイン賞を受賞しています。
グッドデザイン賞、車界では初の快挙だそうで、日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。車界初、ホンダ初。この頃からツーリングカー選手権にも用いられ、その走りっぷりで若者や走行性重視のドライバーから多くのラブコールをゲットしてます。
4代目グランドシビック(1987年〜)
引用ホンダ公式HP
段々と色んな方々から支持されるようになったシビック。賞をもらっちゃうくらいのナイスデザインは、大変貌こそしてませんがモチーフそれなの!?とツッコミたくなるヒラメだそうです。
そしてこれまたどの辺から持ってきたのかわからない、ニックネームは「グランドシビック」
グランドと言うからには、どっかが大きいに決まってます。よくよく調べると、この4代目からホンダの魂・車の命、エンジンにVTECが採用されるようになったそうな。
3代目あたりから「シビックの走り、イケてるんじゃね?」と気付いたのか、ワンダーシビック・グランドシビックはアマチュアレーサー&公道の走り屋さん達から愛されることになっていきました。
オラオラ走りするお方々に指名され、赤い回転灯の制服車とのデッドヒートを繰り返し、お縄頂戴した車の多くは、この頃のシビックだったりします。
5代目スポーツシビック(1991年〜)
引用ホンダ公式HP
走りっぷりが人気のシビック、そのニックネームも5代目にはわかりやすく「スポーツシビック」というお名前を賜りました。
賜った、なんて大和撫子っぽい言い方しましたが、デザイン的にはブラジル・サンバ。情熱的がコンセプトです。エンジンもより情熱的にVTEC-Eとかいう超低燃費スペックに変身。
走りに加えて低燃費実現へと開発が進んでいったのがスポーツシビックですね。
6代目ミラクルシビック(1995年〜)
引用ホンダ公式HP
走行性能が進化していったシビックに、ホンダ渾身の最高峰スポーツグレード「TYPE-R」が追加されたのは6代目からです。
5代目までは、いい走りっぷりのファミリーカーの域を出ませんでしたが、ここから「本気」と書いて「マジ」なホンダのスポーツカーとして、さらなる走りの探求が始まります。
まさに「ミラクル」なぶっちぎりのスピード、十勝24時間耐久レースにも参戦した6代目は、日産スカイラインGT-Rを破って総合優勝も果たしました。
この快挙の裏では、コッソリ3度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞して、最もニックネームがしっくりきたのが「ミラクルシビック」です。
7代目スマートシビック(2000年〜)
引用ホンダ公式HP
代を重ねるごとに着々と大人の階段登るシビックは、7代も続くと走りだけでなく室内空間や経済性、安全性にも気を配れるモデルへと変わっていきます。
5ドアが主流になり、ミニバンっぽさを醸し出し、ハイブリッドモデルも7代目からデビューしました。うなぎ登りのシビック天下、このまま安泰かと思った矢先、ホンダの失態が始まります。
この大きさ・この形で、類似品フィット作っちゃたんです。販売台数は軒並み下がり、庶民のお気に入りはフィットへ。
それでも海外では変わらず順調に人気者だったおかげもあり、3ドアのタイプRを英国ホンダUKで生産。輸入車というハクを付けて、なんとか細々シビック人気の皮一枚、繋げてきました。
8代目シビック(2005年〜)
引用ホンダ公式HP
代ごとに可愛いらしいニックネームがつけられてたシビックも、8代目からはニックネームもなくなりました。モデルも4ドアセダンのみ。完全にフィットに乗っ取られた感満載です。
ホンダはそのまま、ハッチバックならフィットで充分っていう戦略にうって出ます。ハッチバックのシビック欲しい、ってユーザーボイスを聞き入れず、強気に出た結果がこの後のシビック国外逃亡です。
9代目シビック(2011年〜)
引用ウィキペディア
人気低迷、ブランドバリュー低下したシビックは、9代目から海外販売のみのモデルへとシフトしました。若干サイズを欧米人気に合わせたんでしょうかね。8代目より少しだけ大きくなり、欧州を中心に売れ続けます。
こうしてシビックは、この9代目こそ国内販売をしませんでしたが、世界規模で販売が継続されていました。
ホンダは、4輪車生産通算なんと1億台以上もあるんだとか。その中でおよそ4分の1にあたる2400万台、実はシビックなんです。ものすごい稼ぎ頭だったんですね。
今回の10代目新型シビックは、日本を含め世界中で販売が継続されてます。昭和の名車・シビック伝説の終わりは、まだまだ先のようです。
まとめ
ここまで10世代にわたって引き継いできた歴代シビック。国内で再び販売したい、という社内の声も多かったようです。
- 新型シビック日本再販は2017年9月から
- セダン・ハッチバック・タイプRとモデルは3種類
- 全タイプ搭載VTECターボエンジン、プラットフォームも新グローバルに刷新
- 新型シビック・セダンはオートマCVTのみ。お値段265万円
- 新型シビック・セダンの試乗は好評、実燃費も約15km/L
- 新型シビック・ハッチバックCVTと6速MT、お値段どっちも280万円なり
- 新型シビック・ハッチバック燃費もパワーも両立させて、実燃費およそ12〜14km/L
- 新型シビック・ハッチバックの走りは上々、3種モデルで1番人気
- セダンとハッチバックどっちがいいかは違いを比較
- 新型シビック・タイプR特別設計、お値段お高め450万円
- この走りでこの燃費、タイプRは実燃費約9km/L
- タイプR専用ドライブモードで理想の走りを実現
- 新型シビック・タイプRの試乗は期待通りにさすがのひと言
- 新型シビック第1号、タイプRをアメリカでオークションに出品
- 新型シビックの安全はホンダセンシングとアジャイルハンドリングアシストにお任せ
- 新型シビック再販スタート順風満帆、納期は約半年待ち
- 懐かしの歴代シビックで昭和の名車伝説を振り返る
一度は姿を消したモデルの車を、同じ名前で復活させることは自動車メーカーにとっては相当大きな勝負だったんじゃないでしょうか。
しかしホンダスピリットをぎっしり詰め込み、ホンダ4輪車の花形スターを見事に新型として復活させました。
今回の10代目新型シビック復活劇は、大成功してるといっても良いんじゃないかと思います。自信を持って送り出してきた新型シビックを、ぜひその目で確かめ、乗って凄さを体感してみてください。
心揺さぶる走る喜び、きっと新型シビックが叶えてくれることでしょう。
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