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｢レガシィを極める｣をコンセプトに開発されたレガシィB4は、1998年12月の誕生以来、プレミアムセダンの代表車として広く親しまれています。スバルが誇る安定した走行性に加え、流麗なボディ･最高クラスの安全性能と、その魅力は尽きることがありません。
今回はそんなレガシィB4の名前に込められた意味、そしてこれまでの歴史をご紹介します。
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【レガシィB4】名前の意味と由来は?
｢レガシィB4｣とは、｢legacy(遺産･後世に受け継がれていくもの)｣+｢B4(BOXERエンジン+4WD)｣から成る造語です。
初代レガシィが販売されたのは1989年。当時倒産の危機さえ報道されていた富士重工業(現SUBARU)が、厳しい局面を打開すべく開発した渾身の一台です。期待以上に売り上げを伸ばしたレガシィによって、富士重工業は倒産の危機を脱却。レガシィは、その名の通り後世に受け継がれていくモデルとなりました。
BOXERエンジンとは、水平対向エンジンのことです。ボクサーが互いにパンチを繰り出しているかのように、左右のピストンが水平方向に往復することから名付けられました。スバルは水平対向エンジンを｢理想のパワーユニット｣と掲げ、長年に渡ってその技術を向上させてきました。
4WDは言わずと知れた四輪駆動。前輪後輪ともに駆動輪であることから、悪路での走破性に優れ走行安定性も抜群です。スバルでは水平対向エンジンを採用していることで、独自のシンメトリーな4WDレイアウトが可能となっています。
レガシィB4には、これだけのスバルの思いが込められていたんですね。
- 後世に受け継がれていく車
- スバルが誇る水平対向エンジン(BOXER)
- スバル独自のシンメトリー4WDレイアウト
【レガシィB4】どんな車?
レガシィB4の現行モデルは｢B-SPORT｣と｢Limited｣となります。
スバルのフラッグシップモデルの名にふさわしい、高級感あふれる質感とバランスのとれた美しいフォルムが目を引きます。525Lという大容量トランクルーム、18Lの大型サブトランクを備え、実用性も抜群。
さらに充実の安全性能は、国が推奨する安全運転機能を搭載した｢セーフティ･サポートカーS｣の中でも最も対象機能の多い｢サポカーSワイド｣に該当。国が認定する衝突被害軽減ブレーキの性能認定車でもあります。
もちろんBOXERエンジンと4WDで、あらゆる路面状況に対応できる高い走行性を確保しています。搭載された｢2.5L BOXERエンジン｣は、軽量化により燃費･静粛性も向上し、乗り心地の良さでもプレミアムセダンとしての格を感じさせてくれます。
グレードごとの詳しい特徴はこちら!
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【レガシィB4】これまでの歴史は?
レガシィB4は、1998年登場し現在は4代目となります。これまでの歴史を振り返ってみましょう。
初代 1998年~2003年
1989年から続くレガシィの3代目に当たる初代B4は、1998年に登場。5ナンバーサイズ(長さ4.7ｍ以下、幅1.7ｍ以下、高さ2ｍ以下、総排気量2000cc以下のエンジン)のボディに、走行性と居住性双方のクオリティを高めたスポーツセダンの代表格です。
2代目 2003年~2009年
2代目B4はレガシィとして初の3ナンバーサイズボディとなるも、アルミニウムパーツの導入などによって軽量化を実現しています。よりプレミアム感を増した内外装と、ハイパワーと低燃費を両立する走行性は高く評価され、2003年には日本カー･オブ･ザ･イヤー(日本カー･オブ･ザ･イヤー実行委員会主催)を受賞しています。
3代目 2009年~2014年
｢グランドツーリング イノベーション｣をコンセプトに開発された3代目は、ボディサイズを拡張しゆとりのある室内空間を実現。にもかかわらず、最小回転半径が5.5ｍという取り回しの良さもあり、多くの支持を得ました。
2009年にはその安全性能の高さから、欧州の安全性能総合評価｢ユーロNCAP｣で最高評価を獲得、米国道路安全保険協会による安全性評価でも、最高評価の｢2009トップセーフティピック｣を獲得しています。
4代目 2014年~
2014年に販売開始された4代目は、ボディサイズの拡張･シート間距離の確保等により居住性をさらに高めたプレミアムセダンです。2.5ℓ水平対向4気筒DOHCエンジンは、従来のエンジン部品の8割を新設計し、燃費性能･静粛性ともに進化を遂げています。AT誤後進抑制･ブレーキランプ認識制御など最先端の安全技術も豊富に備えた、まさにスバルのフラッグシップセダンという品格に溢れた一台です。
5台目 ?
2019年秋には、北米でフルモデルチェンジされたレガシィB4の生産が開始されました。しかし、国内では5台目レガシィB4の販売予定は未定となっています。2019年11月には現行の一部改良モデルが発売されることもあり、5台目が日本市場に登場するのは2020年ではないかと言われています。
長い歴史を持ち、スバルの顔として長く親しまれてきたレガシィB4。ファンの熱い声援に応えて、日本でも早くその全貌を見せてほしいですね。
気になるフルモデルチェンジについてはこちら!
レガシィB4フルモデルチェンジ!スペックと発売日を検証してみた
【レガシィB4】口コミ
スバリスト、と呼ばれる熱心なファンを持つことで知られるスバル。そんなファンの方たちは、レガシィB4にどんな思いを抱いているのでしょうか?
- もはや今の自分にはレガシィはブランドを超えた存在になっているのかもしれません。
- 昔からクルマ作りに生真面目なスバルが今の時代をけん引すべく、常に挑戦しているスバルらしさを全面に出したクルマであることを改めて実感できると思う。
- 自分の年齢と共にレガシィが進化していっているような感じがする。
- レガシィという車名が持つ、ステータスとまでは言えずともその名を聞いた人に与えるブランド力(予想以上にあった)
- SUBARUのフラッグシップだけあって乗り心地は良い。
熱く愛されているスバル、その代表として期待に応えてきたレガシィB4の実力がうかがえますね。
走行性や安全性についても、愛ある口コミ多数ですのでぜひこちらもご覧ください。
レガシィB4の口コミ徹底調査!走行性能が抜群に良いって本当?
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まとめ
- ｢レガシィB4｣とは、｢legacy(遺産･後世に受け継がれていくもの)｣+｢B4(BOXERエンジン+4WD)｣が由来
- レガシィB4の現行モデルは｢B-SPORT｣と｢Limited｣
- レガシィB4は、1998年登場し現在は4代目となるスバルのフラッグシップセダン
- 2020年には国内でも5代目の登場が期待されている
レガシィB4は、車名に込められたスバルの技術･誇りが体感できる素晴らしい一台です。今後もスバルの顔として、その名の通りさらに後世にまで引き継がれていってほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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