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アクティバンはホンダから1977年より生産されている軽のライトバンで、初代のCMには植木等やタイガーマスクが起用され話題となりました。燃費の良さや積載スペースの広さから主に商用車として長年日本のユーザーに支持されてきた名車です。新車販売が終了した現在でも中古車市場を賑わせています。その魅力に内装という観点から迫っていきましょう。
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アクティバンの内装と積載スペース
引用：HONDA公式HP
早速アクティバンの内装について見ていきましょう。全てを詳細に紹介しているととても長くなる為、着眼点を絞りたいと思います。ここでは主に、
- シート周り
- 荷室空間
- 開口部寸法
- オプションパーツ
以上この4点を見ていきます。
①シート周り
引用：HONDA公式HP
まずはシートです。アクティバンはエンジンを前席の下から外し、前輪も前方に移動し、その結果ドア開口部の拡張や低いフロアを実現し、乗り降りしやすい空間を実現しています。フロントシートも厚みを持たせて座り心地を向上させ、遮音材や吸音材を駆使して車内空間の静音性を確保しています。
車内が静かだと会話もスムーズに出来ますし、イヤホンをつけての電話も快適です。外部とのやりとりが必須のビジネス用途での運転では車内の静かさは重要です。これは試乗してみないとなかなか気づかないので、購入をお考えの方は是非試乗されることをお勧めします。
②荷室空間
引用：HONDA公式HP
次に荷室空間です。アクティバンの最大のセールスポイントと言える積載量の豊富さはここからきています。リアシートを畳めばフルフラットになります。無駄なく荷物を積む際に、床が凸凹だと当然ですが積載スペースをフル活用できません。このことをアクティバンの設計者はしっかり考えてくれています。
荷室サイズ→1,335mm × 1,940mm
となります。この広さはダブルベッドのサイズとほぼ同等で、二人でゆったり車中泊するのに充分可能な広さです。小さい子供さん一人となら家族で川の字でも大丈夫です。
もちろん自転車やバイクなども積載可能で、300mm角の段ボールであれば1段平置きでも24個も置けます。もはや軽自動車とは思えない積載スペースですね。
③開口部寸法
引用：HONDA公式HP
最後に開口部寸法です。いくら積載スペースが大きくても、開口寸法が狭ければ積載量に大きく影響してしまいます。
- バックドアの開口寸法 →1,140mm(高さ) × 1,270mm(幅)
- スライドドアの開口寸法→1,145mm(高さ) × 750mm(幅)
まずはバックドアの開口寸法を見てみましょう。上記の広さをわかりやすく例えると、300mm角の段ボールを一面に12個も並べられる広さで、自転車も立てたままスッポリ収納できる広さです。スライドドアの開口部からでも300mm角の段ボールをなんと6個も並べられます。
④オプションパーツ
引用：HONDA公式HP
アクティバンには、その荷室空間を最適化するためのアクセサリーもラインナップされていました。スライドレールシステムと言って、荷室にレールを敷き、その上にオプションパーツを取り付けるものです。順に紹介していきましょう。
⑴レール＋フックキット→基本のセットとなり、この上に別途パーツを組んでいきます。
⑵パーティションキット→仕切りを設けることによって荷物を固定します。
⑶トレイキット →カゴを設けることで、小さい荷物も収納出来るようになります。
アクティバン内装カスタム例
アクティバンのデフォルトの内装の概要をまとめてみましたが、ここからさらに自分の好みにアクティバンをカスタマイズした強者ユーザーもいます。そんなアクティブユーザーが一体どんなカスタムを施したのか、早速口コミの実例をのぞいてみましょう。
oecmotosさんの天井カスタム事例です。普段はフェルトが貼られていて味気ない天井も、工場にあった木材を再利用してDIYされてて、なんとも高級感のある天井に仕上がっています。木材の加工技術が必要ですが、完成後の達成感もひとしおでしょう。荷台に転がって天井を見上げるのが楽しみになりますね。
shu103deathさんは床をフローリングシートを敷いてカスタムしています。こうすることで床面がフラットになり、別にシートを敷かなくても寝転がることができるようになりますし、荷物を積む際にもフローリングシートの上を滑らせるように移動させることができます。結果荷室の使い方のバリエーションが格段に増え、アクティバンの荷室が部屋の様に使える様になります。
最後にじょーたんさんのカスタム例を見てみましょう。右側の写真を見てみると、床部分に着色したすのこを敷いています。これはshu103deathさんのカスタムと一緒で床をフラットにすることが出来て、荷物を積みやすくもなるし、気軽に寝転がることができるようになります。さらにすのこを敷くことで床との間に空間ができ、床面の通気性も確保できます。
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まとめ
- アクティバンの荷室スペース、開口部の驚愕の広さがあります
- 積載量だけでなく、乗り心地や運転のしやすさも充分考えられた設計です
- 自分だけの車に仕上げられるカスタムのしやすい車体が魅力です
- アクティバンを有効活用する為のオプションパーツがあります
以上アクティバンの内装にスポットを当てて見てきました。アクティバンがユーザーにもたらす第一の恩恵はやはり豊富な積載量であるということを再確認できました。新車販売が終了した現在でも、中古市場で人気が出ているのも頷けます。安く積載量豊富な車を手に入れたいとお考えのあなた!是非アクティバンも候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。あなたの追い求めていた豊かなカーライフが待っていることでしょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。アクティバンについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
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