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日本ではあまり見かけないNV200は日産から発売されている商用車です。乗用車タイプもありますが、ビジネスシーンで活躍する商用バンとしてのイメージが強い車です。日本をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、アフリカなどで販売されていて、世界で人気の高い車でもあります。
今回は、NV200のマイナーチェンジについて紹介していきます。また、過去、現在から今後どうなっていくのか未来の予想もさせていただきましたので、少しでも興味のある方は最後までお付き合いください。
それではご覧ください。
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【NV200】最新マイナーチェンジ
引用:NV200公式HP
NV200は日本のみならず世界各国で商用車として販売されてきた経緯がある車です。もちろん乗用車もあり5人、7人乗りのワゴンタイプが販売されています。NV200バネットバン、NV200タクシー、e-NV200など様々なタイプが存在します。
その中でもNV200バネットバンについて紹介していきます。
と、その前にマイナーチェンジとは何でしょうか?と疑問に思う方にちょっと説明します。
- マイナーチェンジ
車名は一緒で少しだけ改良を加えること
- フルモデルチェンジ
車名は一緒でデザイン、性能、スペックなど大きく変更すること
NV200は2009年発売から幾度か一部だけ改良を繰り返してきました。まだフルモデルチェンジはされていませんが、今年で10年経過するのでそろそろなのかもしれません。今回は、NV200の最新マイナーチェンジ情報や詳しく知らない方にどんな車なのかを紹介していきます。
寒冷地仕様
最新のマイナーチェンジは寒冷地においての快適性です。2018年12月10日から発売されています。
クイックヒーターパック
- 運転席シートヒーター
- エンジンの暖機を待つことなく車内の空気を素早く温める
上記が一部仕様変更された項目になります。分かりやすく説明します。
普通の車のエアコンはエンジンの熱を利用して暖房熱を作り出していますが、寒冷地仕様は電熱線補助ヒーター(電気)によってエンジンとは関係なく暖房を使用できるので素早く車内の空気を温めることが可能。
このクイックヒーターパックはメーカーオプションで¥54,000~(税込)となっております。
4WD車が追加設定
クイックヒーターパックが新たに搭載される前のマイナーチェンジが、2018年1月30日から発売された4WD車の追加です。
4WDの特徴として、四輪すべてが駆動するので、タイヤの空回りを抑制し、雪道や凍結路面、急な坂道でもスムーズに発進できるメリットがあります。NV200はFF駆動(前輪が動く)ですが、後輪も動かすことで4WDとしています。下の図をご覧ください。
引用:NV200公式HP
後ろのタイヤの部分にオートトルクコントロールが搭載されています。なぜかというと、NV200は常にフルパワーの4WDの状態ではありません。前輪駆動をしていて、雪道や凍結路面、急な坂道などの状況に応じて自動的に4WDのパワー配分が変わります。専門用語を交えると状況に合わせて後輪へのトルク配分を行っています。
トルクとは回転力のことです。エンジンは回転して動力を生み出しています。その回転は走るためのパワーですね。オートトルクコントロールでは、状況に合わせてパワーを自動で調整してくれているというわけです。
引用:NV200公式HP
雪道などでの発進時に前輪のスリップ量に応じて、後輪へ必要なトルクを伝達してスムーズな発進を可能にしています。
引用:NV200公式HP
雪道や路面状況、急な坂道で前輪がスリップすると、後輪へ必要なトルクを伝達してスムーズな安定走行を可能にします。
【NV200】マイナーチェンジからわかること
引用:NV200公式HP
NV200バネットバンのマイナーチェンジについて紹介してきましたが、短期間に2度も行った内容には共通点があることに気づきます。それは何でしょうか?
NV200バネットバンの狙い
4WD車から寒冷地仕様車への短期間のマイナーチェンジ。4WDは悪路に強い車です。そして、寒冷地は雪道が多いことが安易にイメージできます。日産のNV200の狙いは国内外の寒冷地のビジネスシーンでシェアを拡大することが考えられます。
NV200はこんな車
2010年に欧州(ヨーロッパ)でインターナショナル・バン・オブ・ザ・イヤー2010を受賞しています。評価されたのは、コンパクトなエクステリアでありながら、これまでにない広く機能的な室内空間を実現したという点です。
- コンパクトなエクステリア(外観)
- 広く機能的な室内空間
この2点が受賞した主な理由で、ここからどんな車なのかが見えてきます。
コンパクトなエクステリア
NV200は小型商用車、ミニバンですのでコンパクトな車です。どのくらいコンパクトなのでしょうか。
NV200サイズ:長さ4400㎜、幅1695㎜、高さ1855㎜
カローラサイズ:長さ4400㎜、幅1695㎜、高さ1535㎜
カローラはコンパクトカーとして有名ですので比較してみました。高さがNV200の方が32㎝高くなっていますが、長さと幅は一緒ですね。
広く機能的な室内空間
商用車として、荷物を運搬する際の室内の広さやドライバーが使いやすい収納や機能はとても大事ですよね。その中でも幅と低さにこだわってつくられています。
まずは、荷室の広さから見ていきましょう。
幅:リヤホイールハウス間寸法の広さ
引用:NV200公式HP
リヤホイールハウス間寸法(後ろのタイヤとタイヤの間)が1220㎜あります。後ろのタイヤの出っ張りがあるのでどうしても荷室が狭くなりますが、張り出しを抑制する構造をしているので1220㎜まで広さを保てています。上の図には載っていませんが、バックドアの開口幅が1255㎜あるのでほぼフラットな感じで荷物を入れやすくなっています。最大荷室幅が1500㎜あるので荷物も十分入りますね。
低さ:荷室の床面地上高が低い
引用:NV200公式HP
床面地上高が520㎜で低く設計されています。
荷物を運搬するのに特化した車と言えばトヨタのハイエースですよね。比較してみましょう。
ハイエースの床面地上高は620㎜あります。
NV200はタイヤの出っ張りが気にならない室内の幅があり、車の床面に足がかけやすい低さの2つにこだわっているということですね。極めつけの画像をご覧ください。
引用:NV200公式HP
室内の高さが1320㎜あります。これは、ハイエースと同じ高さです。高さがあると積載性がグンと上がりますね。さらに、助手席まで使えば最大長さ3000㎜まで積載が可能です。
その他には、セカンドシートを必要なとき、瞬時に格納して荷室スペースを拡大したり、積載物を固定するロープフックが4つ備わっているので安心して運搬できるといった機能も嬉しいところです。
次に機能的な室内空間(運転席側)を見ていきましょう。
NV200バネットバンは商用車で荷物の運搬などで活躍する車です。その一方でドライバーにとってもビジネスツールを整理したりする収納があり、使い勝手を高めたつくりになっています。
引用:NV200公式HP
引用:NV200公式HP
1〜12番まで、これだけの収納場所があります。乗用車と被るものがありますので、NV200ならではのものを簡単に紹介します。
1番:インストアッパートレイ
引用:NV200公式HP
11番:助手席シートバックテーブル
引用:NV200公式HP
その他、特筆すべきものはありませんが、必要最小限の機能は備わっています。
- カーナビゲーション
- バックビューモニター
- ドライブレコーダー
- ETCユニット
これらの機能があれば、ビジネスシーンでも活躍してくれますよね。
ということで、NV200バネットバンはコンパクトでありながら積載性が高い車なのがわかりました。
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【NV200】過去・現在から未来を予想!
引用:NV200公式HP
さて、寒冷地でシェアを広げて行こうとする理由は何なのでしょうか?NV200は現在のマイナーチェンジで4WD車をつくり、次に寒冷地用のクイックシートパックを搭載させてきました。これは、現在の寒冷地に対する取り組みであって理由にはなりませんよね。
NV200の過去・現在
過去にさかのぼってNV200を見ていきましょう。
- 2009年5月:日本で発売を開始。
- 2009年11月:インターナショナル・バン・オブ・ザ・イヤー2010を受賞。
- 2010年6月:中国で発売を開始。
- 2012年2月:マレーシアで発売を開始。
- 2012年6月:インドネシアで発売を開始。(乗用車7人乗りバージョンで車名はエヴァリア)
- 2012年9月:インドで発売を開始。(乗用車7人乗りバージョンで車名はエヴァリア)
- 2013年10月:ニューヨークでNV200タクシーが採用。
- 2014年10月:e-NV200(電気自動車)を日本で発売。
- 2015年6月:日本でNV200タクシーを発売開始。
ざっと年表を見ると、マレーシア、インドネシア、インドの国名がありますが、その他にはアフリカでも発売されているようです。共通しているのは温暖な気候の国々で販売されてきたということです。
しかし、日産自動車の定義は少し違います。
日産において日・米・欧で販売される車両はただのグローバルカーであり、さらに中国などのアジア諸国やロシア、その他の新興国など幅広い地域で販売されていることが世界戦略車の条件。
世界戦略車は他にもトヨタ、ホンダ、三菱、マツダ、スズキなど各自動車メーカーで開発販売をしています。しかし、そのほとんどがアメリカやヨーロッパに向けたものです。今回のNV200のように寒冷地仕様のマイナーチェンジを施して、北欧やロシアなどを視野に入れたメーカーは珍しいと言えます。まさに差別化ですね。
NV200は日本ではあまり見かけないし、耳にしたこともない方が大半だと思いますが、実は、世界では商用車として人気のある車の一つなんですね。そのNV200が寒冷地のシェアを取りに行く戦術(マイナーチェンジ)を行ったので今後の結果が楽しみです。
ちなみに年表のオレンジ文字は、NV200からタクシーと電気自動車を開発し販売してきたことを示しています。
タクシーに関しては、積載性や乗り降りのしやすさ(床面地上高の低さ)を物ではなく人にシフトして展開していますね。ニューヨークで採用になり、国内へ進出してきていますが、黄色いワゴンタイプのタクシーを目にした人もいるかと思います。
そして、e-NV200(電気自動車)に関しては、物、人はもちろんですが、電気そのものを供給する車として貢献している意味合いがあります。まず、震災の教訓を活かし、ガソリンがない状況でも移動手段として地域に貢献できたり、夜間の工事現場で騒音になる発電機を使わずに動く電源としての役割を果たすことで貢献に一躍買っています。
引用:e-NV200公式HP
NV200の未来はどうなるのか予想!
ここでもう一度、年表を見てみましょう。
年表①
- 2009年5月:日本で発売を開始。
- 2009年11月:インターナショナル・バン・オブ・ザ・イヤー2010を受賞。
- 2010年6月:中国で発売を開始。
- 2012年2月:マレーシアで発売を開始。
年表②
- 2012年6月:インドネシアで発売を開始。(乗用車7人乗りバージョンで車名はエヴァリア)
- 2012年9月:インドで発売を開始。(乗用車7人乗りバージョンで車名はエヴァリア)
2012年でNV200バネットバンの世界進出が止まっています。
年表③
- 2013年10月:ニューヨークでNV200タクシーが採用。
- 2014年10月:e-NV200(電気自動車)を日本で発売。
- 2015年6月:日本でNV200タクシーを発売開始。
2013年から本格的にタクシーや電気自動車の分野へシフトしてきているので、世界戦略車にあった基本的に同じ仕様で販売される車種として、沈黙を続けてきたのでしょうか?
ここで一旦整理すると、
- 年表①:商用車としてNV200バネットバンが2009年に受賞し、世界各国で発売を開始する。
- 年表②:乗用車として7人乗りのエヴァリアをインド、インドネシアで発売する。
ここから主だった世界進出はなし。細かいマイナーチェンジを行う。(内装やカラー、安全性能の変更等)
- 年表③:商用車として、タクシー、電気自動車を日本で発売する。
2020年の東京オリンピックや社会貢献、環境問題(時代の流れ)に沿った取り組みを強化。
ここから読み取れるのは、時代の流れに沿った開発に力を入れているということではないでしょうか。今、世界ではLCV(小型商用車)の需要が高まってきています。それが、時代の流れだとすると、コンパクトで積載性の高いNV200の世界戦略車としての活動に目を向けられるのは必然的なことです。
時代の流れに沿った開発や販売をして行くのはどの自動車メーカーも同じです。しかし、戦略の違いなどはあると思います。NV200は寒冷地仕様というマイナーチェンジを行ってきました。今後は、差別化も図っていきながら時代に合った進化をしていくのでしょう。
フルモデルチェンジの可能性
時期に関しては2020年が濃厚!?
フルモデルチェンジ!?
- 約10年でモデルチェンジする車が多い。
- 2018年に2回マイナーチェンジ(寒冷地仕様)を行っている。(完全に方向性が定まっている)
- 寒冷地という新たな地域への進出に勢いをつける。
- 東京オリンピックという節目で良い時期。
理由は上記の通りです。
NV200にはハイブリッドシステムが存在しません。時代の流れからいったら搭載してもおかしくありませんが、NV200にはe-NV200という電気自動車があり、ハイブリッドには荷室が狭くなるデメリットもありますので、ハイブリッドカーは採用されないと思います。価格が高くなってしまうのもデメリットですね。
商用車でありながら、商用車じゃない新しいビジネスバンとして、デザインが一新されて、一見、乗用車のような車に生まれ変わると予想します。もちろん、性能や機能は商用車の良さは残しつつですが。
NV200は、寒冷地において4WDやヒーターを搭載し、走行時の快適性を向上させました。しかし、予防安全や衝突安全に関しては大々的にアピールはしていません。そこを改良しながら、10年間も変わっていないデザイン、積載性、乗降性をさらに進化させてくいくのではないでしょうか。
まとめ
- 最新マイナーチェンジは4WD車の追加、寒冷地においての快適性。
- NV200の狙いは寒冷地でのシェア拡大。
- リヤホイールハウス間寸法の広さと床面地上高の低さがこだわり。
- 2012年からNV200バネットバンの世界進出が止まっている。
- タクシーや電気自動車の分野にも進出している。
- NV200は、日、米、欧以外にも目を向けて開発、販売をしていく世界戦略車。
- 現NV200の発売から10年が経過し、新たな寒冷地への進出しているのでフルモデルチェンジの可能性もある。
いかがでしたでしょうか?NV200バネットバンは約10年という歳月、マイナーチェンジを繰り返しながら商用車として世界で戦ってきた車です。今後もさらにシェアを広げて働く車としての地位を確立していくのではないでしょうか。新たに寒冷地に向け動き出したNV200の躍進がとても楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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