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1961年よりSUBARUより発売されている軽乗用車のサンバーバン。永年多くのファンを獲得してきた名車です。今回はサンバーバンの燃費について調べていきましょう。
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サンバーバン燃費を大公開
引用：スバル公式HP
早速サンバーバンの燃費を下の表にしてみましたのでご覧下さい。
| カタログ燃費(JC08モード) | 実燃費(口コミ平均) |
| 17km/L | 14km/L |
2011年4月以降に型式指定を受ける車より適応された燃費の計測方法のことです。以前1991年に制定された10・15モードを、より現代の車の使用状況や道路状況、エアコンの使用状況や急発進かどうかなど、様々なケースに対応できるように改善した方法です。車の型式審査時に燃費測定試験が行われ、その数値がカタログに記載されます。
カタログ燃費17km/L、実燃費14km/Lという結果になりました。カタログ燃費と実燃費にこれだけの差が出る原因は、計測した場所が試験場もしくは実際の道路という違いであり、通常30%程の差異が発生するのが通常です。
燃費の値は判明しましたが、数値だけ解っても一体どれだけの燃料費がかかるのかピンとこないですよね。実際に具体例を挙げて、年間、月間でどれだけの燃料費がかかるのかを計算してみましょう。
- 走行距離→年間1万km/L
- ガソリン代→リッターあたり140円(2019年現在)
1万km/L(年間走行距離) ÷ 14km/L(燃費) × 140円(リッターあたりのガソリン代) = 100,000円(年間燃料代)
100,000円(年間燃料代) ÷ 12ヶ月 = 8,333円(月間燃料代)
年間100,000円、月間でなんと8,333円でした。ちなみに月間の走行距離は833km。一日に換算すると26kmの距離を走っても9,000円を下回ります。この低価格であれば燃料代を不安視することなく運転することが可能ですね。
商用車のイメージが強いのも納得よね。燃料代で経費を圧迫しないのも社用車として大事な要素よ。
ちなみにスバルではSUBARU・サンバーはバンの他にもトラックを出しているそうですよ↓
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サンバーバンのユーザーの意見を見てみよう
ここまでサンバーバンの燃費を見てきました。優れた燃費性能を発揮していますが、果たしてその他の性能はユーザーにどの様に映っているのでしょうか。下の表にまとめてみました。
| 燃費 | 乗り心地その他 |
| 高速7km/L 市街地10km/L | 驚異的な積載性。別名｢ブラックホール｣後部座席がフルフラットになる。 |
| 平均15〜16km/L エアコン使用時13km/L | ホイールベースが短く、風邪の影響を受けるが取り回しが楽。 |
| 10km/L〜16km/L | 視界がよく、メーターの視認性も良い。インパネ周りのデザインも良い。 |
| 街乗り13〜15km/L 高速18〜20km/L | 全席の真下に前輪がある為、悪路走行時の突き上げが激しい。 |
| 平均15km/L | シートの巻き取りが弱く、ドアに挟まる 低速のトルクがない。 |
| 平均15km/L | 60km/hまでの加速でもベタ踏みしないと速度が出ない。 |
| 街乗り11km/L程度 | 後部座席にもエアコンの吹き出し口がある。 |
| 夏場エアコン使用で10km/L | スーパーチャージャーはパワフルで流れを乱さず走れる。 |
| 平均14〜15km/L | 15万km走行で、マフラーが錆びてハンドルもボロボロに劣化。 |
| 平均12km/L | ヘッドライトの消し忘れでブザーが鳴る為、バッテリー上がりの心配なし。 |
| 平均14km/L | 雨樋が短すぎるが、走行性と乗り心地共に満足している。 |
| 平均18km/L | 配達メインでの使用だが、高い燃費性能を発揮している。 |
| 高速道路走行で14km/L | 足元が広く、ペダルの踏み間違いも起こりにくい。 |
| 最高15km/L | とにかく車内が広く、他のメーカーと比べても一番広い。 |
| 11〜12km/L | フルタイム4WDなのに低燃費で乗り心地も良い。 |
| 夏以外14km/L | 車内を好き放題にカスタムできる。 |
以上16名のユーザーレビューをまとめてみましたので見ていきましょう。まずは燃費からです。
まず最も低燃費を発揮しているのが、なんと高速で20km/L。驚異的な低燃費です。しかし最も燃費が悪いのも高速で7km/Lなんです。高速での走行でなぜここまで差が出るのかなのですが、恐らくアクセルの踏み方による違いが大きいのでしょう。
次に目を引くのが積載性の良さで、別名“ブラックホール”と名づけられる程。やはり荷物を運ぶための車というイメージ通りの性能です。視認性の良さも特徴で、車内のインパネの質感も高評価です。安全性も考慮されており、アクセルペダル付近のスペースも広く取られており、アクセルとブレーキの踏み間違いを避ける効果もあります。
ライトの消し忘れをブザーで知らせてくれる機能もユーザーにとっては嬉しい機能です。カスタムできる幅も広く設計してあり、自分だけのサンバーバンを作れるところも魅力です。
概ね高評価だね。でも気になるのが、マフラーとハンドルが経年劣化でボロボロになってるところ。耐久性が低いってことかな。
商用車っていうカテゴリーでの人気ぶりを考えたら、ニーズに沿って車体価格を抑えてるっていうのが本音じゃないかな。車体価格も経費としてなるべく抑えたいでしょうし。
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サンバーバンのライバルの燃費はどう
ここまでサンバーバンの実燃費やレビューを見てきましたが、ライバルと比べるとどうでしょうか。
比較をしてました。
- ホンダ アクティバン
- ホンダ N-VAN
- スズキ エブリィバン
こちらの3車種について調べていきます。
https://twitter.com/n_426hemi/status/1175984338283851776
関連記事はこちら!!アクティバンの驚異的な燃費性能の実態とは??
https://twitter.com/NSR250R116/status/1127460904788848642
関連記事はこちら!!N-VANの口コミ・評価を徹底調査!見えてきた魅力とは?
12万円で買ったエブリィバンで今年初の大阪東京日帰りツアー敢行！朝4時半出発、東京滞在時間2時間、帰宅が23時半。走行距離は1040㎞ぐらい。運転は私一人。燃費は13km/L。大人3人乗りでノンターボ3ATだとこんなもんかな？事故も故障も無くて感謝。 pic.twitter.com/0Aln4WTNno
— ひゅーすとん (@ClUQW657VQ5Rrsw) September 14, 2019
一台につき一人ずつレビューを挙げてみました。ここで目を引くのがやはり新型のN-VAN。燃費が驚異の20.18km/Lを叩き出しています。サンバーバンの口コミ燃費は14km/Lなので、N-VANの次に低燃費であると言えます。
サンバーバンは2番手かぁ。新型車種には及ばなかったものの、ベテラン車種としては優秀な数字じゃないかな。
十分健闘してるわね。ここまで永年活躍できてるのもうなづけるわ。
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まとめ
- サンバーバンの口コミ燃費は14km/L
- 燃料代は年間1万km走行時で破格の月8,333円
- 驚異の積載性や広いフットスペースなど、燃費の他にも利点がある
以上サンバーバンを燃費から様々な視点でみてきました。さすが永年活躍してきた名車といった好成績でした。これからサンバーバンの購入を検討されている方の背中を推せたのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様のカーライフに少しでもお役に立てれば幸いです。サンバーバンについてさらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
｢農道のポルシェ｣スバル・サンバーバンの車名の意味・歴史を探る
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